【第2節vsYS横浜プレビュー】初勝利へ全力

2020年07月03日16:01  未分類

 今季初勝利を目指してアウェイでY.S.C.C.(横浜スポーツ&カルチャークラブ、略称:YS横浜)と対戦する。J3での対戦成績は8勝3分と圧倒しているものの過去には僅差のゲームも多く、侮れない相手だ。

 カターレはオフを挟んで2日から今週のトレーニングを開始した。YS横浜が前節の相模原戦を「3-4-3」のフォーメーションで戦っていることから、3バックの相手に対する攻め方、守り方をチェックしながら本番に備えている。
 DF今瀬淳也は「長野戦では自分のミスが失点につながり、ゲームを壊してしまった。やってはいけないミスで、負けなくてよかった。最初でよかったと捉え、教訓にして今後に生かしていきたい。ボールを動かす自分たちのサッカーはできていたと思う。今季は試合間隔が詰まるのでゲームを通じてさらに成長していきたい」と話した。

 1-1で引き分けた前節・長野戦は、少ないタッチでテンポよくボールを動かしてゴールに迫り、先制点も奪った。ただ、決定機と呼べるほどのビッグチャンスは少なく、安達亮監督は「ボールが縦へ、縦へと連続して入るシーンが少なかった。手数をかけたぶん攻めが少し遅かったかな」と振り返る。「押し込むほど敵の守りが堅くなり、なかなか攻め切れない」というのは昨季前半戦の主要な課題だった。当時は克服までに時間を要したが、今季は足踏みしてはいられない。しっかり修正して得点と勝利につなげたい。

 指揮官が開幕戦の反省点としてもう1つ挙げたのが自身の交代策。今季の臨時ルールで3回・5人に増えた枠をフルに使い、終了間際の3回目の交代で一度に3人を投入して勝ち越しを狙ったが、「初めの2回・2人の交代を一度に行い、2回目でもう少し早めの時間にFW武颯を入れるという選択肢もあった。次はもっと有効に活用したい」と話す。
 長野戦では両チームが5人枠を使い切った。長野はハーフタイムにも1人を交代させ、試合途中の3回と合わせて4回の交代を行っている。J2第2節の愛媛×徳島戦では前半で0-3とされた愛媛がハーフタイムの3枚替えで流れを引き寄せて4-3で逆転勝ちするという特異な事例が早くも出現しており、今節も選手交代は見どころになる。

 YS横浜は昨季、過去最多の12勝を挙げて13位に食い込んだ。ボールをつなぐ攻撃的なスタイルで挙げた総得点53はリーグ4位。2位タイだったカターレとは1点差だった。昨季就任のシュタルフ悠紀リヒャルト監督が今季も指揮を執り上位を目指す。
 活躍を認められた若手が毎年、上位クラブに引き抜かれており、昨季の主力からもFW浅川隼人が熊本、FW進昂平が群馬、MF奥田晃也とMF河野諒祐が水戸へ移籍した。戦力ダウンは否めないが、代わって次の人材が台頭してくるのがこのクラブの底力といえる。カターレ相手のホーム初戦に選手たちは張り切っていることだろう。
 期待の新戦力の1人が水戸から移籍のFW宮本拓弥だ。J2通算47試合出場・3得点の27歳。水戸で同僚だった今瀬は「同じ千葉県出身で学年が1つ下のパワー系FW。右でも左でもシュートが打てるし、ドリブルでごりごり仕掛けてくるから、ボールを持たせないように対応したい」と話した。

 YS横浜の昨季の総失点は65でリーグワースト。守りは弱い攻撃偏重型だった。しかし、今季開幕の相模原戦は粘って0-0で引き分けており、映像をチェックした安達監督は彼らの守備意識の高まりを感じ取ったという。
 昨季は第17節、第32節でぶつかり、いずれも2-0でカターレが勝利を収めた。どちらもカターレは前節に敗れて絶対に勝ちたい状況での対戦だった。当時はYS横浜の攻撃力をリスペクトしたうえで、守備からリズムをつくって複数得点を挙げているが、今回どうか。

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