第8節 富山×沼津 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑内容を追加
- 2019/05/05
- 18:56
【第8節 富山1―1沼津 ▽得点者:前半25分・染矢(沼)、後半35分・前嶋(富)】
★質疑内容を追加しました
●富山・安達亮監督
悔しいね。ある意味でプラン通りだった。失点したのは残念ではあるが、沼津相手ならセットプレーやカウンターで1失点はあるかなと思っていた。あれだけのシュートチャンスと決定機がありながら1点しか取れないのが今のカターレの勝ち切れない要因。解決に特効薬はなく、トレーニングをし続けるしかないと思っている。
ある程度はボールを動かせていたが、(しいて言えば)攻撃が少し遅いかな。もう少し速く攻めないと、相手に守りを固められてしまう。守備を固められた時に崩して点を取るためには技術とアイデアと判断が少し足りないかなと思う。終盤に攻めに行ってカウンターを浴びるケースがあったので、それをしっかり抑えるという課題も見えた試合だった。
Q:ボランチで脇本選手を起用し、花井選手がベンチスタートになった。
前半は沼津のロングボールに対してセカンドボールを拾うという作業をしなければならない時間がある程度はあると予想していた。最初からあれだけボールを握れたので花井でもよかったかもしれないが、1、2度のことで失点してしまうかもしれない。守備のところを考えて脇本を先発に選んだ。暑さや試合を重ねている疲れやコンディションを考えると、最も点がほしい終盤に花井が交代でいなくなるより、その時に元気でジョーカー的に使えたらという考えもあった。脇本は普段のトレーニングから安定しているし、状態も良かった。
Q:前半でFWを高橋選手から田中選手に代えた狙いは。
(高橋)駿太は上手に引いて受けるなどしていたが、ウオーミングアップの時からシュートを外していた。前節も決定機で外していたので少しメンタル的にも落ちているのかなと感じた。早く開き直ってほしい。ボールは駿太のところに入っていたので、入るなら智(田中)のほうが収まりがよいと考えた。外からのボールには、駿太もよいが、智のほうが合わせられるかなと考えた。練習でシュートも入っていたので。
Q:これで引き分けが5試合目。勝ち切れない理由は。
シュートが入らないだけ。もし、ここまで8試合の決定機を並べた時に、簡単に思えるシュートをGKにぶつけちゃうようなシーンが多々ある。
点を取るというところを、毎日の練習からこだわってやるしかない。必死になって。メンタル的には、点がトントンと入っていけばもっと落ち着いて、余裕をもってシュートを打てるようになるとは思う。その状態は言葉で伝えてできるものではない。実際に点を取っていくしかない。練習中のシュート決定率も良くないので、まずそこでレベルを上げるしかない。
Q:きっかけがあれば勝っていける力はあると感じているか。
8試合で勝点11のチームが言うのはおかしいと思われるかもしれないが、うちはJ3の中で最も攻撃的にできている。決定機を最もつくれていると思う。そこは自信をもって言える。きっかけがあれば勝点を積めるようになるのか、このままなのか。現時点では何とも言えない。
Q:今節を含め8試合で7失点。守備面は評価できるのではないか。
対戦相手はうちよりはボールを持っていない。ボールを持つ時間が長ければ守備の時間は短い。(守備のこと以前に)「攻撃を続けるんだ」ということ(に主眼を置いている)。それによって守備の場面は少なくなり、費やす力も体力も少なくてすむので、確実に守れることも多くなる。数多く攻められると、相手も攻めているうちにいろんなパターンがでてきたり、それがジャブのように効いてきたりする。
きょうの終盤なんかは攻めれば攻めるほど、相手にカウンターのチャンスがある状態で進んでしまった。攻撃でやり切るとか、途中で奪われたら守備への切り替えを速くするとか。広がっていたセンターバックが中央を閉じ、前に飛び出していった選手が相手よりも素早く戻るといった体力的にも厳しいことをやらなければいけない。しかし、それは求めていることであって、できている場面もたくさんある。だから失点は少なめなのだろう。
しかし、わたしはまだ多いと捉えている。これだけの内容のゲームをしているのだから、今の半分ぐらいにできると思う。まだまだ道のりは長い。やることがたくさんあるのは良いことだと思っている。
★質疑内容を追加しました
●富山・安達亮監督
悔しいね。ある意味でプラン通りだった。失点したのは残念ではあるが、沼津相手ならセットプレーやカウンターで1失点はあるかなと思っていた。あれだけのシュートチャンスと決定機がありながら1点しか取れないのが今のカターレの勝ち切れない要因。解決に特効薬はなく、トレーニングをし続けるしかないと思っている。
ある程度はボールを動かせていたが、(しいて言えば)攻撃が少し遅いかな。もう少し速く攻めないと、相手に守りを固められてしまう。守備を固められた時に崩して点を取るためには技術とアイデアと判断が少し足りないかなと思う。終盤に攻めに行ってカウンターを浴びるケースがあったので、それをしっかり抑えるという課題も見えた試合だった。
Q:ボランチで脇本選手を起用し、花井選手がベンチスタートになった。
前半は沼津のロングボールに対してセカンドボールを拾うという作業をしなければならない時間がある程度はあると予想していた。最初からあれだけボールを握れたので花井でもよかったかもしれないが、1、2度のことで失点してしまうかもしれない。守備のところを考えて脇本を先発に選んだ。暑さや試合を重ねている疲れやコンディションを考えると、最も点がほしい終盤に花井が交代でいなくなるより、その時に元気でジョーカー的に使えたらという考えもあった。脇本は普段のトレーニングから安定しているし、状態も良かった。
Q:前半でFWを高橋選手から田中選手に代えた狙いは。
(高橋)駿太は上手に引いて受けるなどしていたが、ウオーミングアップの時からシュートを外していた。前節も決定機で外していたので少しメンタル的にも落ちているのかなと感じた。早く開き直ってほしい。ボールは駿太のところに入っていたので、入るなら智(田中)のほうが収まりがよいと考えた。外からのボールには、駿太もよいが、智のほうが合わせられるかなと考えた。練習でシュートも入っていたので。
Q:これで引き分けが5試合目。勝ち切れない理由は。
シュートが入らないだけ。もし、ここまで8試合の決定機を並べた時に、簡単に思えるシュートをGKにぶつけちゃうようなシーンが多々ある。
点を取るというところを、毎日の練習からこだわってやるしかない。必死になって。メンタル的には、点がトントンと入っていけばもっと落ち着いて、余裕をもってシュートを打てるようになるとは思う。その状態は言葉で伝えてできるものではない。実際に点を取っていくしかない。練習中のシュート決定率も良くないので、まずそこでレベルを上げるしかない。
Q:きっかけがあれば勝っていける力はあると感じているか。
8試合で勝点11のチームが言うのはおかしいと思われるかもしれないが、うちはJ3の中で最も攻撃的にできている。決定機を最もつくれていると思う。そこは自信をもって言える。きっかけがあれば勝点を積めるようになるのか、このままなのか。現時点では何とも言えない。
Q:今節を含め8試合で7失点。守備面は評価できるのではないか。
対戦相手はうちよりはボールを持っていない。ボールを持つ時間が長ければ守備の時間は短い。(守備のこと以前に)「攻撃を続けるんだ」ということ(に主眼を置いている)。それによって守備の場面は少なくなり、費やす力も体力も少なくてすむので、確実に守れることも多くなる。数多く攻められると、相手も攻めているうちにいろんなパターンがでてきたり、それがジャブのように効いてきたりする。
きょうの終盤なんかは攻めれば攻めるほど、相手にカウンターのチャンスがある状態で進んでしまった。攻撃でやり切るとか、途中で奪われたら守備への切り替えを速くするとか。広がっていたセンターバックが中央を閉じ、前に飛び出していった選手が相手よりも素早く戻るといった体力的にも厳しいことをやらなければいけない。しかし、それは求めていることであって、できている場面もたくさんある。だから失点は少なめなのだろう。
しかし、わたしはまだ多いと捉えている。これだけの内容のゲームをしているのだから、今の半分ぐらいにできると思う。まだまだ道のりは長い。やることがたくさんあるのは良いことだと思っている。
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