第28節 群馬×富山 マッチレポート■激闘演じるも勝利に届かず
- 2019/10/28
- 17:34
【第28節 群馬0―0富山 ▽得点者:なし】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
カターレは後半15分過ぎから完全にゲームを支配して決定機を何度かつくった。できれば勝ち切って、「昇格するのはカターレだ」と誇示したかったがそれはお預け。「残り6試合の中であと2つほどヤマがあるんじゃないか」と安達亮監督が話し、群馬の布啓一郎監督も「どのチームにもこれからまだ2転3転があるだろう」と語ったように先は長い。今節の悔しさを晴らす機会はまだまだ残されている。
スタジアムに雨雲が近づき、試合開始直前から風が強まった。「後半はやむかもしれない」(安達監督)と考えたカターレが風上の陣地をとって前半がスタートした。
昇格を目指す両者の強い気持ちがプレーに表れ、中盤で激しくつぶし合う。攻守が目まぐるしく入れ替わる落ち着かない時間がしばらく続いた。群馬は守りにメリハリをつけ、カターレが何本かパスをつなぐと自陣に引いてしっかりゴール前を固めた。カターレがボールを持ちながら攻略の糸口を探り、群馬はボール奪取から速攻を狙う。MF加藤潤也とMF田中稔也を中心とする群馬のカウンターは鋭く、どちらかといえば彼らが思い描いていたプランのうえでゲームが進んだ。
33分にMF佐藤祥が中盤でのボール奪取から一気に攻め込み好機をつくる。39分には相手陣でボールを奪って攻め、田中が左からペナルティーエリアにドリブルで切り込みゴールを脅かした。
前半のカターレのシュートは2本(群馬1本)。32分にMF佐々木陽次のスルーパスからFW平松宗が狙うも当たりが弱く、終了直前のDF脇本晃成のミドルはわずかに右に外れた。
一時は強まった雨と風が収まった後半は冒頭からカターレが好機をつくる。同4分にブロックのあいだで受けたMF佐々木陽が放ったミドルシュートが始まりだった。同11分にDF今瀬淳也のフィードを平松が頭で落とし、佐々木陽がDFに囲まれながら決めにかかったが相手GK吉田舜の好セーブに阻まれた。同15分には佐々木陽とMF花井聖が代わる代わるペナルティーエリアにドリブルで仕掛け、最後は佐々木陽が狙うも上に外れた。
群馬は同7分に球際で競り勝ってボールをゴール前に運び、田中が決定機を迎えたがしっかりミートできず大きく外す。その後は足が止まり出し、自陣でもセカンドボールを拾えなくなってカターレに押し込まれた。
カターレは同16分にFW高橋駿太、同26分にMF椎名伸志を投入して攻勢を強め、同29分に右サイドでのコンビネーションから椎名がラストパスを送って高橋がシュートを放つもわずかに左に外れる。同35分にはFW大谷駿斗のシュートがGKに防がれた。45分にはパス&ゴーの連続で左サイドから崩し、MF佐々木一輝のクロスをファーで受けた高橋が決定機を迎えたがシュートは上に外れた。
無得点は第19節の藤枝戦以来9試合ぶりで今季4試合目。第20節からの負けなしは今季最長の9試合(6勝3分)となった。
今節の上位勢は首位・北九州と4位・熊本が勝ち、2位・藤枝は引き分け。カターレは2位との差こそ勝点5で変わらなかったが、上位4強に割って入るチャンスを逃して一歩後退。11月4日の次節・福島戦は勝点3をもぎ取るパワーと勝負強さが求められる。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
カターレは後半15分過ぎから完全にゲームを支配して決定機を何度かつくった。できれば勝ち切って、「昇格するのはカターレだ」と誇示したかったがそれはお預け。「残り6試合の中であと2つほどヤマがあるんじゃないか」と安達亮監督が話し、群馬の布啓一郎監督も「どのチームにもこれからまだ2転3転があるだろう」と語ったように先は長い。今節の悔しさを晴らす機会はまだまだ残されている。
スタジアムに雨雲が近づき、試合開始直前から風が強まった。「後半はやむかもしれない」(安達監督)と考えたカターレが風上の陣地をとって前半がスタートした。
昇格を目指す両者の強い気持ちがプレーに表れ、中盤で激しくつぶし合う。攻守が目まぐるしく入れ替わる落ち着かない時間がしばらく続いた。群馬は守りにメリハリをつけ、カターレが何本かパスをつなぐと自陣に引いてしっかりゴール前を固めた。カターレがボールを持ちながら攻略の糸口を探り、群馬はボール奪取から速攻を狙う。MF加藤潤也とMF田中稔也を中心とする群馬のカウンターは鋭く、どちらかといえば彼らが思い描いていたプランのうえでゲームが進んだ。
33分にMF佐藤祥が中盤でのボール奪取から一気に攻め込み好機をつくる。39分には相手陣でボールを奪って攻め、田中が左からペナルティーエリアにドリブルで切り込みゴールを脅かした。
前半のカターレのシュートは2本(群馬1本)。32分にMF佐々木陽次のスルーパスからFW平松宗が狙うも当たりが弱く、終了直前のDF脇本晃成のミドルはわずかに右に外れた。
一時は強まった雨と風が収まった後半は冒頭からカターレが好機をつくる。同4分にブロックのあいだで受けたMF佐々木陽が放ったミドルシュートが始まりだった。同11分にDF今瀬淳也のフィードを平松が頭で落とし、佐々木陽がDFに囲まれながら決めにかかったが相手GK吉田舜の好セーブに阻まれた。同15分には佐々木陽とMF花井聖が代わる代わるペナルティーエリアにドリブルで仕掛け、最後は佐々木陽が狙うも上に外れた。
群馬は同7分に球際で競り勝ってボールをゴール前に運び、田中が決定機を迎えたがしっかりミートできず大きく外す。その後は足が止まり出し、自陣でもセカンドボールを拾えなくなってカターレに押し込まれた。
カターレは同16分にFW高橋駿太、同26分にMF椎名伸志を投入して攻勢を強め、同29分に右サイドでのコンビネーションから椎名がラストパスを送って高橋がシュートを放つもわずかに左に外れる。同35分にはFW大谷駿斗のシュートがGKに防がれた。45分にはパス&ゴーの連続で左サイドから崩し、MF佐々木一輝のクロスをファーで受けた高橋が決定機を迎えたがシュートは上に外れた。
無得点は第19節の藤枝戦以来9試合ぶりで今季4試合目。第20節からの負けなしは今季最長の9試合(6勝3分)となった。
今節の上位勢は首位・北九州と4位・熊本が勝ち、2位・藤枝は引き分け。カターレは2位との差こそ勝点5で変わらなかったが、上位4強に割って入るチャンスを逃して一歩後退。11月4日の次節・福島戦は勝点3をもぎ取るパワーと勝負強さが求められる。
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