【第10節vs鹿児島プレビュー】攻撃サッカー対決。2連勝なるか
- 2020/08/14
- 21:52
今季初の2連勝を目指し、昨季J2の鹿児島と2年ぶりに対戦する。これまではカターレの3勝1分2敗。昇格争いのライバルの一つであるのは間違いなく、アウェイながら負けられない一戦だ。
各チーム全34試合の約4分の1を終え、秋田が9戦全勝の勝点27で早くも独走状態に入りつつある。同19で追う2位の鳥取と熊本は前節そろって敗れた。4位以下が混線で、同15で長野と岐阜、同14でカターレ、同13で今治、鹿児島、沼津、同11で10位の相模原が続いている。
カターレの勝点14(4勝2分3敗)は昨季の同期(3勝5分1敗)と同じ。昨季は第10から17節で3勝1分4敗と足踏みしたのが最後に響いた。今季はここから勝点を伸ばして好位置に取り付いておきたい。
前節の相模原戦はMF花井聖をトップ下に置く[4-2-3-1]のフォーメーションが機能し、ボールを長く持ちながらゲームを運んで快勝した。花井に代わってボランチに入ったルーキーMF末木裕也と、2度目の先発だった19歳FW宮城天の進境は著しく、落ち着いたプレーで勝利に貢献。末木は「もっとゴールに絡むアイデアを出していきたい。これからも出場し続けて結果を出していく」と意欲をみせている。
今季はスタメン11人の顔ぶれが前節とまったく同じだったことが一度もない。今節は前節から中4日で遠距離移動も挟むが果たして。安達監督の選択に注目だ。
鹿児島はアウェイでの前節・長野戦を1-0で制して連敗を2でストップ。長野はホームで昨季から7連勝中だったが、粘り強く守り、MF米澤令衣の後半25分のゴールで沈めた。
元カターレ監督の三浦泰年監督に率いられてJ3を3年で通過。初めてJ2で戦った昨季は琉球をJ2に導いた金鍾成監督のもと最終節まで残留争いをしたが、栃木に得失点差で及ばず21位で降格が決まった(11勝7分24敗)。J3から昇格して出戻りしたクラブはリーグ創設6年目にして初。金監督が今季も引き続き指揮を執り、再昇格を目指す。
ここまで16得点/14失点(カターレ17得点/11失点)。得点を多く挙げている反面で失点もやや多い傾向はカターレと重なる。第5節・G大阪U-23戦を4-2、第6節・C大阪U-23戦を5-0で大勝したように攻撃は爆発力を秘めている。
安達監督は「金鍾成監督は琉球がそうだったように3人目を使うコンビネーションを構築するのがうまい。それ以前から注目していた」と話す。ワンタッチパスがつながってハマった時の鮮やかさは2018年の琉球を彷彿とさせる。
アタッカー陣は質量とも豊富。酒本憲幸と馬場賢治の35歳コンビがツートップとしてチームを引っ張る。J3で91試合・31得点の米澤、同じく52試合で24得点の薗田卓馬のほか、五領淳樹や牛之濵拓、琉球で主力だった枝本雄一郎、前相模原のジョン・ガブリエルらが控える。ボランチは中原秀人と、琉球で金監督のもとプレーした田辺圭佑が中心。サイドバックにも前琉球の藤澤典隆、前沼津の砂森和也らJ3で活躍した選手を擁する。
センターバックを強化するため、富山県出身の20歳のDF岡本將成が8月5日付けで新潟から期限付き移籍に加入している。
前カターレのDF平出涼は第5節・G大阪U-23戦で今季初出場・初先発してその後は毎試合出場している。同じく萱沼優聖は開幕スタメンを飾ったがその後は出場がない。
第6節・C大阪U-23戦の開始15分間で3得点しているのをはじめ、前半1~15分にリーグトップの6得点を挙げている。鹿児島の攻撃のテンポや精度に慣れるまでの序盤は危険な時間帯といえるだろう。勝敗はもちろん、攻撃的なパスサッカーのぶつかり合いという面でも楽しみなカードだ。J3を代表するようなハイレベルな戦いを期待しよう。
各チーム全34試合の約4分の1を終え、秋田が9戦全勝の勝点27で早くも独走状態に入りつつある。同19で追う2位の鳥取と熊本は前節そろって敗れた。4位以下が混線で、同15で長野と岐阜、同14でカターレ、同13で今治、鹿児島、沼津、同11で10位の相模原が続いている。
カターレの勝点14(4勝2分3敗)は昨季の同期(3勝5分1敗)と同じ。昨季は第10から17節で3勝1分4敗と足踏みしたのが最後に響いた。今季はここから勝点を伸ばして好位置に取り付いておきたい。
前節の相模原戦はMF花井聖をトップ下に置く[4-2-3-1]のフォーメーションが機能し、ボールを長く持ちながらゲームを運んで快勝した。花井に代わってボランチに入ったルーキーMF末木裕也と、2度目の先発だった19歳FW宮城天の進境は著しく、落ち着いたプレーで勝利に貢献。末木は「もっとゴールに絡むアイデアを出していきたい。これからも出場し続けて結果を出していく」と意欲をみせている。
今季はスタメン11人の顔ぶれが前節とまったく同じだったことが一度もない。今節は前節から中4日で遠距離移動も挟むが果たして。安達監督の選択に注目だ。
鹿児島はアウェイでの前節・長野戦を1-0で制して連敗を2でストップ。長野はホームで昨季から7連勝中だったが、粘り強く守り、MF米澤令衣の後半25分のゴールで沈めた。
元カターレ監督の三浦泰年監督に率いられてJ3を3年で通過。初めてJ2で戦った昨季は琉球をJ2に導いた金鍾成監督のもと最終節まで残留争いをしたが、栃木に得失点差で及ばず21位で降格が決まった(11勝7分24敗)。J3から昇格して出戻りしたクラブはリーグ創設6年目にして初。金監督が今季も引き続き指揮を執り、再昇格を目指す。
ここまで16得点/14失点(カターレ17得点/11失点)。得点を多く挙げている反面で失点もやや多い傾向はカターレと重なる。第5節・G大阪U-23戦を4-2、第6節・C大阪U-23戦を5-0で大勝したように攻撃は爆発力を秘めている。
安達監督は「金鍾成監督は琉球がそうだったように3人目を使うコンビネーションを構築するのがうまい。それ以前から注目していた」と話す。ワンタッチパスがつながってハマった時の鮮やかさは2018年の琉球を彷彿とさせる。
アタッカー陣は質量とも豊富。酒本憲幸と馬場賢治の35歳コンビがツートップとしてチームを引っ張る。J3で91試合・31得点の米澤、同じく52試合で24得点の薗田卓馬のほか、五領淳樹や牛之濵拓、琉球で主力だった枝本雄一郎、前相模原のジョン・ガブリエルらが控える。ボランチは中原秀人と、琉球で金監督のもとプレーした田辺圭佑が中心。サイドバックにも前琉球の藤澤典隆、前沼津の砂森和也らJ3で活躍した選手を擁する。
センターバックを強化するため、富山県出身の20歳のDF岡本將成が8月5日付けで新潟から期限付き移籍に加入している。
前カターレのDF平出涼は第5節・G大阪U-23戦で今季初出場・初先発してその後は毎試合出場している。同じく萱沼優聖は開幕スタメンを飾ったがその後は出場がない。
第6節・C大阪U-23戦の開始15分間で3得点しているのをはじめ、前半1~15分にリーグトップの6得点を挙げている。鹿児島の攻撃のテンポや精度に慣れるまでの序盤は危険な時間帯といえるだろう。勝敗はもちろん、攻撃的なパスサッカーのぶつかり合いという面でも楽しみなカードだ。J3を代表するようなハイレベルな戦いを期待しよう。
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