■新装ピッチで初練習
- 2020/06/15
- 16:24
カターレ富山は6月12日、月末のJ3開幕に向けてホームの富山県総合運動公園陸上競技場で練習した。改修された同地のピッチを使用するのは初めて。安達亮監督は「素晴らしいピッチになり驚いている。間違いなく日本でトップクラス。芝生の状態が非常に良い。下地が真っ平で、芝の密度も濃く、硬さもちょうどよかった。ボールがイレギュラーしないので、判断が遅れることがない。自然と顔が上がってパススピードも出していける。ボールを長く持って攻め続ける自分たちのサッカーがやりやすい。選手のけがも予防できる」と話した。
ボールの見え方などスタジアムでプレーする感触をつかむため、紅白戦やシュート練習など実戦形式のトレーニングを行った。スポンサー看板が設置され、運営面でのテストも併せて行われた。
ピッチの芝生の種類は夏芝がティフトンで、冬芝はケンタッキーブルーグラスとトールフェスク。季節としては夏芝への移行期にあるが、サカエグリーンの山本栄社長によると、冬芝の根がしっかり張っているため初年度ながら状態が良いという。
DF今瀬淳也は「きれいなピッチで、整備した方の気持ちも伝わってきた。このピッチに見合ったサッカーをして昇格したい。もうミスの言い訳はできませんね(苦笑)」と話す。
MF花井聖は「『ミスはできない』とプレッシャーを感じるくらいに良いピッチになった。ピッチ状態が悪いとボールをよく見なければいけないが、その必要がなくなり、周囲を見て判断する時間にできる。チームにとっても、自分にとっても心強い。ここで練習して試合が近づいている実感がわいてもきた。チーム状態はとても良い。今後さらに良くなると思う」と語った。
先の10日に約2カ月ぶりとなるトレーニングマッチを新潟と90分で行い、3-1(前半2-1)で勝利を収めた。FW大野耀平が裏への抜け出しとFKからのヘデイングシュートで前半に2得点を挙げ、後半はMF戸高弘貴がドリブルで仕掛けてPKをもらい自身で決めた。
安達監督は「精度はさらに上げなければいけないが、やりたいサッカーはできていた。春のキャンプぐらいの状態には戻っている。あとは90分での体力とゲーム勘がどうか。試合をどう運ぶのか、90分全体をデザインする力がポイントになるだろう」と話していた。


ボールの見え方などスタジアムでプレーする感触をつかむため、紅白戦やシュート練習など実戦形式のトレーニングを行った。スポンサー看板が設置され、運営面でのテストも併せて行われた。
ピッチの芝生の種類は夏芝がティフトンで、冬芝はケンタッキーブルーグラスとトールフェスク。季節としては夏芝への移行期にあるが、サカエグリーンの山本栄社長によると、冬芝の根がしっかり張っているため初年度ながら状態が良いという。
DF今瀬淳也は「きれいなピッチで、整備した方の気持ちも伝わってきた。このピッチに見合ったサッカーをして昇格したい。もうミスの言い訳はできませんね(苦笑)」と話す。
MF花井聖は「『ミスはできない』とプレッシャーを感じるくらいに良いピッチになった。ピッチ状態が悪いとボールをよく見なければいけないが、その必要がなくなり、周囲を見て判断する時間にできる。チームにとっても、自分にとっても心強い。ここで練習して試合が近づいている実感がわいてもきた。チーム状態はとても良い。今後さらに良くなると思う」と語った。
先の10日に約2カ月ぶりとなるトレーニングマッチを新潟と90分で行い、3-1(前半2-1)で勝利を収めた。FW大野耀平が裏への抜け出しとFKからのヘデイングシュートで前半に2得点を挙げ、後半はMF戸高弘貴がドリブルで仕掛けてPKをもらい自身で決めた。
安達監督は「精度はさらに上げなければいけないが、やりたいサッカーはできていた。春のキャンプぐらいの状態には戻っている。あとは90分での体力とゲーム勘がどうか。試合をどう運ぶのか、90分全体をデザインする力がポイントになるだろう」と話していた。

