【第12節vs藤枝プレビュー】リーグ屈指の堅守を崩したい
- 2019/06/14
- 22:43
3位の藤枝にアウェイで挑む。1巡目の対戦の残り試合は6で、今回の藤枝をはじめ4位・讃岐、首位・熊本といった上位勢との対決が続く。食い下がっていくためにも負けられない。
カターレと藤枝は被シュートがともに74本でリーグ最少。対戦相手にシュートチャンスを最も与えていないチーム同士といえる。失点はカターレが11でリーグ3位タイ、藤枝が13でリーグ7位の少なさ。
ただし、その結果につながっているアプローチの仕方は対照的だ。カターレはマイボールの時間を長くして攻め込むことで敵をゴールから遠ざけている。一方の藤枝はボール支配率が43.7%でリーグ最低(カターレは54.5%でリーグ2位)だが、[5-3-2]の守備陣形からしっかりしたプレスで早めに敵の攻撃をつぶしている(データは『フットボールラボ』より)。藤枝はここまでの11試合のうち6試合が無失点(カターレは2試合)。7試合で先制点を奪っており、堅い守りでゲームを優位に進めているようだ。
カターレが藤枝の守りを破れるかが焦点になるだろう。
藤枝は数々のクラブを指揮してきた61歳の石崎信弘監督が昨年7月から率いる。今季は元カターレのDF秋本倫孝やFW森島康仁、MF谷澤達也ら経験豊富な選手が加入。開幕3連勝を飾り、第7節には首位にも立つなど充実したシーズンを送っている。
前節は八戸を3-0で下して4試合ぶりに勝利を収めた。前半13分にMF鈴木準弥がFKを直接決めて先制すると、後半23分に森島がPKから自身今季6点目を決め、同26分にはMF大竹隆人がFKをまたも直接蹴り込んでダメを押した。
フォーメーションはMF松岡亮輔がアンカーに入る[3-1-4-1-1]。前節はスタメンのうち7人が新加入だった。秋本、松岡、谷澤、森島といったベテランがセンターラインを担って安定感をもたらしている。
ワントップ森島とトップ下の谷澤が2人の関係でチャンスをつくれるほか、谷澤が自由に動き回ってチャンスメークする。両ウイングバックからのクロスにはインサイドハーフの大竹、MF水野泰輔らも飛び込んできてゴールを狙う。
女子W杯に出場している岩渕真奈の兄、MF岩渕良太が今季はジョーカー的存在となっており、9試合に途中出場して3点を挙げている。
安達亮監督は「藤枝は鍛えられている。5-3の守備ブロックは堅く、ボールホルダーに必ず誰かが寄せてくる。崩すのは簡単ではなく、速い攻めも必要になってくるだろう」と話す。守りでは森島への対応がポイントのひとつで、DF谷奥健四郎は「森島選手はフィジカルが強く、得点感覚もある。なるべくゴールから遠ざけながら、しっかり体を寄せて思い通りのプレーをさせないようにしたい」と話した。
カターレと藤枝は被シュートがともに74本でリーグ最少。対戦相手にシュートチャンスを最も与えていないチーム同士といえる。失点はカターレが11でリーグ3位タイ、藤枝が13でリーグ7位の少なさ。
ただし、その結果につながっているアプローチの仕方は対照的だ。カターレはマイボールの時間を長くして攻め込むことで敵をゴールから遠ざけている。一方の藤枝はボール支配率が43.7%でリーグ最低(カターレは54.5%でリーグ2位)だが、[5-3-2]の守備陣形からしっかりしたプレスで早めに敵の攻撃をつぶしている(データは『フットボールラボ』より)。藤枝はここまでの11試合のうち6試合が無失点(カターレは2試合)。7試合で先制点を奪っており、堅い守りでゲームを優位に進めているようだ。
カターレが藤枝の守りを破れるかが焦点になるだろう。
藤枝は数々のクラブを指揮してきた61歳の石崎信弘監督が昨年7月から率いる。今季は元カターレのDF秋本倫孝やFW森島康仁、MF谷澤達也ら経験豊富な選手が加入。開幕3連勝を飾り、第7節には首位にも立つなど充実したシーズンを送っている。
前節は八戸を3-0で下して4試合ぶりに勝利を収めた。前半13分にMF鈴木準弥がFKを直接決めて先制すると、後半23分に森島がPKから自身今季6点目を決め、同26分にはMF大竹隆人がFKをまたも直接蹴り込んでダメを押した。
フォーメーションはMF松岡亮輔がアンカーに入る[3-1-4-1-1]。前節はスタメンのうち7人が新加入だった。秋本、松岡、谷澤、森島といったベテランがセンターラインを担って安定感をもたらしている。
ワントップ森島とトップ下の谷澤が2人の関係でチャンスをつくれるほか、谷澤が自由に動き回ってチャンスメークする。両ウイングバックからのクロスにはインサイドハーフの大竹、MF水野泰輔らも飛び込んできてゴールを狙う。
女子W杯に出場している岩渕真奈の兄、MF岩渕良太が今季はジョーカー的存在となっており、9試合に途中出場して3点を挙げている。
安達亮監督は「藤枝は鍛えられている。5-3の守備ブロックは堅く、ボールホルダーに必ず誰かが寄せてくる。崩すのは簡単ではなく、速い攻めも必要になってくるだろう」と話す。守りでは森島への対応がポイントのひとつで、DF谷奥健四郎は「森島選手はフィジカルが強く、得点感覚もある。なるべくゴールから遠ざけながら、しっかり体を寄せて思い通りのプレーをさせないようにしたい」と話した。
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