第9節 富山×相模原 マッチレポート■猛暑に負けず無失点で快勝
- 2020/08/14
- 08:51
【第9節 富山3―0相模原 ▽得点者:前半8分・平松、同9分・花井、後半38分・平松(いずれも富)】
※ハイライト映像(J公式サイト)
新スポンサーIACの「黒部からのおくりもの」がプリントされたユニフォームでの初戦を3-0で快勝。来場者も有観客開催4試合目にして最多の1628人を数えた。安達亮監督は試合前、選手たちに「新しいユニフォームになり、チームも変わる。そういう意識できょうから勝ち続けたい」と述べたそうだ。この勝利を弾みにしたい。
シーズンに1度あるかないかの猛暑の中でのゲームになった。スタジアム近くの富山市秋ケ島(富山空港)でこの日全国2位の最高気温38.5度(13時34分)を記録。まだ西日がピッチを照らしていたアップ時に監督が目にした温度計は35度近くを示していたという。
肌で感じる猛烈な暑さが両チームの戦いにも大きく影響したようだ。当初からボール保持を重視してMF花井聖をトップ下に上げる布陣を準備していたが、より意を固めてゲームに入った。
対する相模原もボールをつなごうとして慎重にスタートしたが、これがあだとなった。カターレは8分、相模原が自陣深くからつなごうとしたところを奪い返して右サイドから攻撃。MF宮城天がペナルティーエリア右を縦にドリブルで仕掛けてグラウンダーのクロスを送り、GK前に走り込んだFW平松宗が決めた。平松はこれが今季初得点。
直後に追加点も転がり込んだ。キックオフからパスをつないで攻めようとした相模原にミスが発生。カターレは自陣右の守備位置にいたMF戸高弘貴がミスパスをワンタッチで裏に送り、抜け出した花井が飛び出してきたGKの頭上を越すシュートで決めた。
その後はカターレが長くボールを保持する展開に。花井と宮城が自由に動いてパスを中継し、相手守備に的を絞らせなかった。相模原は元気がなくピッチが上がらない。攻撃機会が少なく、FW三島康平の高さを生かそうという意図もあまり感じられなかった。
相模原は後半、三島に代えてブラジル籍のユーリを投入して持ち直す。次の1点を巡る攻防が激しくなった。カターレは同11分、DFの間に入って足元で受けた平松がターンして狙うが決め切れない。すると相模原は同15分にユーリのキープ力で起点をつくり、MF鹿沼直生がゴール右隅を突くグラウンダーのミドルシュートを放つ。同19分にも左からユーリがえぐり、折り返しをFWホムロがフリーで狙ったが、いずれもカターレGK岡大生が防いだ。
カターレは同28分、34分に2人ずつ選手交代を行って逃げ切り体勢に入る。MF稲葉修土は「1点返されると流れは難しくなる。DF、GKとコミュニケーションをとり、攻撃の選手が変わっても後ろは常に冷静に、ゼロで乗り切ろうという話をしていた」。終盤は相手にボールを持たれてもチャンスは与えず無失点で進める。同38分にFW大谷駿斗のスピードを生かしたカウンターアタックから平松が3点目を挙げて勝負を決めた。
★都合により掲載が遅くなりました。申し訳ございません。
※ハイライト映像(J公式サイト)
新スポンサーIACの「黒部からのおくりもの」がプリントされたユニフォームでの初戦を3-0で快勝。来場者も有観客開催4試合目にして最多の1628人を数えた。安達亮監督は試合前、選手たちに「新しいユニフォームになり、チームも変わる。そういう意識できょうから勝ち続けたい」と述べたそうだ。この勝利を弾みにしたい。
シーズンに1度あるかないかの猛暑の中でのゲームになった。スタジアム近くの富山市秋ケ島(富山空港)でこの日全国2位の最高気温38.5度(13時34分)を記録。まだ西日がピッチを照らしていたアップ時に監督が目にした温度計は35度近くを示していたという。
肌で感じる猛烈な暑さが両チームの戦いにも大きく影響したようだ。当初からボール保持を重視してMF花井聖をトップ下に上げる布陣を準備していたが、より意を固めてゲームに入った。
対する相模原もボールをつなごうとして慎重にスタートしたが、これがあだとなった。カターレは8分、相模原が自陣深くからつなごうとしたところを奪い返して右サイドから攻撃。MF宮城天がペナルティーエリア右を縦にドリブルで仕掛けてグラウンダーのクロスを送り、GK前に走り込んだFW平松宗が決めた。平松はこれが今季初得点。
直後に追加点も転がり込んだ。キックオフからパスをつないで攻めようとした相模原にミスが発生。カターレは自陣右の守備位置にいたMF戸高弘貴がミスパスをワンタッチで裏に送り、抜け出した花井が飛び出してきたGKの頭上を越すシュートで決めた。
その後はカターレが長くボールを保持する展開に。花井と宮城が自由に動いてパスを中継し、相手守備に的を絞らせなかった。相模原は元気がなくピッチが上がらない。攻撃機会が少なく、FW三島康平の高さを生かそうという意図もあまり感じられなかった。
相模原は後半、三島に代えてブラジル籍のユーリを投入して持ち直す。次の1点を巡る攻防が激しくなった。カターレは同11分、DFの間に入って足元で受けた平松がターンして狙うが決め切れない。すると相模原は同15分にユーリのキープ力で起点をつくり、MF鹿沼直生がゴール右隅を突くグラウンダーのミドルシュートを放つ。同19分にも左からユーリがえぐり、折り返しをFWホムロがフリーで狙ったが、いずれもカターレGK岡大生が防いだ。
カターレは同28分、34分に2人ずつ選手交代を行って逃げ切り体勢に入る。MF稲葉修土は「1点返されると流れは難しくなる。DF、GKとコミュニケーションをとり、攻撃の選手が変わっても後ろは常に冷静に、ゼロで乗り切ろうという話をしていた」。終盤は相手にボールを持たれてもチャンスは与えず無失点で進める。同38分にFW大谷駿斗のスピードを生かしたカウンターアタックから平松が3点目を挙げて勝負を決めた。
★都合により掲載が遅くなりました。申し訳ございません。
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