第12節 藤枝×富山 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2019/06/15
- 21:06
【第12節 藤枝1―2富山 ▽得点者:前半39分・森島(藤)、後半8分・高橋(富)、同30分・高橋(富)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
雨が小雨で風も強くなく、ピッチコンディションも含めて我々にとって状況は良かった。その中でボールを支配して圧倒するような試合がしたかったが、前半に不運にもPKを与えてしまった。後半は自分たちの思うような展開も長い時間できた。後半の早いうちに追い付いて、そのあとも落ち着いてでき、なおかつ逆転弾を決めてアウェイの地で勝点3を取れたのは非常に自信にもなる。これから勢いが増していけばなと思う。内容も結果も非常に良かったと思う。
Q:前半は苦労していたように見えた。自分たちに問題があったのか、それとも相手が良かったのか。
自分たちの問題だと思う。ひとつは前節負けていて選手は勝ちたいという気持ちが強かった。僕も含めてなのだが、そうなると少しプレーが堅くなる。勝とうとか、ミスをしなようにとか思うとどうしても視野が狭くなる。パスを出すところ、特にラストパスのところで慌てるというか少しタイミングが早い。そこが気になった。
もう少し勝点を積むとか、勝ち続けているとそのへんが余裕をもてて視野が広がったり、ひとつ待てたりする。スポーツの世界はだいたいのミスが慌てることから起こる。テニスにしろ野球にしろ、振り急ぐとかそういうことらしい。サッカーの世界でも同じことがあるように思う。ちょっと堅い。後半に1点入ってからは少し顔も上がってきて余裕もあった。
(1点目につながるシーンで)代健司が持ち運んでいた時なんて、ベンチのほうが慌てて「打て!」みたいになっていたけれど、冷静に考えるとあそこから打っても入らない。それを健司が冷静にキックフェイントで交わしてもう1つ入って行った。それは練習の時から「確実に点を取るならペナルティーエリアに入っていくように」と言っていることで、我々スタッフのほうが焦りがあった(苦笑)。
もう少し勝って勝点を積んでいけば、うちの選手はもう少しできると思う。普段のトレーニングでキャンプから積み上げてきたことを本番で、出せるシーンはあるけれど、もっと長い時間できるようにしたい。
視野が狭かったと話したが、それは相手がどこでプレッシャーをかけてきて、どのスペースが空いていて、そこに誰が走るのかといったことが見えていなかった。ハーフタイムに整理したら、頭の中で分かっているけど平面上では見えていなかったんだなとは感じた。
Q:1点をリードしてから、ルーカス、稲葉を投入して[5-4-1]のかたちで守りを固めてゲームを締めくくった。どういう考えでそうしたのか。
相手のワイドに対しては、4枚でプレーするとずれが生じる。相手は1点を追う状況で、ワイドが高く張ってくるだろうと考えると、森島選手が交代してクロスからのヘディングというパワーが下がったとしても、ラスト10分とかラストワンプレーの状況で、4枚でスライドしながら対応して最後に足が止まったり、CKになっちゃったりするのは嫌だった。
サイドに入らないようになって後ろから中央にボールを入れてくるようになれば、それは幸いで、ルーカス、今瀬、谷奥ではね返す自信はあった。セカンドボールは増えるが、稲葉はうちのチームの中でというよりも、J3の中でも、もしかするとJ2を含めた中でもセカンドボールを奪取することには長けているので。もってこいのシチュエーションで稲葉を起用できた。最後に大谷を入れたが、そこでもうワンチャンスつくれていたらよかったが、それはできなかった。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
雨が小雨で風も強くなく、ピッチコンディションも含めて我々にとって状況は良かった。その中でボールを支配して圧倒するような試合がしたかったが、前半に不運にもPKを与えてしまった。後半は自分たちの思うような展開も長い時間できた。後半の早いうちに追い付いて、そのあとも落ち着いてでき、なおかつ逆転弾を決めてアウェイの地で勝点3を取れたのは非常に自信にもなる。これから勢いが増していけばなと思う。内容も結果も非常に良かったと思う。
Q:前半は苦労していたように見えた。自分たちに問題があったのか、それとも相手が良かったのか。
自分たちの問題だと思う。ひとつは前節負けていて選手は勝ちたいという気持ちが強かった。僕も含めてなのだが、そうなると少しプレーが堅くなる。勝とうとか、ミスをしなようにとか思うとどうしても視野が狭くなる。パスを出すところ、特にラストパスのところで慌てるというか少しタイミングが早い。そこが気になった。
もう少し勝点を積むとか、勝ち続けているとそのへんが余裕をもてて視野が広がったり、ひとつ待てたりする。スポーツの世界はだいたいのミスが慌てることから起こる。テニスにしろ野球にしろ、振り急ぐとかそういうことらしい。サッカーの世界でも同じことがあるように思う。ちょっと堅い。後半に1点入ってからは少し顔も上がってきて余裕もあった。
(1点目につながるシーンで)代健司が持ち運んでいた時なんて、ベンチのほうが慌てて「打て!」みたいになっていたけれど、冷静に考えるとあそこから打っても入らない。それを健司が冷静にキックフェイントで交わしてもう1つ入って行った。それは練習の時から「確実に点を取るならペナルティーエリアに入っていくように」と言っていることで、我々スタッフのほうが焦りがあった(苦笑)。
もう少し勝って勝点を積んでいけば、うちの選手はもう少しできると思う。普段のトレーニングでキャンプから積み上げてきたことを本番で、出せるシーンはあるけれど、もっと長い時間できるようにしたい。
視野が狭かったと話したが、それは相手がどこでプレッシャーをかけてきて、どのスペースが空いていて、そこに誰が走るのかといったことが見えていなかった。ハーフタイムに整理したら、頭の中で分かっているけど平面上では見えていなかったんだなとは感じた。
Q:1点をリードしてから、ルーカス、稲葉を投入して[5-4-1]のかたちで守りを固めてゲームを締めくくった。どういう考えでそうしたのか。
相手のワイドに対しては、4枚でプレーするとずれが生じる。相手は1点を追う状況で、ワイドが高く張ってくるだろうと考えると、森島選手が交代してクロスからのヘディングというパワーが下がったとしても、ラスト10分とかラストワンプレーの状況で、4枚でスライドしながら対応して最後に足が止まったり、CKになっちゃったりするのは嫌だった。
サイドに入らないようになって後ろから中央にボールを入れてくるようになれば、それは幸いで、ルーカス、今瀬、谷奥ではね返す自信はあった。セカンドボールは増えるが、稲葉はうちのチームの中でというよりも、J3の中でも、もしかするとJ2を含めた中でもセカンドボールを奪取することには長けているので。もってこいのシチュエーションで稲葉を起用できた。最後に大谷を入れたが、そこでもうワンチャンスつくれていたらよかったが、それはできなかった。
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