【第4節vsF東京U-23プレビュー】初の連勝へチャレンジ
- 2016/04/08
- 22:32
今季初の連勝を目指し、アウェイでF東京U-23と対戦する。開幕3試合目の前節、苦しんだ末にG大阪U-23を下して「やっとスタートが切れた」(三浦泰年監督)。今度も結果を手にしてチームを軌道に乗せる。
昨季は最初の連勝が第9-11節だった。その後も2連勝が2度あっただけ。今季は昇格争いに加わるために勝点3をコンスタントに積み上げなければならない。ここで連勝を飾って昨季との違いを示し勢いに乗りたい。
しかし、今回も難関になりそうだ。初勝利の立役者であるMF衛藤裕が前節途中に負傷で交代している。開幕3戦の彼の働きをみるに出場できなかった場合の影響は小さくない。チーム力が試される正念場になるかもしれない。三浦監督は「誰かが衛藤の代わりをするというよりも、新しい何かを進化させて臨むべきだと考えている」。ゲーム形式の練習ではフォーメーションや選手の組み合わせを変えながら動きをチェックして備えている。
DF三上陽輔は「チーム全体で協力し、いつも通りに自分たちのサッカーをすることが大事だと思う。(これまでのように)前線の選手の特長を生かす攻めをしたい」。DF國吉貴博は「(けがで中心選手が欠場する試合は)年間を通してみれば必ずある。優勝するには(そういう時にも)チームとして戦って勝たなければいけない」と話した。
F東京U-23は安間貴義監督が率いる。4年半にわたり監督を務めたカターレを離れて昨年からF東京のコーチに就き、今季U-23監督に白羽の矢が立った。敵将としてカターレに立ちはだかる。14年にカターレに在籍したU-23日本代表のMF中島翔哉も出場するかもしれない。因縁のカードだ。
チームは開幕から3連敗。F東京はトップチームがU-23のメンバーも含めて全体で練習しているという。前節に対戦したG大阪U-23がセカンドチームとして独自に練習しているのとは異なり、J3のために割ける時間は長くないようだ。ここらへんもチームの仕上がりに影響しているのだろう。
しかし逆に不気味だ。中島のほか、昨季のJ-22選抜のカターレ戦に出場したMF平岡翼とMF野澤英之、長崎などに在籍したMF幸野志有人ら8人が3試合すべてにそろって先発しており、そろそろ連係がかみ合ってきてもよい時期だ。また、今回はホームゲームであり、初勝利を目指して発奮するに違いない。
前節の秋田戦にはMF梶山陽平、元日本代表のDF駒野友一らがオーバーエイジ枠で起用された。今回はJ1の柏戦が同日夜に行われるため、そこでベンチ外だった選手が出場すると考えられる。
Jリーグ公式サイトに掲載されている安間監督の試合後のコメントには、「挑むこと(が大事)」「最終ラインに対して仕掛ける」「彼らの変化を期待して待つ」といったカターレ時代にもよく口にしたフレーズが並ぶ。若きタレントをどう導いて古巣を負かしにくるのか興味深い。一方のカターレ側は元指揮官にひと回り成長した姿を見せつけてほしい。
昨季は最初の連勝が第9-11節だった。その後も2連勝が2度あっただけ。今季は昇格争いに加わるために勝点3をコンスタントに積み上げなければならない。ここで連勝を飾って昨季との違いを示し勢いに乗りたい。
しかし、今回も難関になりそうだ。初勝利の立役者であるMF衛藤裕が前節途中に負傷で交代している。開幕3戦の彼の働きをみるに出場できなかった場合の影響は小さくない。チーム力が試される正念場になるかもしれない。三浦監督は「誰かが衛藤の代わりをするというよりも、新しい何かを進化させて臨むべきだと考えている」。ゲーム形式の練習ではフォーメーションや選手の組み合わせを変えながら動きをチェックして備えている。
DF三上陽輔は「チーム全体で協力し、いつも通りに自分たちのサッカーをすることが大事だと思う。(これまでのように)前線の選手の特長を生かす攻めをしたい」。DF國吉貴博は「(けがで中心選手が欠場する試合は)年間を通してみれば必ずある。優勝するには(そういう時にも)チームとして戦って勝たなければいけない」と話した。
F東京U-23は安間貴義監督が率いる。4年半にわたり監督を務めたカターレを離れて昨年からF東京のコーチに就き、今季U-23監督に白羽の矢が立った。敵将としてカターレに立ちはだかる。14年にカターレに在籍したU-23日本代表のMF中島翔哉も出場するかもしれない。因縁のカードだ。
チームは開幕から3連敗。F東京はトップチームがU-23のメンバーも含めて全体で練習しているという。前節に対戦したG大阪U-23がセカンドチームとして独自に練習しているのとは異なり、J3のために割ける時間は長くないようだ。ここらへんもチームの仕上がりに影響しているのだろう。
しかし逆に不気味だ。中島のほか、昨季のJ-22選抜のカターレ戦に出場したMF平岡翼とMF野澤英之、長崎などに在籍したMF幸野志有人ら8人が3試合すべてにそろって先発しており、そろそろ連係がかみ合ってきてもよい時期だ。また、今回はホームゲームであり、初勝利を目指して発奮するに違いない。
前節の秋田戦にはMF梶山陽平、元日本代表のDF駒野友一らがオーバーエイジ枠で起用された。今回はJ1の柏戦が同日夜に行われるため、そこでベンチ外だった選手が出場すると考えられる。
Jリーグ公式サイトに掲載されている安間監督の試合後のコメントには、「挑むこと(が大事)」「最終ラインに対して仕掛ける」「彼らの変化を期待して待つ」といったカターレ時代にもよく口にしたフレーズが並ぶ。若きタレントをどう導いて古巣を負かしにくるのか興味深い。一方のカターレ側は元指揮官にひと回り成長した姿を見せつけてほしい。
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