【第34節vs琉球プレビュー】沖縄から届け勝利
- 2017/12/01
- 20:56
カターレが7位、琉球が6位で勝点では並んでおり、勝った方が5位まで最終順位を上げる可能性を残している。
カターレがアウェイの沖縄で最終戦を行うのは2年ぶり。当時は1-1の引き分けだった。琉球とは引き分けが多く、過去6度対戦して5分1敗でまだ勝ちがない。琉球は今年の申請で初めてJ2のクラブライセンスを得ており、来季はさらに手ごわいライバルになるだろう。ここでしっかり叩いて意地を示しておきたい。
沖縄地方気象台の1日17時発表の天気予報によると、試合のある3日の那覇市(会場は沖縄市)は曇り一時雨で最高気温24度、最低気温19度。冬型のぐずついた天気が続いている富山とは気温が15度近く違う。プレーへの影響が心配だが、最近は悪天候の中でのゲームが続いているので、最後は少しでも良い条件で行われてほしい。富山からも多くのサポーターが足を運ぶであろう。
カターレは前節の途中でMF佐々木一輝が負傷で退いており、スタメンには若干の変更があるかもしれない。引退する3人や契約満了となる選手たちが活躍する姿も見たいところ。6試合ぶりの勝利で今季を締めくくるために、浮氣哲郎監督がどんな選択をするのか注目したい。
今週は1対1、2対2の攻防をトレーニングする練習メニューもあった。小刻みにボールをつなぎ、ドリブルも交えて中央突破を図ってくる琉球の攻撃を想定したものであろう。カターレは今季、ハードワークと球際での強さを主要なテーマにして戦ってきた。攻撃力のある琉球が相手であり、最終戦もその取り組みの成果が問われる。
琉球はJ3の過去3年間での最高順位が昨年の8位。更新が見えてはいるが、カターレと同じく負けると9位まで後退する恐れもある。今季はJ2ライセンスを取得したほか、ホームゲームへの来場者数が現在のところ1試合平均2,467人で、昨季の1,561人から大きく伸ばした。クラブとしては来季に対する県民の期待感を高めるうえでも“過去最高順位”の称号がほしいところだろう。
2年目の金鍾成監督のもとで今季は第7―17節に10戦負けなし(5勝5分)があったが、通算12勝11分8敗で引き分けが多かったのも影響して昇格争いに加われなかった。昨年リーグ最多だったシュート数は今季も現在のところトップ。フットボールラボのデータによると、1試合平均のパス本数はリーグ1位で、ボール支配率は2位。ただ、1試合平均得点はリーグ5位タイの1.39(カターレ1.19)で、昨年の1.53(リーグ3位/カターレ1.23)を下回っている。
チーム最多得点者は左サイドハーフの富所悠で13点を挙げている。移籍先の水戸から夏に期限付きで戻ってきたMF田中恵太が15試合で6得点。琉球は前節に試合がなく、直近の第32節で沼津に0-1で敗れ、第31節は栃木と0-0で引き分けているが、いずれの試合でも田中が決定的な場面に絡んでいた。チャンスメーカーのボランチ田辺圭佑にも注意が必要だ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されています。
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/120307/ticket/#preview
カターレがアウェイの沖縄で最終戦を行うのは2年ぶり。当時は1-1の引き分けだった。琉球とは引き分けが多く、過去6度対戦して5分1敗でまだ勝ちがない。琉球は今年の申請で初めてJ2のクラブライセンスを得ており、来季はさらに手ごわいライバルになるだろう。ここでしっかり叩いて意地を示しておきたい。
沖縄地方気象台の1日17時発表の天気予報によると、試合のある3日の那覇市(会場は沖縄市)は曇り一時雨で最高気温24度、最低気温19度。冬型のぐずついた天気が続いている富山とは気温が15度近く違う。プレーへの影響が心配だが、最近は悪天候の中でのゲームが続いているので、最後は少しでも良い条件で行われてほしい。富山からも多くのサポーターが足を運ぶであろう。
カターレは前節の途中でMF佐々木一輝が負傷で退いており、スタメンには若干の変更があるかもしれない。引退する3人や契約満了となる選手たちが活躍する姿も見たいところ。6試合ぶりの勝利で今季を締めくくるために、浮氣哲郎監督がどんな選択をするのか注目したい。
今週は1対1、2対2の攻防をトレーニングする練習メニューもあった。小刻みにボールをつなぎ、ドリブルも交えて中央突破を図ってくる琉球の攻撃を想定したものであろう。カターレは今季、ハードワークと球際での強さを主要なテーマにして戦ってきた。攻撃力のある琉球が相手であり、最終戦もその取り組みの成果が問われる。
琉球はJ3の過去3年間での最高順位が昨年の8位。更新が見えてはいるが、カターレと同じく負けると9位まで後退する恐れもある。今季はJ2ライセンスを取得したほか、ホームゲームへの来場者数が現在のところ1試合平均2,467人で、昨季の1,561人から大きく伸ばした。クラブとしては来季に対する県民の期待感を高めるうえでも“過去最高順位”の称号がほしいところだろう。
2年目の金鍾成監督のもとで今季は第7―17節に10戦負けなし(5勝5分)があったが、通算12勝11分8敗で引き分けが多かったのも影響して昇格争いに加われなかった。昨年リーグ最多だったシュート数は今季も現在のところトップ。フットボールラボのデータによると、1試合平均のパス本数はリーグ1位で、ボール支配率は2位。ただ、1試合平均得点はリーグ5位タイの1.39(カターレ1.19)で、昨年の1.53(リーグ3位/カターレ1.23)を下回っている。
チーム最多得点者は左サイドハーフの富所悠で13点を挙げている。移籍先の水戸から夏に期限付きで戻ってきたMF田中恵太が15試合で6得点。琉球は前節に試合がなく、直近の第32節で沼津に0-1で敗れ、第31節は栃木と0-0で引き分けているが、いずれの試合でも田中が決定的な場面に絡んでいた。チャンスメーカーのボランチ田辺圭佑にも注意が必要だ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されています。
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/120307/ticket/#preview
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