第29節 福島×富山 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2019/11/04
- 17:06
【第29節 福島1―2富山 ▽得点者:前半15分・花井(富)、同29分・星(福)、同42分・大谷(富)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前・後半90分通じて風が強かった。その影響もあって、自分たちだけでなく、福島も思うようにプレーできなかったのではないか。お互いに自分たちのやりたかったゲーム内容ではなかったと思う。
我々がひとつ狙いとしていたのが、福島のボールポゼッションのところを高い位置で奪ってカウンターで攻めること。前半の1点目をそのかたちで取れたのは非常に良かった。ただ、(同点にされた)失点のところは我々のディフェンスの甘さもあった。逆風にもかかわらず思い切って打った星選手のシュートがすごく良かった。
前半のうちにCKから2点目が取れたのが助けになった。結果的にあれが決勝点になったわけで、大事な場面で決めた大谷は良い活躍をしてくれたと思う。
ただ、全体的には後半も思ったようなプレーができなかった。後半の半ば以降は、とにかく勝つことに徹した。今の我々は勝点3がほしいので、内容よりも勝ちを重視する展開になったが、最後にきちんと勝ち切れたのは非常に良かった。
Q:先発に椎名選手と高橋選手を起用した。前からボールを奪いにいくという狙いからなのか。起用の意図を聞かせてほしい。
椎名については、前節に途中交代で出場し非常に攻撃的にプレーできていた。ボールに絡んでチャンスをつくり良い仕事ができていた。思い切って先発で起用した。前からボールを奪いにいくなら、彼の奪取力が生きるだろうと思った。
高橋の起用についても守備では同じ狙いがあった。彼は裏に抜け出すスピードとタイミングの良さをもっているので、対福島ではそれが生きると考えた。福島のボールポゼッションが怖かった。一旦ボールを持たれてリズムをつくられてしまうと押し込まれてしまう。とにかく最初のパスの出し手、センターバックであったりアンカーの橋本選手だったりにプレッシャーをかけたかった。
Q:最後は1点を守り切るという今季あまりなかった戦い方を選び勝利につなげた。後半、どう考えながら交代のカードを切っていったのか。
相手の交代選手のカードをみながら考えていた。福島は小牟田選手、イスマイラ選手を投入してきたが、彼らはサイズのある選手を入れてもいきなりそこへ蹴ってくるわけではなく、ある程度ボールを動かしてくると予想していた。サイドからのクロスに対しては、イスマイラ選手らのヘディングの打点が高いので嫌だなと思っていた。
椎名はもう少しできそうだったが(けが明けでもあるし)、(代わって投入する)碓井に信用があるから早め(後半14分)に交代させた。(同31分に)稲葉を投入したのは、福島が小牟田選手を投入して彼が下がって武が後ろから入ってくるといった攻めを繰り出すようになったので守備力のある彼を入れた。小牟田が最前線に行ったり下がって中間ポジションをとったりするのに対し、元気な稲葉がいたほうがよいという判断だった。
最後にルーカスを入れたのは高さへの対策。もう少し早く入れてもよかったのかもしれないが、後ろを5枚にするのは普段やり慣れていないのもあってどうしても重心が後ろにいってしまうから、やるなら最後の最後だと思って我慢した。
守備は結果的には狙い通りにいった。しかし、何度かきれいにボールを奪った場面があったが、カウンターアタックの精度はいつもの我々らしくなかった。もう少し落ち着いて攻められたんじゃないかと思った。
Q:(県総がピッチの改修に入るため)次節が富山県内での今季最後の試合になる。サポーターのみなさんにメッセージを送ってほしい。
(上位チームが勝ち、なかなか差が縮まらない状況だが)我々は最後まで昇格をあきらめるつもりはさらさらない。最後まで必ず全力で戦う。わたしは昨季の途中から携わっているが、今季は自分の色を出せていて、新しいカターレ富山のサッカーを展開できていると思う。今季も終わりに近づいているので、集大成をきちんとホームでサポーターの方に見せたいと思っている。ぜひ、みなさんに見に来ていただいて、一緒に戦っていただけたらと思う。
いい試合をしますよ。相手も長野だしね。楽しみです。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前・後半90分通じて風が強かった。その影響もあって、自分たちだけでなく、福島も思うようにプレーできなかったのではないか。お互いに自分たちのやりたかったゲーム内容ではなかったと思う。
我々がひとつ狙いとしていたのが、福島のボールポゼッションのところを高い位置で奪ってカウンターで攻めること。前半の1点目をそのかたちで取れたのは非常に良かった。ただ、(同点にされた)失点のところは我々のディフェンスの甘さもあった。逆風にもかかわらず思い切って打った星選手のシュートがすごく良かった。
前半のうちにCKから2点目が取れたのが助けになった。結果的にあれが決勝点になったわけで、大事な場面で決めた大谷は良い活躍をしてくれたと思う。
ただ、全体的には後半も思ったようなプレーができなかった。後半の半ば以降は、とにかく勝つことに徹した。今の我々は勝点3がほしいので、内容よりも勝ちを重視する展開になったが、最後にきちんと勝ち切れたのは非常に良かった。
Q:先発に椎名選手と高橋選手を起用した。前からボールを奪いにいくという狙いからなのか。起用の意図を聞かせてほしい。
椎名については、前節に途中交代で出場し非常に攻撃的にプレーできていた。ボールに絡んでチャンスをつくり良い仕事ができていた。思い切って先発で起用した。前からボールを奪いにいくなら、彼の奪取力が生きるだろうと思った。
高橋の起用についても守備では同じ狙いがあった。彼は裏に抜け出すスピードとタイミングの良さをもっているので、対福島ではそれが生きると考えた。福島のボールポゼッションが怖かった。一旦ボールを持たれてリズムをつくられてしまうと押し込まれてしまう。とにかく最初のパスの出し手、センターバックであったりアンカーの橋本選手だったりにプレッシャーをかけたかった。
Q:最後は1点を守り切るという今季あまりなかった戦い方を選び勝利につなげた。後半、どう考えながら交代のカードを切っていったのか。
相手の交代選手のカードをみながら考えていた。福島は小牟田選手、イスマイラ選手を投入してきたが、彼らはサイズのある選手を入れてもいきなりそこへ蹴ってくるわけではなく、ある程度ボールを動かしてくると予想していた。サイドからのクロスに対しては、イスマイラ選手らのヘディングの打点が高いので嫌だなと思っていた。
椎名はもう少しできそうだったが(けが明けでもあるし)、(代わって投入する)碓井に信用があるから早め(後半14分)に交代させた。(同31分に)稲葉を投入したのは、福島が小牟田選手を投入して彼が下がって武が後ろから入ってくるといった攻めを繰り出すようになったので守備力のある彼を入れた。小牟田が最前線に行ったり下がって中間ポジションをとったりするのに対し、元気な稲葉がいたほうがよいという判断だった。
最後にルーカスを入れたのは高さへの対策。もう少し早く入れてもよかったのかもしれないが、後ろを5枚にするのは普段やり慣れていないのもあってどうしても重心が後ろにいってしまうから、やるなら最後の最後だと思って我慢した。
守備は結果的には狙い通りにいった。しかし、何度かきれいにボールを奪った場面があったが、カウンターアタックの精度はいつもの我々らしくなかった。もう少し落ち着いて攻められたんじゃないかと思った。
Q:(県総がピッチの改修に入るため)次節が富山県内での今季最後の試合になる。サポーターのみなさんにメッセージを送ってほしい。
(上位チームが勝ち、なかなか差が縮まらない状況だが)我々は最後まで昇格をあきらめるつもりはさらさらない。最後まで必ず全力で戦う。わたしは昨季の途中から携わっているが、今季は自分の色を出せていて、新しいカターレ富山のサッカーを展開できていると思う。今季も終わりに近づいているので、集大成をきちんとホームでサポーターの方に見せたいと思っている。ぜひ、みなさんに見に来ていただいて、一緒に戦っていただけたらと思う。
いい試合をしますよ。相手も長野だしね。楽しみです。
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