【第12節vs八戸プレビュー】恒例の花火の日。今年もここから追撃開始
- 2020/08/29
- 09:05
今季初の2連勝を目指す。ハーフタイムに花火の打ち上げが予定され、多くのサポーターの来場も見込まれる。クラブの総力挙げて白星をつかみ、上位進出への弾みとしたい。
今節から今季3度目の3連戦が始まる。八戸戦後は中3日で熊本、さらに中3日で讃岐と対戦する。難敵がそろった印象だ。
過去2度の3連戦は第3~5節が1勝2敗、第6~8節は1勝1分1敗。試合ごとに大きく先発メンバーを入れ替える独自路線を採ったが勝点は伸び悩んだ。しかし、このトライによって、誰が出場してもパフォーマンスを落とさずに戦える態勢が整い、若手が次々に台頭している。前節の今治戦では自身Jリーグ初先発だったMF池髙暢希をはじめ、DF戸根一誓、DF松本雄真がそつないプレーで勝利に貢献した。やや負傷者が増えてきている状況だが不安なく連戦に臨めるのもこの点が大きい。
今回の3連戦でも一層の成果が随所で見られるだろう。3連戦は8回組まれており、そろそろ勝点というかたちでの収穫が望まれる。過去2度は勝ち切れなかった初戦をモノにしたい。
八戸には昨季唯一2連敗を喫している。彼らはJ3昇格1年目だったが、ホームでの6月23日の第13節では1-2で逆転負け。昇格争いのさなかだった11月17日の第31節はアウェイの寒風にも苦しんで0-2の完敗だった。どちらも豊富な運動量と粘り強い守り、チャンスを逃さない決定力に屈している。
監督は当時の大石篤人氏から今季は中口雅史監督が引き継いだが、「ボールを大事にするようになり昨年よりもレベルアップしている。昇格して間もないチームが持つ勢い、一体感も変わらずに感じられる」(安達亮監督)。
中口監督は昨季まで4年にわたりMIOびわこ滋賀を指揮。佐川急便大阪の監督として2007、09、11年にチームをJFL優勝に導いている。戦力は10位に食い込んだ昨季の主力選手が中心。少ないタッチ数でテンポよくパスを回す攻撃的なスタイルの構築に取り組んでいるようだ。
フォーメーションは[4-3-3]で、アンカーに長野から新加入のMF國領一平が入る。攻撃のエースだったMF三田尚希は長野に移籍したが、昨季11得点を挙げたFW上形洋介、同じく8得点のFW谷尾昂也は今年も前線で存在感を発揮している。前カターレのDF佐藤和樹が左サイドバックで定位置を確保していたが、今節はけがのため欠場の見込み。
第7節から1勝3分で4戦負けなし。チームづくりの進展が勝点となって表れ始めている。第9節で現在2位タイの鳥取を1-0で下したほか、長野、今治、熊本と点を取り合って引き分けた。前節は今季未勝利だった讃岐に2-4で敗れたものの、上形の今季初を含む2得点で一時は逆転している。
13得点/17失点(カターレ21得点/12失点)。うち8得点を前半に、さらに4点を開始から15分までに挙げているのが特徴的だ。八戸のパスワークに守りが適応するまで、序盤は特に注意が必要だろう。
対するカターレは前節の今治戦で上昇ムードが感じられた。前節の勝利で4位まで浮上し、昨季の第11節終了時の勝点も上回った(今季5勝3分3敗/昨季4勝5分2敗)。昨季は8月末の第21節・相模原戦から5連勝が始まっており、再現を期待しよう。
※入場券の販売は「Jリーグチケット」を窓口とするインターネットに限定されている。
サイト内で決済し、発券はQRコードで行われる。
カターレ富山では購入方法を説明する窓口を当日のスタジアムに設けている。
・カターレ公式サイトの説明ページ https://www.kataller.co.jp/ticket/ticket-info/#a03
・Jリーグチケットのカターレのページ https://www.jleague-ticket.jp/club/kt/
今節から今季3度目の3連戦が始まる。八戸戦後は中3日で熊本、さらに中3日で讃岐と対戦する。難敵がそろった印象だ。
過去2度の3連戦は第3~5節が1勝2敗、第6~8節は1勝1分1敗。試合ごとに大きく先発メンバーを入れ替える独自路線を採ったが勝点は伸び悩んだ。しかし、このトライによって、誰が出場してもパフォーマンスを落とさずに戦える態勢が整い、若手が次々に台頭している。前節の今治戦では自身Jリーグ初先発だったMF池髙暢希をはじめ、DF戸根一誓、DF松本雄真がそつないプレーで勝利に貢献した。やや負傷者が増えてきている状況だが不安なく連戦に臨めるのもこの点が大きい。
今回の3連戦でも一層の成果が随所で見られるだろう。3連戦は8回組まれており、そろそろ勝点というかたちでの収穫が望まれる。過去2度は勝ち切れなかった初戦をモノにしたい。
八戸には昨季唯一2連敗を喫している。彼らはJ3昇格1年目だったが、ホームでの6月23日の第13節では1-2で逆転負け。昇格争いのさなかだった11月17日の第31節はアウェイの寒風にも苦しんで0-2の完敗だった。どちらも豊富な運動量と粘り強い守り、チャンスを逃さない決定力に屈している。
監督は当時の大石篤人氏から今季は中口雅史監督が引き継いだが、「ボールを大事にするようになり昨年よりもレベルアップしている。昇格して間もないチームが持つ勢い、一体感も変わらずに感じられる」(安達亮監督)。
中口監督は昨季まで4年にわたりMIOびわこ滋賀を指揮。佐川急便大阪の監督として2007、09、11年にチームをJFL優勝に導いている。戦力は10位に食い込んだ昨季の主力選手が中心。少ないタッチ数でテンポよくパスを回す攻撃的なスタイルの構築に取り組んでいるようだ。
フォーメーションは[4-3-3]で、アンカーに長野から新加入のMF國領一平が入る。攻撃のエースだったMF三田尚希は長野に移籍したが、昨季11得点を挙げたFW上形洋介、同じく8得点のFW谷尾昂也は今年も前線で存在感を発揮している。前カターレのDF佐藤和樹が左サイドバックで定位置を確保していたが、今節はけがのため欠場の見込み。
第7節から1勝3分で4戦負けなし。チームづくりの進展が勝点となって表れ始めている。第9節で現在2位タイの鳥取を1-0で下したほか、長野、今治、熊本と点を取り合って引き分けた。前節は今季未勝利だった讃岐に2-4で敗れたものの、上形の今季初を含む2得点で一時は逆転している。
13得点/17失点(カターレ21得点/12失点)。うち8得点を前半に、さらに4点を開始から15分までに挙げているのが特徴的だ。八戸のパスワークに守りが適応するまで、序盤は特に注意が必要だろう。
対するカターレは前節の今治戦で上昇ムードが感じられた。前節の勝利で4位まで浮上し、昨季の第11節終了時の勝点も上回った(今季5勝3分3敗/昨季4勝5分2敗)。昨季は8月末の第21節・相模原戦から5連勝が始まっており、再現を期待しよう。
※入場券の販売は「Jリーグチケット」を窓口とするインターネットに限定されている。
サイト内で決済し、発券はQRコードで行われる。
カターレ富山では購入方法を説明する窓口を当日のスタジアムに設けている。
・カターレ公式サイトの説明ページ https://www.kataller.co.jp/ticket/ticket-info/#a03
・Jリーグチケットのカターレのページ https://www.jleague-ticket.jp/club/kt/
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