第25節 G大阪U-23×富山 マッチレポート■苦労の末に連勝5に伸ばす
- 2019/10/07
- 10:46
【第25節 G大阪U-23 2―3富山 ▽得点者:前半21分・白井(G)、同34分・平松(富)、同43分・花井(富)、後半22分・唐山(G)、同38分・平松(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
際どいゲームだった。今回も5点かそれ以上のゴールを奪えるだけのチャンスをつくった一方、ヤングガンバの攻めに苦しめられてあと何点か失っていてもおかしくはなかった。試合後の会見で安達亮監督は「できれば攻め合いは避けたかった」と明かした。それでも競り勝ったところに地力強化がはっきりと表れている。MF碓井鉄平は「前半戦なら勝ち切れていなかっただろう。同点に追い付かれて苦しくなったが今のうちは点が取れる」と話した。
開始直後にMF白石智之が左からペナルティーエリアに切り込みマイナス方向のクロスを入れ得点機をつくる。先にボールを保持して主導権を握りかけていたが、G大阪U-23も左サイドハーフ川崎修平やFW白井陽斗を中心に縦に素早く切り返し、ゲームは序盤から攻め合いの様相を呈した。この展開通りに先制点は21分にG大阪U-23に挙がる。最終ラインからのロングパスで右サイド裏に抜けた16歳のMF中村仁郎がそのまま仕掛けてDFを交わしマイナス方向にクロス、白井が合わせて決めた。
カターレはペースを崩さずに攻めてチャンスをつくり、34分に追い付いた。プレーの流れで中盤の中央へ進出していた右サイドバック柳下大樹が右サイド裏のスペースへ斜めに走り込み、MF花井聖が浮き球のパスを供給。抜けた柳下のクロスにFW平松宗が合わせて決めた。流動的なポジションチェンジと好判断から生まれたファインゴールだった。
直後にFW大谷駿斗がDF今瀬淳也からのフィードでGKと1対1になったがシュートを上に外した。37分にはG大阪U-23がミドルシュートのこぼれ球を白井が右から頭で押し込もうとしたが、カターレはGK榎本哲也が後方に下がりながらジャンプして枠外に弾いてチームを救った。
カターレはややミスが増えてピンチを招くようになったが、43分に左CKから逆転ゴールを挙げた。ニアに柳下が飛び込んでわずかに触り、花井の体に当たってゴールインした。
後半は15分までにカターレが次々と決定機をつくったが相手を突き放す3点目を決め切れない。すると同22分、G大阪U-23は17歳FW唐山翔自がペナルティーエリアでドリブルのテクニックを発揮して同点ゴールを奪った。その後は互いにスペースができてカウンターの応酬になる。カターレはミスの多さを修正できずに攻撃がやや鈍ったが、同38分、平松が第22節・讃岐戦のように終盤のワンチャンスを生かして勝利を引き寄せた。相手のミスから自陣でボールを奪ったDF前嶋洋太がドリブルで前に運び、途中投入のMF伊藤優汰からラストパスをもらってしっかり決めた。
同42分に唐山に再びペナルティーエリア中央から切り込まれてヒヤリとする場面があったがなんとかしのいで終了。連勝記録を「5」に伸ばした。
今節は上位4クラブがいずれも勝利を逃し、5位カターレは首位・群馬とのとの勝点差を9から7に、2位・北九州との差を8から5に縮めた。残るは9試合。次節はホームで4位・熊本と対戦する。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
際どいゲームだった。今回も5点かそれ以上のゴールを奪えるだけのチャンスをつくった一方、ヤングガンバの攻めに苦しめられてあと何点か失っていてもおかしくはなかった。試合後の会見で安達亮監督は「できれば攻め合いは避けたかった」と明かした。それでも競り勝ったところに地力強化がはっきりと表れている。MF碓井鉄平は「前半戦なら勝ち切れていなかっただろう。同点に追い付かれて苦しくなったが今のうちは点が取れる」と話した。
開始直後にMF白石智之が左からペナルティーエリアに切り込みマイナス方向のクロスを入れ得点機をつくる。先にボールを保持して主導権を握りかけていたが、G大阪U-23も左サイドハーフ川崎修平やFW白井陽斗を中心に縦に素早く切り返し、ゲームは序盤から攻め合いの様相を呈した。この展開通りに先制点は21分にG大阪U-23に挙がる。最終ラインからのロングパスで右サイド裏に抜けた16歳のMF中村仁郎がそのまま仕掛けてDFを交わしマイナス方向にクロス、白井が合わせて決めた。
カターレはペースを崩さずに攻めてチャンスをつくり、34分に追い付いた。プレーの流れで中盤の中央へ進出していた右サイドバック柳下大樹が右サイド裏のスペースへ斜めに走り込み、MF花井聖が浮き球のパスを供給。抜けた柳下のクロスにFW平松宗が合わせて決めた。流動的なポジションチェンジと好判断から生まれたファインゴールだった。
直後にFW大谷駿斗がDF今瀬淳也からのフィードでGKと1対1になったがシュートを上に外した。37分にはG大阪U-23がミドルシュートのこぼれ球を白井が右から頭で押し込もうとしたが、カターレはGK榎本哲也が後方に下がりながらジャンプして枠外に弾いてチームを救った。
カターレはややミスが増えてピンチを招くようになったが、43分に左CKから逆転ゴールを挙げた。ニアに柳下が飛び込んでわずかに触り、花井の体に当たってゴールインした。
後半は15分までにカターレが次々と決定機をつくったが相手を突き放す3点目を決め切れない。すると同22分、G大阪U-23は17歳FW唐山翔自がペナルティーエリアでドリブルのテクニックを発揮して同点ゴールを奪った。その後は互いにスペースができてカウンターの応酬になる。カターレはミスの多さを修正できずに攻撃がやや鈍ったが、同38分、平松が第22節・讃岐戦のように終盤のワンチャンスを生かして勝利を引き寄せた。相手のミスから自陣でボールを奪ったDF前嶋洋太がドリブルで前に運び、途中投入のMF伊藤優汰からラストパスをもらってしっかり決めた。
同42分に唐山に再びペナルティーエリア中央から切り込まれてヒヤリとする場面があったがなんとかしのいで終了。連勝記録を「5」に伸ばした。
今節は上位4クラブがいずれも勝利を逃し、5位カターレは首位・群馬とのとの勝点差を9から7に、2位・北九州との差を8から5に縮めた。残るは9試合。次節はホームで4位・熊本と対戦する。
- 関連記事
-
- 第26節 富山×熊本 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 【第26節vs熊本プレビュー】追い付き追い越せ!譲れない大一番
- 第25節 G大阪U-23×富山 マッチレポート■苦労の末に連勝5に伸ばす
- 第25節 G大阪U-23×富山 G大阪U-23・森下仁志監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 第25節 G大阪U-23×富山 試合後の選手コメント★追記あり