【第3節vs沼津プレビュー】待ちわびたこの日。熱戦を期待

2020年07月10日14:42  未分類 写真あり

 「勝つとうれしいが、サポーターがいてその喜びが2倍にも3倍にもなる。良いプレーをしてスタンドが盛り上がれば、さらに乗っていける。ミスに対する反応も緊張感をもたらしてくれる。無観客試合を経験し、サポーターの声援が自分たちにとって大事なものであると改めて気づかされた。応援してくれているみなさんのために頑張ろうという気持ちが強くなった」。今節を前にFW平松宗が語っている。
 有観客での今季初戦だ。選手もサポーターもこの日を待ちわびていた。選手それぞれが観客の前でプレーする喜び強く感じるだろう。来場するみなさんも選手と時間と場所をともにし、映像で見るのとは違う何らかの楽しさを改めて見つけるかもしれない。ホームで迎えられるのは幸いだ。好ゲームを期待しよう。

 今節から中3日、中3日での3連戦がスタートする。今季初勝利を大逆転でもぎ取った前節・YS横浜戦でみせた勢いのまま白星街道を突っ走りたい。
 今週は守りの修正に時間を割いた。YS横浜のシュートが見事だったとはいえ、前半30分で3失点したのはいただけない。プレッシャーのかけ方についてコーチングを含めて見直したほか、相手のボールの位置ごとにパスコースを制限するポジショニングを確認していた。
 YS横浜に続き、今節対戦する沼津もポゼッション型。今季就任した今井雅隆監督のもと、堅守速攻型から180度転換してパスを丁寧につないで攻めてくる。開幕が延期になった約4カ月で完成度を高めており、1-3で敗れた前節の長野戦も何度か決定的なチャンスをつくっていた。カターレは守備トレーニングの成果を発揮しなければならない。

 沼津の今井監督は前山形ユース監督の61歳。今季から秋田を率いる吉田謙監督に代わって就任した。本田技研でプレーして監督を務めたのち、名古屋のコーチを経て02年に福岡、07年に徳島の監督を務めている。
 沼津は前節のスタメンのうち新加入は、関東学院大卒のルーキーFW今村優介と前東京Vの左SB安在達弥の2人。35歳の右SB尾崎瑛一郎、33歳のMF染矢一樹のベテラン2人がチームを引き締めている。カターレに18年まで4年在籍したMF進藤誠司がヴィアティン三重から今季加入している。
 ピッチを広く使ってボールを動かし、安在と尾崎の両SBが積極的に攻撃参加するのが特長。開幕の藤枝戦では尾崎のCKと安在の攻撃参加で得たPKからゴールを挙げて逆転勝ちを収めている。

 カターレは過去3年、吉田体制の沼津に1勝1分4敗。ひた向きにハードワークする彼らに苦しめられてきた。初めて勝ったのが昨季の最終節だ。それだけに、スタイルの大きな変更には安達亮監督も「これほど変われるものかと驚かされた」と言う。「昨季までは沼津のフィジカルの強さにどう対抗するかがポイントだったが、今回は技術的な駆け引きも必要になるだろう。自分たちが先手をとってボールを動かしていきたい」と話している。

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