【第33節vsF東京U-23プレビュー】集大成を長野で示せ
- 2019/11/28
- 20:49
長野Uスタジアム(南長野運動公園総合球技場)でホーム最終戦を行う。富山から足を運ぶみなさんには、チームの集大成を見届けるとともに、球技専用スタジアムならではの臨場感を楽しんでその良さを広く伝えていただきたい。
安達亮監督は「(現在は5位だが)残り2試合の成績次第で3位から8位まであり得る。昇格できなかったとはいえ今季は良い戦いをしている。台無しにするわけにはいかない。最後までしっかり戦い抜く」と話す。
今季は「圧倒的に勝つ」という志を掲げて日々の鍛錬でチーム力を伸ばしてきた。昇格が消えたからといって気が抜けてしまうようなやわな集団ではない。DF脇本晃成は「あと2試合が大事。毎日練習してきたことをゲームで発揮して2つ勝てたら自信になる。それが来季に向けてのチームの基盤になっていくと思う」と話した。
対戦するのはF東京U-23。集大成を示すゲームの相手としてふさわしい。前回対戦した7月6日の第15節は、今季最多タイの22本のシュートを放ちながら1-1で引き分けた(22本は他に第8節・沼津戦と第23節・盛岡戦)。チャンスをつくりながらも得点を決められずに勝点を取り損ねた、今季の課題が表れた象徴的なゲームだった。
前節のYS横浜戦でもダメ押しの3点目が奪えず、指揮官は「決定機できちんと得点を取れるようにならなければいけない」と話した。この課題とは来季も向き合っていかなければならないが、F東京U-23から2点以上奪って勝ち切れば前回からの進歩を示すことができる。さらに対F東京U-23は通算2勝2分3敗で最近は3連敗を含む4戦勝ちなし。ここで意地をみせたい。
F東京U-23は現在16位だが10月初戦の第25節で熊本を2-0で倒して以降4勝2分2敗と白星を先行させている。この間は前節でC大阪U-23に0-2で敗れるまで7試合連続して得点を挙げ、うち6試合は2点以上奪った。
ボールを扱う技量の高さは言うまでもないが、ゴールを狙うダイレクトプレーへの意識が強くロングボールを効果的に交えてくる。
20歳の大型FW原大智が17得点を挙げ、16得点の森島康仁(藤枝)、15得点の武颯(福島)と高澤優也(群馬)を抑えてリーグランキングトップに立っている。第11節から6試合連続、第26節から5試合連続して得点を挙げたようにコンスタントに仕事をしており、前回のカターレ戦でも同点ゴールを決めている。
20歳のボランチ品田愛斗が決定的なパスを配球する司令塔的な存在。前回のカターレ戦で好セーブを連発したGK波多野豪がメンバー入りするかどうかも注目だ。
カターレは控えメンバーにも好調な選手が多く、安達監督が残り2試合でどんな選手起用をみせるのかも楽しみ。「これまで通り、次の試合で活躍しそうな選手を使いたい」と話していた。F東京U-23はトップチームがJ1で優勝を争っており、プリンスリーグ関東で首位に立つU-18もJ3と同日に試合がある。メンバー構成が読めないため、ゲーム展開もどうなるか未知数なところがあり対応力がカギになる。決定力と同様にこちらのほうもチームの成長度を測るうえでのポイントになりそうだ。
※長野Uスタジアムは2015年春にオープンしました。
場内の雰囲気を知っていただけたらと思い、過去アウェイゲームで訪れた際の写真レポートのリンクを以下に並べました。
http://kataller2015.jp/blog-entry-53.html
http://kataller2015.jp/blog-entry-81.html
http://kataller2015.jp/blog-entry-335.html
http://kataller2015.jp/blog-entry-492.html
http://kataller2015.jp/blog-entry-689.html
安達亮監督は「(現在は5位だが)残り2試合の成績次第で3位から8位まであり得る。昇格できなかったとはいえ今季は良い戦いをしている。台無しにするわけにはいかない。最後までしっかり戦い抜く」と話す。
今季は「圧倒的に勝つ」という志を掲げて日々の鍛錬でチーム力を伸ばしてきた。昇格が消えたからといって気が抜けてしまうようなやわな集団ではない。DF脇本晃成は「あと2試合が大事。毎日練習してきたことをゲームで発揮して2つ勝てたら自信になる。それが来季に向けてのチームの基盤になっていくと思う」と話した。
対戦するのはF東京U-23。集大成を示すゲームの相手としてふさわしい。前回対戦した7月6日の第15節は、今季最多タイの22本のシュートを放ちながら1-1で引き分けた(22本は他に第8節・沼津戦と第23節・盛岡戦)。チャンスをつくりながらも得点を決められずに勝点を取り損ねた、今季の課題が表れた象徴的なゲームだった。
前節のYS横浜戦でもダメ押しの3点目が奪えず、指揮官は「決定機できちんと得点を取れるようにならなければいけない」と話した。この課題とは来季も向き合っていかなければならないが、F東京U-23から2点以上奪って勝ち切れば前回からの進歩を示すことができる。さらに対F東京U-23は通算2勝2分3敗で最近は3連敗を含む4戦勝ちなし。ここで意地をみせたい。
F東京U-23は現在16位だが10月初戦の第25節で熊本を2-0で倒して以降4勝2分2敗と白星を先行させている。この間は前節でC大阪U-23に0-2で敗れるまで7試合連続して得点を挙げ、うち6試合は2点以上奪った。
ボールを扱う技量の高さは言うまでもないが、ゴールを狙うダイレクトプレーへの意識が強くロングボールを効果的に交えてくる。
20歳の大型FW原大智が17得点を挙げ、16得点の森島康仁(藤枝)、15得点の武颯(福島)と高澤優也(群馬)を抑えてリーグランキングトップに立っている。第11節から6試合連続、第26節から5試合連続して得点を挙げたようにコンスタントに仕事をしており、前回のカターレ戦でも同点ゴールを決めている。
20歳のボランチ品田愛斗が決定的なパスを配球する司令塔的な存在。前回のカターレ戦で好セーブを連発したGK波多野豪がメンバー入りするかどうかも注目だ。
カターレは控えメンバーにも好調な選手が多く、安達監督が残り2試合でどんな選手起用をみせるのかも楽しみ。「これまで通り、次の試合で活躍しそうな選手を使いたい」と話していた。F東京U-23はトップチームがJ1で優勝を争っており、プリンスリーグ関東で首位に立つU-18もJ3と同日に試合がある。メンバー構成が読めないため、ゲーム展開もどうなるか未知数なところがあり対応力がカギになる。決定力と同様にこちらのほうもチームの成長度を測るうえでのポイントになりそうだ。
※長野Uスタジアムは2015年春にオープンしました。
場内の雰囲気を知っていただけたらと思い、過去アウェイゲームで訪れた際の写真レポートのリンクを以下に並べました。
http://kataller2015.jp/blog-entry-53.html
http://kataller2015.jp/blog-entry-81.html
http://kataller2015.jp/blog-entry-335.html
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