【第26節vs熊本プレビュー】追い付き追い越せ!譲れない大一番
- 2019/10/12
- 02:53
連勝を5に伸ばし、ホームに戻って4位の熊本に挑む。上位4強との勝点差がようやく縮まり始め、熊本とは4差。勝てばトップグループに取りつくことができ、負ければ再び突き放されてしまう。勝利が求められる強豪との大一番だ。連勝によって幕を開けた逆転劇の最初のヤマ場にどんなハイライトが待っているのだろうか。
前節のG大阪U-23戦後、安達亮監督はゲーム内容に対する不満を口にした。日本サッカーの将来を担うであろうヤングガンバの能力の高さを認めるとともに、高まってきた自分たちの力に対する自負もある。だからこそJ3を代表するような質の高いゲームをしたかった。前半戦の第7節にホームで対戦した時にも抱いていた思いだ。しかし前回に続いて今回も、カターレは勝ったとは言えいつもよりミスが多くて出来は良くなった。「我々は単純な、誰が見てもミスだと分かるようなミスを減らさなければいけない。お互いに、J3でレベルの高いゲームを増やしていかなければ。そういう思いでベンチから見ていた」と話した。
今週は2失点した守備面の再確認をはじめ、前節で露わになった課題をつぶすところからトレーニングを始めたという。前節の苦戦を糧にして、ホームで再びハイパフォーマンスを披露できるか注目したい。対戦相手の熊本もG大阪U-23と同様にJ3屈指の攻撃的なサッカーを展開している好チームだ。相手に不足はなく、内容の伴った必然の勝利を目指す。
熊本は前節、0-2でF東京U-23に敗れた。負けは7試合ぶりで、無得点は6試合ぶり。しかし、決定機は数多くつくっていてチーム状態は良さそう。GK山本海人がPKをセーブしたこぼれ球が相手正面に転がり失点するなどやや不運な面もあった。失点シーンを除いて山本が好セーブを連発していたのが印象的だった。カターレのGK榎本哲也と同じく経験豊富な守護神が昇格を狙うチームを支えているようだ。
丁寧に自陣でボールを回してリズムをつくり、DFラインからのフィードも効果的に交えてチャンスメークする。左サイドバック高瀬優孝の左足からのクロスが得点源のひとつで、右サイドバック黒木晃平は攻撃の起点になっている。ツートップはスピードが武器でチームトップの10得点を挙げているルーキー北村知也と、前松本で高さと強さを備える三島康平。前回のカターレ戦はベンチ外だったベテランFW原一樹がスーパーサブとして控えている。
熊本の前節はF東京U-23のホームゲームとして宮崎市で開催された。ラグビーW杯の開催や東京五輪に向けた施設改修によって都内で会場が確保できなかったためだという。熊本のほうもホームスタジアムがラグビーW杯の会場になっており、今節で4週連続のアウェイゲーム。台風19号の影響で移動を早め11日に富山入りして備えている。彼らにとってもJ2復帰を目指すうえで今節は正念場。実力派チーム同士の気持ちのこもった戦いが楽しみだ。
※J3リーグ9月の月間優秀監督にカターレの安達亮監督が選ばれました(Jリーグ公式サイト参照)
https://www.jleague.jp/monthly_awards/2019/09/manager/j3.html
前節のG大阪U-23戦後、安達亮監督はゲーム内容に対する不満を口にした。日本サッカーの将来を担うであろうヤングガンバの能力の高さを認めるとともに、高まってきた自分たちの力に対する自負もある。だからこそJ3を代表するような質の高いゲームをしたかった。前半戦の第7節にホームで対戦した時にも抱いていた思いだ。しかし前回に続いて今回も、カターレは勝ったとは言えいつもよりミスが多くて出来は良くなった。「我々は単純な、誰が見てもミスだと分かるようなミスを減らさなければいけない。お互いに、J3でレベルの高いゲームを増やしていかなければ。そういう思いでベンチから見ていた」と話した。
今週は2失点した守備面の再確認をはじめ、前節で露わになった課題をつぶすところからトレーニングを始めたという。前節の苦戦を糧にして、ホームで再びハイパフォーマンスを披露できるか注目したい。対戦相手の熊本もG大阪U-23と同様にJ3屈指の攻撃的なサッカーを展開している好チームだ。相手に不足はなく、内容の伴った必然の勝利を目指す。
熊本は前節、0-2でF東京U-23に敗れた。負けは7試合ぶりで、無得点は6試合ぶり。しかし、決定機は数多くつくっていてチーム状態は良さそう。GK山本海人がPKをセーブしたこぼれ球が相手正面に転がり失点するなどやや不運な面もあった。失点シーンを除いて山本が好セーブを連発していたのが印象的だった。カターレのGK榎本哲也と同じく経験豊富な守護神が昇格を狙うチームを支えているようだ。
丁寧に自陣でボールを回してリズムをつくり、DFラインからのフィードも効果的に交えてチャンスメークする。左サイドバック高瀬優孝の左足からのクロスが得点源のひとつで、右サイドバック黒木晃平は攻撃の起点になっている。ツートップはスピードが武器でチームトップの10得点を挙げているルーキー北村知也と、前松本で高さと強さを備える三島康平。前回のカターレ戦はベンチ外だったベテランFW原一樹がスーパーサブとして控えている。
熊本の前節はF東京U-23のホームゲームとして宮崎市で開催された。ラグビーW杯の開催や東京五輪に向けた施設改修によって都内で会場が確保できなかったためだという。熊本のほうもホームスタジアムがラグビーW杯の会場になっており、今節で4週連続のアウェイゲーム。台風19号の影響で移動を早め11日に富山入りして備えている。彼らにとってもJ2復帰を目指すうえで今節は正念場。実力派チーム同士の気持ちのこもった戦いが楽しみだ。
※J3リーグ9月の月間優秀監督にカターレの安達亮監督が選ばれました(Jリーグ公式サイト参照)
https://www.jleague.jp/monthly_awards/2019/09/manager/j3.html
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