【第6節vs福島プレビュー】パスサッカー対決。守りでも違いを示したい
- 2020/07/24
- 12:38
前節から中6日で再び3連戦がスタートする。今回はアウェイ、ホーム、アウェイと転戦し、福島、藤枝、鳥取の順で対戦する。今季最初だった先の3連戦は前節・岩手戦を制したものの1勝2敗で負け越した。今回は初戦の福島戦を取って白星を先行させていきたい。
福島はカターレと同じくパスサッカーを志向する攻撃的なチームだ。松田岳夫監督が2年目を迎えて習熟度はさらに上がっている。「映像を見るに福島は昨年よりも良くなっている。サイドバックが中に入ってきたり、前線が下りてきたりと流動性が増している」と安達亮監督は話す。彼らはここまで1勝2分2敗だが、データスタジアム社が「Football LAB」で公開しているデータでは平均ボール支配率が58.9%でリーグトップ(カターレ51.0%)。
さらにシュート数60がリーグ2位で、被シュート数34も同1位の少なさ(カターレはシュート数52で4位タイ・被シュート数39で4位タイ)。ゲームの大半で主導権を握りながらゲームを進めている。総得点は5(カターレ9)にとどまっているが、いつ爆発してもおかしくない。
昨季の主力からFW武颯(カターレ)やMF星広太(相模原)らが抜けたが、生え抜きの若手らが着実に成長している。前節・藤枝戦のスタメンの平均年齢は23.91歳だった(カターレの前節は28.64歳)。ボールを動かしながらスルーパスでチャンスをつくる。今季はスピードがあるFWイスマイラをターゲットにした長めのボールも効果的に交えてくる。
前節は藤枝と1-1で引き分けて3連戦は2分1敗だった。藤枝戦では前半に自陣ゴール前でのつなぎのミスから先制点を許したが、後半にミドルパスからきれいに裏に抜け出したDF雪江悠人が同点ゴールを決めた。相手を上回る12本のシュートを放っている。
カターレは今週のトレーニングで守備のチェックに力を入れた。安達監督は「福島のパスワークへの対策である以前に、守る力の向上は我々にとっての課題」と話す。2人1組になり、寄せ方をコーチングしながら自らも的確なポジションをとって連動するといった基本練習も行ってイチから見直している。両チームの攻め合いが楽しみなカードだが、カターレとしては守りの方でも練習の成果をみせたいところ。良い形でボールを奪って攻撃につなげるサイクルをつくっていきたい。
開幕5戦は2勝1分2敗で得点9/失点7。昨年は1勝3分1敗の得点4/失点5だった。開幕ダッシュとまではいかなかったが昨季と同水準の滑り出し。今節からの3連戦で加速していけるか注目しよう。
★第3~5節の3連戦における各チームの先発入れ替え状況
<前節から連続して先発出場した選手の数>
第3→4節/第4→5節(3試合すべてに先発した選手数)
八戸 5/7(3)
岩手 10/9(8)
秋田 11/6(6)
福島 9/7(7)
YS 10/10(9)
相模 10/8(7)
長野 6/7(5)
富山 0/2(0)
藤枝 8/9(7)
沼津 9/10(9)
岐阜 9/8(8)
鳥取 9/10(9)
讃岐 11/5(5)
今治 7/9(7)
熊本 11/11(11)
鹿児 8/8(6)
G大 6/6(5)
C大 6/7(5)
福島はカターレと同じくパスサッカーを志向する攻撃的なチームだ。松田岳夫監督が2年目を迎えて習熟度はさらに上がっている。「映像を見るに福島は昨年よりも良くなっている。サイドバックが中に入ってきたり、前線が下りてきたりと流動性が増している」と安達亮監督は話す。彼らはここまで1勝2分2敗だが、データスタジアム社が「Football LAB」で公開しているデータでは平均ボール支配率が58.9%でリーグトップ(カターレ51.0%)。
さらにシュート数60がリーグ2位で、被シュート数34も同1位の少なさ(カターレはシュート数52で4位タイ・被シュート数39で4位タイ)。ゲームの大半で主導権を握りながらゲームを進めている。総得点は5(カターレ9)にとどまっているが、いつ爆発してもおかしくない。
昨季の主力からFW武颯(カターレ)やMF星広太(相模原)らが抜けたが、生え抜きの若手らが着実に成長している。前節・藤枝戦のスタメンの平均年齢は23.91歳だった(カターレの前節は28.64歳)。ボールを動かしながらスルーパスでチャンスをつくる。今季はスピードがあるFWイスマイラをターゲットにした長めのボールも効果的に交えてくる。
前節は藤枝と1-1で引き分けて3連戦は2分1敗だった。藤枝戦では前半に自陣ゴール前でのつなぎのミスから先制点を許したが、後半にミドルパスからきれいに裏に抜け出したDF雪江悠人が同点ゴールを決めた。相手を上回る12本のシュートを放っている。
カターレは今週のトレーニングで守備のチェックに力を入れた。安達監督は「福島のパスワークへの対策である以前に、守る力の向上は我々にとっての課題」と話す。2人1組になり、寄せ方をコーチングしながら自らも的確なポジションをとって連動するといった基本練習も行ってイチから見直している。両チームの攻め合いが楽しみなカードだが、カターレとしては守りの方でも練習の成果をみせたいところ。良い形でボールを奪って攻撃につなげるサイクルをつくっていきたい。
開幕5戦は2勝1分2敗で得点9/失点7。昨年は1勝3分1敗の得点4/失点5だった。開幕ダッシュとまではいかなかったが昨季と同水準の滑り出し。今節からの3連戦で加速していけるか注目しよう。
★第3~5節の3連戦における各チームの先発入れ替え状況
<前節から連続して先発出場した選手の数>
第3→4節/第4→5節(3試合すべてに先発した選手数)
八戸 5/7(3)
岩手 10/9(8)
秋田 11/6(6)
福島 9/7(7)
YS 10/10(9)
相模 10/8(7)
長野 6/7(5)
富山 0/2(0)
藤枝 8/9(7)
沼津 9/10(9)
岐阜 9/8(8)
鳥取 9/10(9)
讃岐 11/5(5)
今治 7/9(7)
熊本 11/11(11)
鹿児 8/8(6)
G大 6/6(5)
C大 6/7(5)
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