第26節 富山×熊本 熊本・渋谷洋樹監の会見コメント★質疑応答を追加
- 2019/10/13
- 20:09
★質疑応答を追加しました
●熊本・渋谷洋樹監督
台風が来た中で開始時間をずらして準備してくれたカターレ富山のスタッフのみなさま、ありがとうございました。我々がピッチでプレーできるのはみなさんのおかげ。感謝しています。
我々のファン、サポーターがどうやって富山まで来てくれたのか分からないが、北陸新幹線が止まっているにもかかわらず、多くの方が来てくれたことにびっくりしている。勝利を届けたかったが残念ながら引き分けで帰っていただくことになってしまい心苦しい。みなさんの応援がきょうの1点を生んだと思う。
引き分けは受け入れ難くはあるが、富山は現在とても調子が良かったので、今回のところは結果も仕方がないのかなと思う。前半から富山の勢いがあって、我々のDFラインの後ろにボールを入れてセカンドボールを拾い、クロスを上げるということをやってきた。それに対し、前線からプレッシャーをかけて蹴らせないようにと考えていたが、あれだけ蹴られると対応できなかった。そこでしかりとDFラインを後ろにセットして守ったところ、相手に決定打を与えずに我々がボールを保持できるようになった。
前半に我々もビックチャンスが4度ほどあったがなかなか入らないなと思って見ていた。後半は自分たちのやってきた、攻撃ではしっかりボールを握る、守備ではコンパクトさを保ってやろうとした。
失点はプレッシャーのかかりが悪くてサイドに3人立たれてそこから進入されクロスを上げられた。残念ではあるが逆サイドの選手も競っていて相手が上回った。
攻撃に関しては前半の途中からそれほど苦労することなくボールが前に入っていたし、サイドからも割れる感じだったので、いつか点は入るだろうと思っていたが、勝っているチームの守りはやはり強固だった。1点返した時はクリアのセカンドボールを拾って足を止めずに攻めたのがPKにつながった良いゴールだったと思う。なぜなら前節は足を止めて失点してしまうシーンがあったので。きょうは良かった。
全体を通して富山の調子の良さが垣間見えたが、うちの選手もハードワークした。1年でJ2復帰するという目標を考えると、勝点2を失ったのは痛いが、この勝点1を次につなげたい。
Q:前節とは先発を5人も入れ替えた。
前々節に引き分けて、前節に負けて、我々がJ2に昇格するには引き分けも負けに等しいと思わなければならない。調子の良い選手はしっかりと起用したい。練習の様子などもみて、きょうは5人を入れ替えるのがベストだと判断した。
Q:先発がリーグ前半戦の連勝したころに近い顔ぶれになったが、相手のプレッシャーに苦しんでいた。メンバーを大きく入れ替えた影響があったのでは。
最初の30分はうまく循環しなかった。仕方がないと思う。メンバーが5人も変われば、距離感、立ち位置によって誰がフリーになっているのか、フリースペースがどこなのか、人の動きによってできてくるスペースのつかみ方なりが、ちょっとした距離感、実際の距離ではなく、感覚的な距離感がなく難しかったのだと思う。あとファーストポジションの取り方が、相手のプレッシャーにびびっていたのか、GKからつなぐ際の距離感が悪くて、プレッシャーを受けそのまま持っていかれるシーンがあった。そこを修正した。北嶋コーチらがそこをしっかり分析して、立ち位置をしっかりとってプレーすればできると伝えてペースをつかむことができた。ゲームが進む中でだんだんと選手たちのパフォーマンスは良くなったと思う。
Q:前からプレッシャーにいくか、下がってスペースを消すか。どう判断したのか。
準備はしていた。前節のF東京U-23戦もそうなのだが、我々は前線からプレッシャーにいって最終ラインを高くしてじゃないといけない。待ち構えるよりも、ラインを整えて相手に簡単に蹴らせないという方向でいった。
相手のボランチ2枚が下りるところまでは追い掛けられない。我々のツートップでプレッシャーが掛けられない位置に選手がいたので、ならば相手に少しボールを持つ時間を与えることでタイミングをずらそうとした。相手もフリーにはなったがスペースがないので蹴るのに迷っていたのではないか。簡単に裏は取られなくなったと思う。
●熊本・渋谷洋樹監督
台風が来た中で開始時間をずらして準備してくれたカターレ富山のスタッフのみなさま、ありがとうございました。我々がピッチでプレーできるのはみなさんのおかげ。感謝しています。
我々のファン、サポーターがどうやって富山まで来てくれたのか分からないが、北陸新幹線が止まっているにもかかわらず、多くの方が来てくれたことにびっくりしている。勝利を届けたかったが残念ながら引き分けで帰っていただくことになってしまい心苦しい。みなさんの応援がきょうの1点を生んだと思う。
引き分けは受け入れ難くはあるが、富山は現在とても調子が良かったので、今回のところは結果も仕方がないのかなと思う。前半から富山の勢いがあって、我々のDFラインの後ろにボールを入れてセカンドボールを拾い、クロスを上げるということをやってきた。それに対し、前線からプレッシャーをかけて蹴らせないようにと考えていたが、あれだけ蹴られると対応できなかった。そこでしかりとDFラインを後ろにセットして守ったところ、相手に決定打を与えずに我々がボールを保持できるようになった。
前半に我々もビックチャンスが4度ほどあったがなかなか入らないなと思って見ていた。後半は自分たちのやってきた、攻撃ではしっかりボールを握る、守備ではコンパクトさを保ってやろうとした。
失点はプレッシャーのかかりが悪くてサイドに3人立たれてそこから進入されクロスを上げられた。残念ではあるが逆サイドの選手も競っていて相手が上回った。
攻撃に関しては前半の途中からそれほど苦労することなくボールが前に入っていたし、サイドからも割れる感じだったので、いつか点は入るだろうと思っていたが、勝っているチームの守りはやはり強固だった。1点返した時はクリアのセカンドボールを拾って足を止めずに攻めたのがPKにつながった良いゴールだったと思う。なぜなら前節は足を止めて失点してしまうシーンがあったので。きょうは良かった。
全体を通して富山の調子の良さが垣間見えたが、うちの選手もハードワークした。1年でJ2復帰するという目標を考えると、勝点2を失ったのは痛いが、この勝点1を次につなげたい。
Q:前節とは先発を5人も入れ替えた。
前々節に引き分けて、前節に負けて、我々がJ2に昇格するには引き分けも負けに等しいと思わなければならない。調子の良い選手はしっかりと起用したい。練習の様子などもみて、きょうは5人を入れ替えるのがベストだと判断した。
Q:先発がリーグ前半戦の連勝したころに近い顔ぶれになったが、相手のプレッシャーに苦しんでいた。メンバーを大きく入れ替えた影響があったのでは。
最初の30分はうまく循環しなかった。仕方がないと思う。メンバーが5人も変われば、距離感、立ち位置によって誰がフリーになっているのか、フリースペースがどこなのか、人の動きによってできてくるスペースのつかみ方なりが、ちょっとした距離感、実際の距離ではなく、感覚的な距離感がなく難しかったのだと思う。あとファーストポジションの取り方が、相手のプレッシャーにびびっていたのか、GKからつなぐ際の距離感が悪くて、プレッシャーを受けそのまま持っていかれるシーンがあった。そこを修正した。北嶋コーチらがそこをしっかり分析して、立ち位置をしっかりとってプレーすればできると伝えてペースをつかむことができた。ゲームが進む中でだんだんと選手たちのパフォーマンスは良くなったと思う。
Q:前からプレッシャーにいくか、下がってスペースを消すか。どう判断したのか。
準備はしていた。前節のF東京U-23戦もそうなのだが、我々は前線からプレッシャーにいって最終ラインを高くしてじゃないといけない。待ち構えるよりも、ラインを整えて相手に簡単に蹴らせないという方向でいった。
相手のボランチ2枚が下りるところまでは追い掛けられない。我々のツートップでプレッシャーが掛けられない位置に選手がいたので、ならば相手に少しボールを持つ時間を与えることでタイミングをずらそうとした。相手もフリーにはなったがスペースがないので蹴るのに迷っていたのではないか。簡単に裏は取られなくなったと思う。
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