【第31節vs八戸プレビュー】勝点3求め北上。攻め勝って希望つなげ
- 2019/11/15
- 23:21
昇格へ望みをつなぐため勝利が求められる。
残り4試合で首位・北九州を勝点10差、2位・藤枝を同8差で追う。カターレが引き分け以下の場合は両クラブの成績次第で今節にも昇格の可能性が消える。崖っぷちで底力を発揮できるか。
前節・長野戦で11試合ぶりに敗れ、残り試合の全勝を目指す。今季第21-24節にJリーグ入会後初の4連勝を記録するまでに11シーズンを要したように簡単な目標ではないが、「すべて勝たなければ勝点60台に乗らない。(昇格できるかどうかは他クラブの結果によるが)昇格するなら最低でも60は取れるチームでなければいけない」と安達亮監督は話す。なによりもまず今節をものにしなければならない。
八戸には6月23日の第13節で1-2の逆転負けを喫し、この試合から今季最悪の4戦勝ちなし(1分4敗)と苦しんだ。
カターレは現在、シュート数がリーグトップで、被シュート数の少なさも同2位(1位は藤枝)。相手よりもシュート数が少なかったのは第5節の北九州戦のみで、同数だったのも第4節・鳥取戦と第18節・北九州戦だけ。1試合当たりの被シュートの最多は12本で3試合あるが、その対戦相手のひとつが八戸だ(他は第5節・北九州戦、第9節・G大阪U-23戦)。安達監督は「八戸には力強さがあり、得点力が高い。競り合いや攻守の切り替えといった部分で負けないよう意識してトレーニングした」と話した。
八戸はJFLから昇格して1年目ながらコンスタントに勝点を重ね、通算12勝6分12敗で8位につけている。2巡目の対戦は6勝3分4敗と白星が先行しており、前節は群馬と1-1で引き分けた。昨季はカターレの中心選手だった地元・八戸市出身のMF差波優人がクロアチアから帰国して8月に加入し、チームの力になっている。
総得点43/総失点37(カターレ:47/29)。[3-4-3]のスリートップに得点力があり、FW上形洋介が10点、MF三田尚希が9点、FW谷尾昂也が8点を挙げている。差波とともにボランチに入り攻撃を組み立てる34歳の新井山祥智は生え抜きの“Mr.ヴァンラーレ”。右ウイングバック(WB)の國分将がドリブルで、前カターレで左WBの佐藤和樹が鋭いクロスでチャンスメークする。
空中戦をはじめ競り合いに強いワントップの谷尾を見ながら全員がプレーしており、彼へのロングフィードが優先順位の高い選択肢になっている。そこが狙えない場合はパスをつなぎピッチを幅広く使った攻めもできる。昨季まで藤枝を率いた大石篤人監督の指導が浸透しているようだ(八戸は11月15日、大石監督の今季限りでの退任を発表)。
カターレは2点以上取る勝ちパターンに持ち込みたい。高校時代を過ごした青森でのゲームになるMF椎名伸志は「自分たちにはこれまでつくり上げてきた攻撃のかたちがあるので、あとは仕留められるかどうかがポイントになる。こちらに昇格争いのプレッシャーがかかってくる一方で、八戸は思い切ってプレーしてくるだろう。難しい試合になると思うが乗り越えたい」と話す。
残り4試合で首位・北九州を勝点10差、2位・藤枝を同8差で追う。カターレが引き分け以下の場合は両クラブの成績次第で今節にも昇格の可能性が消える。崖っぷちで底力を発揮できるか。
前節・長野戦で11試合ぶりに敗れ、残り試合の全勝を目指す。今季第21-24節にJリーグ入会後初の4連勝を記録するまでに11シーズンを要したように簡単な目標ではないが、「すべて勝たなければ勝点60台に乗らない。(昇格できるかどうかは他クラブの結果によるが)昇格するなら最低でも60は取れるチームでなければいけない」と安達亮監督は話す。なによりもまず今節をものにしなければならない。
八戸には6月23日の第13節で1-2の逆転負けを喫し、この試合から今季最悪の4戦勝ちなし(1分4敗)と苦しんだ。
カターレは現在、シュート数がリーグトップで、被シュート数の少なさも同2位(1位は藤枝)。相手よりもシュート数が少なかったのは第5節の北九州戦のみで、同数だったのも第4節・鳥取戦と第18節・北九州戦だけ。1試合当たりの被シュートの最多は12本で3試合あるが、その対戦相手のひとつが八戸だ(他は第5節・北九州戦、第9節・G大阪U-23戦)。安達監督は「八戸には力強さがあり、得点力が高い。競り合いや攻守の切り替えといった部分で負けないよう意識してトレーニングした」と話した。
八戸はJFLから昇格して1年目ながらコンスタントに勝点を重ね、通算12勝6分12敗で8位につけている。2巡目の対戦は6勝3分4敗と白星が先行しており、前節は群馬と1-1で引き分けた。昨季はカターレの中心選手だった地元・八戸市出身のMF差波優人がクロアチアから帰国して8月に加入し、チームの力になっている。
総得点43/総失点37(カターレ:47/29)。[3-4-3]のスリートップに得点力があり、FW上形洋介が10点、MF三田尚希が9点、FW谷尾昂也が8点を挙げている。差波とともにボランチに入り攻撃を組み立てる34歳の新井山祥智は生え抜きの“Mr.ヴァンラーレ”。右ウイングバック(WB)の國分将がドリブルで、前カターレで左WBの佐藤和樹が鋭いクロスでチャンスメークする。
空中戦をはじめ競り合いに強いワントップの谷尾を見ながら全員がプレーしており、彼へのロングフィードが優先順位の高い選択肢になっている。そこが狙えない場合はパスをつなぎピッチを幅広く使った攻めもできる。昨季まで藤枝を率いた大石篤人監督の指導が浸透しているようだ(八戸は11月15日、大石監督の今季限りでの退任を発表)。
カターレは2点以上取る勝ちパターンに持ち込みたい。高校時代を過ごした青森でのゲームになるMF椎名伸志は「自分たちにはこれまでつくり上げてきた攻撃のかたちがあるので、あとは仕留められるかどうかがポイントになる。こちらに昇格争いのプレッシャーがかかってくる一方で、八戸は思い切ってプレーしてくるだろう。難しい試合になると思うが乗り越えたい」と話す。
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