第27節 富山×C大23 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2019/10/20
- 18:08
【第27節 富山3―0C大阪U-23 ▽得点者:前半14分・平松、後半32分・佐々木一、同37分・大谷(以上富)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半にPKが取れた。狙い通りとはいえラッキーな点の取り方だった。それ以外はセレッソにペースを握られる展開だったが、ハーフタイムに少し指示をして、狙い通りに2点目、3点目をきちんと取れたのが非常によかった。
途中交代で出場した佐々木一輝、稲葉が非常に良い仕事をしてくれた。これからほかの控えの選手も含めてチーム内での競争も激しくなってくると思う。チーム力が上るような良い勝ち方ができてよかった。
Q:狙い通りにいったというハーフタイムの指示とは。
試合前からも伝えていたことなのだが、相手にある程度ボールを持たれてもよいから、とにかくカウンターで点を取りたかった。徹底していたことなのでその通りになってよかった。
C大阪U-23に前々節で北九州に勝ったようなゲームをされたくなかった。その試合では、北九州がボールを持って主導権を握っていたが、セレッソがすごく堅く守ってカウンターで点を取って勝った。我々は前期、圧倒的に攻めながらも点が入らず逆に失点して負ける試合が多かったので、そうは絶対になりたくないという思いでゲームに入った。
前半に速い攻めで大谷がPKを獲得できたのはよかった。その1点をうまく使いながら、後半も守備のところを徹底し、カウンターのチャンスがあれば攻めるという指示をした。その通りにできて良かった。
Q:後半の選手交代の意図は。
稲葉を入れたのはセレッソが球際に強く、ボール奪取力が高かったから。うちの中で最もそこが優れている彼を入れた。バイタルエリア付近で相手にボールを拾われるのが怖かった。花井を前に出したのは、1.5列目でふらふらと浮きながらプレーすることができ、決定的なパスを出せるかなと思ったから。陽次は受けるのがうまくてそこからさらに前に絡んで自分でも点を取りにいける選手だが、きょうはボールをきちんと収めて大谷や平松にパスを出すほうがよいかなと考えた。花井は前に移ってからも存在感を示してくれたと思う。
一輝は練習中からずっと良かった。白石は相手が[3-4-3]なので守備のほうにどうしても引っ張られた。ワイドに対応する負担が大きく、奪ってからなかなか前に出られないようだった。それで元気な一輝に代えた。
Q:交代出場の佐々木一輝選手がセットプレーのキッカーも務めた。
セットプレーのキッカーを任せられるというのは技術が高いから。その通りで一輝は技術が高い。うちのアタッカーの中でも1、2だと思う。最初のFKも良いボールでチャンスをつくった。3点目をアシストした場面でも、大谷にピンポイントでクロスを上げてくれた。あと、彼は戦術理解力が高いので、途中交代で入れる時にチームのやりたいことを安心して伝えられる。
Q:前嶋選手に代わって左サイドバックに代選手が入った。
不慣れなポジションのはずだが、代はDFラインのどのポジションをやっても堅くやってくれる。前嶋がいればそこを起点に攻めるのが我々のストロングポイントではあるが、きょうは逆に攻撃を仕掛けるというのではなく、しっかり守ってそこからカウンターを打つのが狙いだったので、それをよくやってくれた。守備のところで穴を開けることがなく、ボールを奪ってから前に出ていく起点にもなってくれた。非常に良かったと思う。これだけいろんなポジションをシーズンの中でこなせる選手は貴重だ。器用によくこなしてくれている。
Q:守ってカウンターを狙っていたというが、追加点をなかなか奪えなかった。その間の守備についてはどう見ていたか。
良かったと思う。落ち着いていた。前節の熊本戦は前半に押し込み過ぎて守備の時間が少なかったために、質の高い相手の1、2回の攻めにやられてしまった。きょうはある程度ボールを握られたり、押し込まれたりしていたが、守備のリズムは我々のほうにあったと思う。難しいもので、ずっと攻めているから点が入るわけでもなく、逆に攻められても少ないチャンスを確実にものにできればきょうのように3-0までいく。点を取られると相手も前に出ざるを得ないからスペースも空いてくる。狙い通りになった。
個人の守備のスキルは上げていなかければいけないと改めて思った。若いセレッソの選手たちのほうがタフだし、力強さもあった。そのへんは課題だが、組織的には大崩れしなかったので安心して見ていられる場面が多かった。
Q:残り7試合はアウェイゲームが多い。
もちろんホームでやるほうが移動もなく、慣れた環境でやれるのだが、ここまでくるとそんなことを言っている場合ではなく、その時のベストを尽くすだけ。あまり気にならない。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半にPKが取れた。狙い通りとはいえラッキーな点の取り方だった。それ以外はセレッソにペースを握られる展開だったが、ハーフタイムに少し指示をして、狙い通りに2点目、3点目をきちんと取れたのが非常によかった。
途中交代で出場した佐々木一輝、稲葉が非常に良い仕事をしてくれた。これからほかの控えの選手も含めてチーム内での競争も激しくなってくると思う。チーム力が上るような良い勝ち方ができてよかった。
Q:狙い通りにいったというハーフタイムの指示とは。
試合前からも伝えていたことなのだが、相手にある程度ボールを持たれてもよいから、とにかくカウンターで点を取りたかった。徹底していたことなのでその通りになってよかった。
C大阪U-23に前々節で北九州に勝ったようなゲームをされたくなかった。その試合では、北九州がボールを持って主導権を握っていたが、セレッソがすごく堅く守ってカウンターで点を取って勝った。我々は前期、圧倒的に攻めながらも点が入らず逆に失点して負ける試合が多かったので、そうは絶対になりたくないという思いでゲームに入った。
前半に速い攻めで大谷がPKを獲得できたのはよかった。その1点をうまく使いながら、後半も守備のところを徹底し、カウンターのチャンスがあれば攻めるという指示をした。その通りにできて良かった。
Q:後半の選手交代の意図は。
稲葉を入れたのはセレッソが球際に強く、ボール奪取力が高かったから。うちの中で最もそこが優れている彼を入れた。バイタルエリア付近で相手にボールを拾われるのが怖かった。花井を前に出したのは、1.5列目でふらふらと浮きながらプレーすることができ、決定的なパスを出せるかなと思ったから。陽次は受けるのがうまくてそこからさらに前に絡んで自分でも点を取りにいける選手だが、きょうはボールをきちんと収めて大谷や平松にパスを出すほうがよいかなと考えた。花井は前に移ってからも存在感を示してくれたと思う。
一輝は練習中からずっと良かった。白石は相手が[3-4-3]なので守備のほうにどうしても引っ張られた。ワイドに対応する負担が大きく、奪ってからなかなか前に出られないようだった。それで元気な一輝に代えた。
Q:交代出場の佐々木一輝選手がセットプレーのキッカーも務めた。
セットプレーのキッカーを任せられるというのは技術が高いから。その通りで一輝は技術が高い。うちのアタッカーの中でも1、2だと思う。最初のFKも良いボールでチャンスをつくった。3点目をアシストした場面でも、大谷にピンポイントでクロスを上げてくれた。あと、彼は戦術理解力が高いので、途中交代で入れる時にチームのやりたいことを安心して伝えられる。
Q:前嶋選手に代わって左サイドバックに代選手が入った。
不慣れなポジションのはずだが、代はDFラインのどのポジションをやっても堅くやってくれる。前嶋がいればそこを起点に攻めるのが我々のストロングポイントではあるが、きょうは逆に攻撃を仕掛けるというのではなく、しっかり守ってそこからカウンターを打つのが狙いだったので、それをよくやってくれた。守備のところで穴を開けることがなく、ボールを奪ってから前に出ていく起点にもなってくれた。非常に良かったと思う。これだけいろんなポジションをシーズンの中でこなせる選手は貴重だ。器用によくこなしてくれている。
Q:守ってカウンターを狙っていたというが、追加点をなかなか奪えなかった。その間の守備についてはどう見ていたか。
良かったと思う。落ち着いていた。前節の熊本戦は前半に押し込み過ぎて守備の時間が少なかったために、質の高い相手の1、2回の攻めにやられてしまった。きょうはある程度ボールを握られたり、押し込まれたりしていたが、守備のリズムは我々のほうにあったと思う。難しいもので、ずっと攻めているから点が入るわけでもなく、逆に攻められても少ないチャンスを確実にものにできればきょうのように3-0までいく。点を取られると相手も前に出ざるを得ないからスペースも空いてくる。狙い通りになった。
個人の守備のスキルは上げていなかければいけないと改めて思った。若いセレッソの選手たちのほうがタフだし、力強さもあった。そのへんは課題だが、組織的には大崩れしなかったので安心して見ていられる場面が多かった。
Q:残り7試合はアウェイゲームが多い。
もちろんホームでやるほうが移動もなく、慣れた環境でやれるのだが、ここまでくるとそんなことを言っている場合ではなく、その時のベストを尽くすだけ。あまり気にならない。
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