■2020年シーズン新体制発表会でのコメント
- 2020/01/15
- 14:53
カターレ富山は1月13日、富山市のタワートリプルワンスカイホールで2020年の新体制発表会を開き、サポーター約280人が集まった。イベントの中から、山田彰弘社長と安達亮監督のあいさつ、新顔の選手11人の談話を以下に紹介する。
<山田彰弘社長あいさつ>
みなさま新年あけましておめでとうございます。
まず昨シーズンについてご報告させていただきます。安達監督2年目。非常に攻撃的なサッカーを展開することができ、シュートの数はJ3でトップ、得点もリーグで2位、失点の少なさも2位。終盤までもつれた昇格争いに加わったが、あと一歩及ばず、勝点58、16勝10分8敗で4位という結果でした。8月には天皇杯で仙台に惜敗したということもございました。
この間、本日お集りのファン、サポーターのみなさまにはホーム、アウェイを問わずたくさん応援にお越しいただきました。またマスコミのみなさんにもニュースに採り上げていただいた。感謝申しあげます。
3月8日から新しいシーズンが始まります。それに向けて選手たちは(2月上旬から)高知の春野で3週間のキャンプを行います。
これまで以上に、技術力、精神力を高め、昨年の主力選手にも残っていただいており、新戦力11人を加えて、ここで勝つぞ、という決定力を高めて、必ずや今シーズンこそ、J3優勝、J2昇格という悲願を達成したい。みなさまには引き続き御支援をたまわりたく思っております。
また、アカデミーでは、今年4月から小学生を対象にしたU-12(チーム)を新設します。まずは小学4年生14人からスタートします。これまでも行ってきた県内各地でのスクール活動に加え、小、中、高の12年一貫体制のもと、青少年の育成、地域の活性化に寄与し、すばらしい選手を輩出したいと考えています。
我々スタッフ、選手、監督、そしてみなさまと一体となって頑張っていきたい。今シーズンも宜しくお願いいたします。
今季のスローガンは「頂点~心ひとつに」です。頂点の意味するところはズバリJ3優勝、J2昇格。我々富山県民の誇りであり、心の拠りどころである立山連峰は3千m級の山々が連なり、登ることは大変難しい。頂上への道は必ずしも平坦ではないでしょう。途中には雪渓や坂があり、晴れの日ばかりでなく雪や雨、風の強い日もあるでしょう。しかし、監督、コーチ、選手、スタッフ、ここにいるファン、サポーターのみなさんと心ひとつにして、必ずや登頂を果たし、頂点を極めたいと思っています。
「頂」は「いただき」です。山のピーク、てっぺんですが、みなさまのご支援をいただきたい。一人でも多くのみなさんにご観戦いただきたい。多くの企業のみなさまからご支援いただきたい。より多くマスコミのみなさんに放送、記事などに採り上げていただきたい。そういう、みなさまとの絆をより強いものにして、そのパワーをいただきながら戦っていきたいと思っています。
「点」はピークであり、得点の点でもある。昨季は引き分けが10試合ありリーグ最多タイでした。あそこであと1点取れたら、失点を抑えられたらという場面があった。今季に向けて、1点を守り抜き、絶対に1点を取るというアグレッシブな気持ちを表しています。
このスローガンの趣旨に御賛同、共感いただいて、より多くのみなさまに観戦いただき、マスコミのみささまにも報道いただけたらと思っています。今年は東京オリンピックが開かれます。大相撲で朝乃山関、バスケットボールで八村塁選手が頑張っていますが、我々カターレも発足から12シーズン目を迎えて一丸となって頑張っていきます。
<安達亮監督あいさつ>
みなさん明けましておめでとうございます。今シーズンもよろしくお願いいたします。
まずこれに触れなければいけない。(選手登場の際にアナウンスを担当してくれた)コケ、ありがとう。よい仕事を見つけたね(笑い)。
きょうから我々、2020年のシーズンが始まります。ここにいるメンバーで戦っていきます。ただ、メンバーが実は足りていない。誰かというと、このあとユニフォームの発表がありますが、(胸を指して)ここに入っていないんです。
昨シーズンはJ3の中でも(クラブ史上)過去最高の順位を収めた。ただ、選手人件費は少ないほうだったかもしれない。選手も現場のスタッフも頑張った。そうすると、当たり前のことだが、活躍した選手は上のカテゴリーのクラブ、良いクラブ、お金のあるクラブに引き抜かれる。プロの世界なのでしょうがない。そうなるためにこのクラブに来た選手もいたと思う。ここにいる選手たちも、レンタルで加入した選手、若い選手は今年活躍して、来季はJ2、J1で飛躍する者がでてくるかもしれない。それを目標にやる選手はいるだろう。それは構わない。
我々のやらなければならないことは、このクラブがずっと、右肩上がりに成長して、このクラブはやがて必ず強くなって、J2へ、J2からJ1へ上がっていくクラブに育て上げること。そのための一歩目なのか、二歩目、三歩目なのかは定かではないが、そうするためにその思いでわたしは今シーズン指揮を執っていきます。
昨季のゲーム内容、リーグ戦の内容を考えれば、今季はこれ、「圧倒して勝ってJ2に昇格する」という目標をここで大きな声で言っても、ここにいるみなさんは疑わないだろう。昨季の積み上げもある、はっきり言います。J3で優勝を狙います。
J2に昇格するのは当たり前の目標だし、なおかつ、早い話にはなるが、次の年にJ2でひとケタ順位を狙うつもりで、今季から練習も試合もやっていく。その覚悟をもって選手たちは来てくれた。わたしは度々マイクで、でかい声で言うけれど、けっして不可能ではないと思っている。嘘をついているつもりもないし、できないことを言っているつもりもない。覚悟をもって今シーズンを戦っていきます。長くなりましたが、今季もみなさんと一緒に戦っていきたいと思います。これを年頭のあいさつとします。今年もよろしくお願い申し上げます。
<新加入選手ひとこと(あいさつ&自らの持ち味)>
●GK岡大生選手(甲府/期限付き)
J1を目指してここ富山に来ました。先ほど監督はステップアップの場でもあると話されたが、僕はこのチームでJ1を見据えて戦います。まずはJ3で優勝して昇格しましょう。
カターレ富山はGKがビルドアップに参加する。足もとの技術が求められるので、そういう部分を発揮できたらよい。
●DF松原優吉選手(長野)
富山をJ2に戻すためにここに帰ってきました。今年1年、全力で戦います。応援よろしくお願いします。
自分の強みはセットプレーにあると思っています。ロングスローやヘディングでチームのひとつのオプションになれたらよい。
●FW武颯選手(福島)
必ずJ3で優勝してJ2に上りましょう。
自分はとにかくゴールを取ること。シュートやゴール前の動きを見てもらえたらと思っています。
●FW大野耀平選手(京都/期限付き)
自分の持っているすべてを出せるように頑張っていきます。
前から動き出してスペースを取ること。あとゴール前でのヘディングなどで泥くさくてもゴールするのが持ち味。そこを見ていただけたらうれしい。
●MF末木裕也選手(法政大)
J2昇格に大きく貢献したいと思っています。
キックやパスで数多くチャンスメークできるように頑張っていく。
●FW松澤彰選手(法政大)
ゴールを決めてJ2昇格のために頑張ります。
ポストプレーが得意なので、チームのために時間をつくり、あとは自分がゴールを決めてチームに貢献したい。
●FW宮城天選手(川崎F/期限付き)
J2昇格に向けて全力で戦います。
富山のプレースタイルと自分が今まで意識してきたプレースタイルは似ている。自分の強みは足もとの技術。ドリブルやシュート力を見ていただきたい。
●GK田中勘太選手(びわこ成蹊スポーツ大)
J3優勝のために全力で戦います。熱い応援をよろしくお願いします。
(監督から)ビルドアップが大切との言葉がありましたが、そこは当たり前にできるようにして、さらに自分の1回のキックで打開するようなパワーのあるプレーをしていきたい。
●DF林堂眞選手(愛媛)
昨年はけがでほとんどサッカーをしていない。今年はけがをしない体をしっかりつくって、J2昇格の力になれるように頑張ります。
富山に加入することが決まってから、いろんな関係者の方から「富山はすごく面白いサッカーをする」と聞いている。攻撃力があるとも聞いており、点が取れるまで耐えられるように頑張ります。
●MF戸高弘貴選手(町田)
チームの目標を達成できるよう自分の力をすべて出し切りたいと思います。
ゴール前での意外性のあるプレー、ドリブルなどを見ていただけたらよいと思っています。
●MF池髙暢希選手(浦和/期限付き)
J2昇格に貢献できるよう、チームのために戦います。
ドリブルやゴール前でのアイデアを、うまくチームに合わせ、たくさんゴールに絡みたいと思う。
<山田彰弘社長あいさつ>
みなさま新年あけましておめでとうございます。
まず昨シーズンについてご報告させていただきます。安達監督2年目。非常に攻撃的なサッカーを展開することができ、シュートの数はJ3でトップ、得点もリーグで2位、失点の少なさも2位。終盤までもつれた昇格争いに加わったが、あと一歩及ばず、勝点58、16勝10分8敗で4位という結果でした。8月には天皇杯で仙台に惜敗したということもございました。
この間、本日お集りのファン、サポーターのみなさまにはホーム、アウェイを問わずたくさん応援にお越しいただきました。またマスコミのみなさんにもニュースに採り上げていただいた。感謝申しあげます。
3月8日から新しいシーズンが始まります。それに向けて選手たちは(2月上旬から)高知の春野で3週間のキャンプを行います。
これまで以上に、技術力、精神力を高め、昨年の主力選手にも残っていただいており、新戦力11人を加えて、ここで勝つぞ、という決定力を高めて、必ずや今シーズンこそ、J3優勝、J2昇格という悲願を達成したい。みなさまには引き続き御支援をたまわりたく思っております。
また、アカデミーでは、今年4月から小学生を対象にしたU-12(チーム)を新設します。まずは小学4年生14人からスタートします。これまでも行ってきた県内各地でのスクール活動に加え、小、中、高の12年一貫体制のもと、青少年の育成、地域の活性化に寄与し、すばらしい選手を輩出したいと考えています。
我々スタッフ、選手、監督、そしてみなさまと一体となって頑張っていきたい。今シーズンも宜しくお願いいたします。
今季のスローガンは「頂点~心ひとつに」です。頂点の意味するところはズバリJ3優勝、J2昇格。我々富山県民の誇りであり、心の拠りどころである立山連峰は3千m級の山々が連なり、登ることは大変難しい。頂上への道は必ずしも平坦ではないでしょう。途中には雪渓や坂があり、晴れの日ばかりでなく雪や雨、風の強い日もあるでしょう。しかし、監督、コーチ、選手、スタッフ、ここにいるファン、サポーターのみなさんと心ひとつにして、必ずや登頂を果たし、頂点を極めたいと思っています。
「頂」は「いただき」です。山のピーク、てっぺんですが、みなさまのご支援をいただきたい。一人でも多くのみなさんにご観戦いただきたい。多くの企業のみなさまからご支援いただきたい。より多くマスコミのみなさんに放送、記事などに採り上げていただきたい。そういう、みなさまとの絆をより強いものにして、そのパワーをいただきながら戦っていきたいと思っています。
「点」はピークであり、得点の点でもある。昨季は引き分けが10試合ありリーグ最多タイでした。あそこであと1点取れたら、失点を抑えられたらという場面があった。今季に向けて、1点を守り抜き、絶対に1点を取るというアグレッシブな気持ちを表しています。
このスローガンの趣旨に御賛同、共感いただいて、より多くのみなさまに観戦いただき、マスコミのみささまにも報道いただけたらと思っています。今年は東京オリンピックが開かれます。大相撲で朝乃山関、バスケットボールで八村塁選手が頑張っていますが、我々カターレも発足から12シーズン目を迎えて一丸となって頑張っていきます。
<安達亮監督あいさつ>
みなさん明けましておめでとうございます。今シーズンもよろしくお願いいたします。
まずこれに触れなければいけない。(選手登場の際にアナウンスを担当してくれた)コケ、ありがとう。よい仕事を見つけたね(笑い)。
きょうから我々、2020年のシーズンが始まります。ここにいるメンバーで戦っていきます。ただ、メンバーが実は足りていない。誰かというと、このあとユニフォームの発表がありますが、(胸を指して)ここに入っていないんです。
昨シーズンはJ3の中でも(クラブ史上)過去最高の順位を収めた。ただ、選手人件費は少ないほうだったかもしれない。選手も現場のスタッフも頑張った。そうすると、当たり前のことだが、活躍した選手は上のカテゴリーのクラブ、良いクラブ、お金のあるクラブに引き抜かれる。プロの世界なのでしょうがない。そうなるためにこのクラブに来た選手もいたと思う。ここにいる選手たちも、レンタルで加入した選手、若い選手は今年活躍して、来季はJ2、J1で飛躍する者がでてくるかもしれない。それを目標にやる選手はいるだろう。それは構わない。
我々のやらなければならないことは、このクラブがずっと、右肩上がりに成長して、このクラブはやがて必ず強くなって、J2へ、J2からJ1へ上がっていくクラブに育て上げること。そのための一歩目なのか、二歩目、三歩目なのかは定かではないが、そうするためにその思いでわたしは今シーズン指揮を執っていきます。
昨季のゲーム内容、リーグ戦の内容を考えれば、今季はこれ、「圧倒して勝ってJ2に昇格する」という目標をここで大きな声で言っても、ここにいるみなさんは疑わないだろう。昨季の積み上げもある、はっきり言います。J3で優勝を狙います。
J2に昇格するのは当たり前の目標だし、なおかつ、早い話にはなるが、次の年にJ2でひとケタ順位を狙うつもりで、今季から練習も試合もやっていく。その覚悟をもって選手たちは来てくれた。わたしは度々マイクで、でかい声で言うけれど、けっして不可能ではないと思っている。嘘をついているつもりもないし、できないことを言っているつもりもない。覚悟をもって今シーズンを戦っていきます。長くなりましたが、今季もみなさんと一緒に戦っていきたいと思います。これを年頭のあいさつとします。今年もよろしくお願い申し上げます。
<新加入選手ひとこと(あいさつ&自らの持ち味)>
●GK岡大生選手(甲府/期限付き)
J1を目指してここ富山に来ました。先ほど監督はステップアップの場でもあると話されたが、僕はこのチームでJ1を見据えて戦います。まずはJ3で優勝して昇格しましょう。
カターレ富山はGKがビルドアップに参加する。足もとの技術が求められるので、そういう部分を発揮できたらよい。
●DF松原優吉選手(長野)
富山をJ2に戻すためにここに帰ってきました。今年1年、全力で戦います。応援よろしくお願いします。
自分の強みはセットプレーにあると思っています。ロングスローやヘディングでチームのひとつのオプションになれたらよい。
●FW武颯選手(福島)
必ずJ3で優勝してJ2に上りましょう。
自分はとにかくゴールを取ること。シュートやゴール前の動きを見てもらえたらと思っています。
●FW大野耀平選手(京都/期限付き)
自分の持っているすべてを出せるように頑張っていきます。
前から動き出してスペースを取ること。あとゴール前でのヘディングなどで泥くさくてもゴールするのが持ち味。そこを見ていただけたらうれしい。
●MF末木裕也選手(法政大)
J2昇格に大きく貢献したいと思っています。
キックやパスで数多くチャンスメークできるように頑張っていく。
●FW松澤彰選手(法政大)
ゴールを決めてJ2昇格のために頑張ります。
ポストプレーが得意なので、チームのために時間をつくり、あとは自分がゴールを決めてチームに貢献したい。
●FW宮城天選手(川崎F/期限付き)
J2昇格に向けて全力で戦います。
富山のプレースタイルと自分が今まで意識してきたプレースタイルは似ている。自分の強みは足もとの技術。ドリブルやシュート力を見ていただきたい。
●GK田中勘太選手(びわこ成蹊スポーツ大)
J3優勝のために全力で戦います。熱い応援をよろしくお願いします。
(監督から)ビルドアップが大切との言葉がありましたが、そこは当たり前にできるようにして、さらに自分の1回のキックで打開するようなパワーのあるプレーをしていきたい。
●DF林堂眞選手(愛媛)
昨年はけがでほとんどサッカーをしていない。今年はけがをしない体をしっかりつくって、J2昇格の力になれるように頑張ります。
富山に加入することが決まってから、いろんな関係者の方から「富山はすごく面白いサッカーをする」と聞いている。攻撃力があるとも聞いており、点が取れるまで耐えられるように頑張ります。
●MF戸高弘貴選手(町田)
チームの目標を達成できるよう自分の力をすべて出し切りたいと思います。
ゴール前での意外性のあるプレー、ドリブルなどを見ていただけたらよいと思っています。
●MF池髙暢希選手(浦和/期限付き)
J2昇格に貢献できるよう、チームのために戦います。
ドリブルやゴール前でのアイデアを、うまくチームに合わせ、たくさんゴールに絡みたいと思う。
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