第18節 富山×山口 富山・岸野靖之監督の会見コメント
- 2015/06/28
- 20:46
★質疑内容を追加しました
●富山・岸野靖之監督
立ち上がりは今シーズンで一番だった。先に2点取り、ゲームをどう進めるかというところ。このチームにはゲームの流れを読むリーダーがいないので、2点を取ったことで自分たちからそれまでできていたことをおろそかにした。必要のないファールからFKを与えてマークミスから失点し、自分たちのペースを崩した。我々が勝つとすれば2点をそのまま守る、もしくはもう1点取る必要があった。あのように早い時間に1点を返されると、(その後のミスからの失点がなくても)確実に逆転されただろう。
見た人は分かると思うが、(山口とは)明らかに技術の差がある。それを認めて自覚してやっていくしかない。ワンタッチのパス、サポートのしかた、角度をつけたパス、前に収める力、背後に入れるボールの質などすべてが違う。
ただし、立ち上がりの17分までは良かったので、それをもっと伸ばしていく。45分、90分に早くできるように、現実を見据えながら彼らを信じてやっていきたい。
Q:冒頭に述べた、おろそかになったところとはどんな部分か。
相手にある程度ボールを持たれるのは想定していた。ボールへのアプローチや中へのパスコースを消すといったところがルーズになった。(山口は)サイドにボールが出てから背後をとる動きとくさびを受ける動きを繰り返してくる。くさびの消し方も最初はきちっとできていたけれど、ファーストディフェンダーのところ、中を閉めるところなどが2点を奪った後におろそかになったかなと思う。
(点を取り返すために)相手も前からプレッシャーをかけてくる。それをはがすキックの質が今日も良くなかった。練習するしかないが、技術はなかなか身につかないので根気強くやるしかない。タイトにいって自由に与えない、そういったところが緩んだ。必要のないファールでFKを与え、そのマークミスで失点してからおよび腰のいつものカターレになってしまった。
Q:ハーフタイムの指示に「ミスをみんなでカバーして取り返そう」とあった。
(2、3失点目につながったGKの捕球ミスと判断ミスは)あり得ないことが起きた。GKは点を入れてミスを取り返すということができない。今まで彼には助けてもらってきたので今度はフィールドの選手が助ける番だと。そう言って後半に入ったが、今度はDF内田のミスが失点につながった。我慢して育てていかなければならないが、そういうのがあるとチームは苦しい。いろんな戦術、策略を考えてもぶち壊しになる。それでも頑張らせたい。
我々は安全策をとるきらいがある。奪ったボールをすぐ下げてしまう。それで苦しくなる場面が今日も前半に何度もあった。下げないでボールを動かせと伝えていたができていなかった。下げなかったら前で収まらなかったというのもある。
三上と馬渡のところは初めて組む2人だったがファイトしていた。もっともっと力をつけてほしい。
Q:立ち上がりは今季で一番だったとのことだが、その要因は。
(山口との)前回の対戦で我々は負けていた。相手は1位のチームで、勝点差を考えると直接対決で勝つしかない。カターレが掲げた「優勝」を考えるなら今日は勝たなければならなかった。そのためにトレーニングをし、士気も高めてきた。彼らもそれを理解して試合に入ったと思う。しかし、勝負のかかったところで、試合というものは弱いところから水がもれる。そういうことがよくある。そういうところから水がもれたかなと思う。
2、3点目の失点はあってはならないし、そう起こるミスではない。1失点目の中西が収められずに相手を蹴ってしまってファールになったところ、そのFKでのマークミスから競り負けたところ。ここが一番のポイントだったと思う。それがなかったら江角のミスもなかったかもしれない。あとは後半の内田のパスミス(から失点につながったところがポイント)だろう。
今シーズン、今年をかけた(大事な)試合だったと思う。(選手たちは)そういうことを感じてやった。それはこれからも続けていかなければならないと思った。先ほども言ったが、きょうは17分しかもたなかったが、45分、90分、集中してできるようにしていきたい。
●富山・岸野靖之監督
立ち上がりは今シーズンで一番だった。先に2点取り、ゲームをどう進めるかというところ。このチームにはゲームの流れを読むリーダーがいないので、2点を取ったことで自分たちからそれまでできていたことをおろそかにした。必要のないファールからFKを与えてマークミスから失点し、自分たちのペースを崩した。我々が勝つとすれば2点をそのまま守る、もしくはもう1点取る必要があった。あのように早い時間に1点を返されると、(その後のミスからの失点がなくても)確実に逆転されただろう。
見た人は分かると思うが、(山口とは)明らかに技術の差がある。それを認めて自覚してやっていくしかない。ワンタッチのパス、サポートのしかた、角度をつけたパス、前に収める力、背後に入れるボールの質などすべてが違う。
ただし、立ち上がりの17分までは良かったので、それをもっと伸ばしていく。45分、90分に早くできるように、現実を見据えながら彼らを信じてやっていきたい。
Q:冒頭に述べた、おろそかになったところとはどんな部分か。
相手にある程度ボールを持たれるのは想定していた。ボールへのアプローチや中へのパスコースを消すといったところがルーズになった。(山口は)サイドにボールが出てから背後をとる動きとくさびを受ける動きを繰り返してくる。くさびの消し方も最初はきちっとできていたけれど、ファーストディフェンダーのところ、中を閉めるところなどが2点を奪った後におろそかになったかなと思う。
(点を取り返すために)相手も前からプレッシャーをかけてくる。それをはがすキックの質が今日も良くなかった。練習するしかないが、技術はなかなか身につかないので根気強くやるしかない。タイトにいって自由に与えない、そういったところが緩んだ。必要のないファールでFKを与え、そのマークミスで失点してからおよび腰のいつものカターレになってしまった。
Q:ハーフタイムの指示に「ミスをみんなでカバーして取り返そう」とあった。
(2、3失点目につながったGKの捕球ミスと判断ミスは)あり得ないことが起きた。GKは点を入れてミスを取り返すということができない。今まで彼には助けてもらってきたので今度はフィールドの選手が助ける番だと。そう言って後半に入ったが、今度はDF内田のミスが失点につながった。我慢して育てていかなければならないが、そういうのがあるとチームは苦しい。いろんな戦術、策略を考えてもぶち壊しになる。それでも頑張らせたい。
我々は安全策をとるきらいがある。奪ったボールをすぐ下げてしまう。それで苦しくなる場面が今日も前半に何度もあった。下げないでボールを動かせと伝えていたができていなかった。下げなかったら前で収まらなかったというのもある。
三上と馬渡のところは初めて組む2人だったがファイトしていた。もっともっと力をつけてほしい。
Q:立ち上がりは今季で一番だったとのことだが、その要因は。
(山口との)前回の対戦で我々は負けていた。相手は1位のチームで、勝点差を考えると直接対決で勝つしかない。カターレが掲げた「優勝」を考えるなら今日は勝たなければならなかった。そのためにトレーニングをし、士気も高めてきた。彼らもそれを理解して試合に入ったと思う。しかし、勝負のかかったところで、試合というものは弱いところから水がもれる。そういうことがよくある。そういうところから水がもれたかなと思う。
2、3点目の失点はあってはならないし、そう起こるミスではない。1失点目の中西が収められずに相手を蹴ってしまってファールになったところ、そのFKでのマークミスから競り負けたところ。ここが一番のポイントだったと思う。それがなかったら江角のミスもなかったかもしれない。あとは後半の内田のパスミス(から失点につながったところがポイント)だろう。
今シーズン、今年をかけた(大事な)試合だったと思う。(選手たちは)そういうことを感じてやった。それはこれからも続けていかなければならないと思った。先ほども言ったが、きょうは17分しかもたなかったが、45分、90分、集中してできるようにしていきたい。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第18節●2-5山口