【第8節vs鳥取プレビュー】西日本トップと力比べ
- 2020/07/31
- 23:48
今季初の連勝を目指してアウェイで鳥取と対戦する。前節はスタメン7人を入れ替えて勝利を収めた。引き続き今節もコンディションを重視した選手起用が予想される。代表して鳥取市へ向かう18人で3連戦を締めくくり、チーム力の高さ、この道の正しさを証明したい。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今季は試合会場への移動距離の短い近隣クラブ同士の対戦から始まった。前節で西日本8チームの総当たりが終わり、今節から東西の対決がスタートする。
鳥取は熊本と並んで5勝1分1敗で西日本トップの成績を収め、首位・秋田を追う2位タイにつけている(別表参照)。現在6位のカターレが上位進出に向けて叩かなければならないライバルだ。
髙木理己監督が率いて2年目。第3節から4連勝し、前節は熊本と1-1で引き分けた。フォーメーションは[3-4-2-1]で、MF可児壮隆とMF三沢直人のボランチが攻撃を組み立てる。ワントップに19歳のルーキー田口裕也が抜てきされており、ツーシャドウの一角に入る坂井大将がチーム最多の4得点を挙げている。
前節のスタメンのうち新加入は、田口、坂井、G大阪から移籍したGK田尻健ら6人。開幕からメンバーをほぼ固定して戦っており、中3日の連戦だった前節もスタメンをまったく入れ替えずに臨んでいる。3連戦最後の今節はどのようなメンバーでくるのか興味深い。
鳥取を取材する記者らに聞くと、今季のチームにはゲーム内容が渋めでも最後に勝ち切る勝負強さが感じられるという。全試合で得点を挙げている一方、2-3で敗れた第2節・岐阜戦以外は失点もすべて1点以下で1-0での白星が2つある。攻守がかみ合って接戦に強いことが数字も物語っている。
前節の熊本戦は前半10分までに1点ずつ取り合った。その後はパスをつなぎボールを支配した熊本がやや優位のように映ったが、鳥取も根気強く守って隙をみせなかった。同じようなリズムで守られるとカターレも崩すのは容易ではないだろう。
安達亮監督は「(市船橋高の後輩にあたる監督の髙木)理己は良い指導者で、主力選手が入れ替わってもきちんとチームをつくってきている。可児、三沢を中心に攻撃に厚みがあり、チャンスでしっかりゴール前に人をかけることができている印象をもった」と話している。
カターレは先の3連戦の起用法をみるに、1週前の第6節・福島戦に出場したメンバーが中心になるとみられる。ただ、3得点・無失点の快勝に貢献した選手たちの勢いも捨てがたい。指揮官がどのような決断を下すのか楽しみだ。
<西日本1巡目の対戦の勝敗表>第7節終了時
熊鳥岐今鹿CG讃
(2)熊 本*△●○○○○○
(2)鳥 取△*●○○○○○
(4)岐 阜○○*△○●○△
(7)今 治●●△*△○○○
(8)鹿児島●●●△*○○○
(16)C大阪●●○●●*△△
(17)G大阪●●●●●△*○
(18)讃 岐●●△●●△●*
<東日本1巡目の対戦の勝敗表>第7節終了時
秋長富沼相藤八Y岩福
(1)秋 田*○○-○○○-○○
(5)長 野●*△○△-△○-○
(6)富 山●△*●-○-○○△
(9)沼 津-●○*△○○●●-
(10)相模原●△-△*○○△●-
(11)藤 枝●-●●●*-○○△
(12)八 戸●△-●●-*○○●
(13)Y横浜-●●○△●●*-○
(14)岩 手●-●○○●●-*△
(15)福 島●●△--△○●△*
※カッコ内の数字は全体順位
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今季は試合会場への移動距離の短い近隣クラブ同士の対戦から始まった。前節で西日本8チームの総当たりが終わり、今節から東西の対決がスタートする。
鳥取は熊本と並んで5勝1分1敗で西日本トップの成績を収め、首位・秋田を追う2位タイにつけている(別表参照)。現在6位のカターレが上位進出に向けて叩かなければならないライバルだ。
髙木理己監督が率いて2年目。第3節から4連勝し、前節は熊本と1-1で引き分けた。フォーメーションは[3-4-2-1]で、MF可児壮隆とMF三沢直人のボランチが攻撃を組み立てる。ワントップに19歳のルーキー田口裕也が抜てきされており、ツーシャドウの一角に入る坂井大将がチーム最多の4得点を挙げている。
前節のスタメンのうち新加入は、田口、坂井、G大阪から移籍したGK田尻健ら6人。開幕からメンバーをほぼ固定して戦っており、中3日の連戦だった前節もスタメンをまったく入れ替えずに臨んでいる。3連戦最後の今節はどのようなメンバーでくるのか興味深い。
鳥取を取材する記者らに聞くと、今季のチームにはゲーム内容が渋めでも最後に勝ち切る勝負強さが感じられるという。全試合で得点を挙げている一方、2-3で敗れた第2節・岐阜戦以外は失点もすべて1点以下で1-0での白星が2つある。攻守がかみ合って接戦に強いことが数字も物語っている。
前節の熊本戦は前半10分までに1点ずつ取り合った。その後はパスをつなぎボールを支配した熊本がやや優位のように映ったが、鳥取も根気強く守って隙をみせなかった。同じようなリズムで守られるとカターレも崩すのは容易ではないだろう。
安達亮監督は「(市船橋高の後輩にあたる監督の髙木)理己は良い指導者で、主力選手が入れ替わってもきちんとチームをつくってきている。可児、三沢を中心に攻撃に厚みがあり、チャンスでしっかりゴール前に人をかけることができている印象をもった」と話している。
カターレは先の3連戦の起用法をみるに、1週前の第6節・福島戦に出場したメンバーが中心になるとみられる。ただ、3得点・無失点の快勝に貢献した選手たちの勢いも捨てがたい。指揮官がどのような決断を下すのか楽しみだ。
<西日本1巡目の対戦の勝敗表>第7節終了時
熊鳥岐今鹿CG讃
(2)熊 本*△●○○○○○
(2)鳥 取△*●○○○○○
(4)岐 阜○○*△○●○△
(7)今 治●●△*△○○○
(8)鹿児島●●●△*○○○
(16)C大阪●●○●●*△△
(17)G大阪●●●●●△*○
(18)讃 岐●●△●●△●*
<東日本1巡目の対戦の勝敗表>第7節終了時
秋長富沼相藤八Y岩福
(1)秋 田*○○-○○○-○○
(5)長 野●*△○△-△○-○
(6)富 山●△*●-○-○○△
(9)沼 津-●○*△○○●●-
(10)相模原●△-△*○○△●-
(11)藤 枝●-●●●*-○○△
(12)八 戸●△-●●-*○○●
(13)Y横浜-●●○△●●*-○
(14)岩 手●-●○○●●-*△
(15)福 島●●△--△○●△*
※カッコ内の数字は全体順位
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