第24節 富山×鳥取 マッチレポート■またも5-0。初の4連勝飾る
- 2019/09/30
- 12:51
【第24節 富山5―0鳥取 ▽得点者:前半19分・白石、同22分・大谷、後半15分・高橋、同40分・大谷、同44分・平松(以上富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
前節に続く5-0の快勝でJ入会後初の4連勝を飾った。勝利を信じていた多くのサポーターも、これほどの勝ち方は予期していなかっただろう。そして開幕以来ずっと抱いてきた思いが確信に変わったはずだ。その時の気持ちは前日にラグビー日本代表の歴史的勝利に叫んだ実況アナウンサーの気持ちに近いのではないか。もうこれは奇跡とは言わせない。カターレの強さは本物だ。
いつもの序盤ほど一方的に攻める展開にはならなかったが、ゴールに迫る鋭さと巧みさは上回っていた。開始直後のFKからDF今瀬淳也のヘディングシュートがポストにぶつかる。10分にも左CKをニアでFW大谷駿斗がすらしてDF代健司がヘディングで合わせる好機があった。
鳥取は自陣でパスを回してゲームを落ち着かせようとしたが、19分にカターレが先制点を挙げた。右サイドでのパス交換からフリーで受けたMF佐々木陽次がコーナー付近からグラウンダーのクロスを供給。大谷のニアからのシュートがヒットせずゴール前を横切ったところを逆サイドから走り込んだMF白石智之が押し込んだ。
前節と同様に一服することなく22分に2点目を奪取。白石がドリブルで左からカットインしながらペナルティーエリア左にパスを送り、受けた大谷が縦に仕掛けて角度のない位置からニアを打ち抜いた。このひとつ前のプレーでDF前嶋洋太がドリブルで攻め込み、一旦は相手に阻まれたが、素早く守りに切り替えて佐々木陽とともに寄せてマイボールのスローインにしている。この日のカターレは守備意識が高く、これ以降も敵陣でのボール奪取から何度もチャンスをつくった。
鳥取は髙木理己監督が「自信をもって勇気をもって早くワイドを使っていこう」とハーフタイムに指示するとパスのテンポが上って攻撃にリズムが出始める。スリーバックのオーバーラップなども交えて攻勢を強めた。カターレはFW高橋駿太を投入して相手DFラインへの圧力を高めて対応。これが当たって後半15分、高橋が3点目を決める。自身で相手のパスミスを拾って速攻に転じ、白石からのラストパスを蹴り込んだ。鳥取はブラジル籍のFW2人を投入して苦境を打開しようと試みるが、その後もカターレペースのままゲームが進んだ。
同39分、今季初めてベンチ入りしたMF椎名伸志がピッチに立った。昨年11月11日の第31節・沼津戦で右ひざ前十字靭帯断裂のけがを負った。カターレに加入して2度目、彼自身4度目の大けがからの復帰となる。スタジアムが拍手に包まれた。
カムバックを祝うかのように直後に大谷が4点目を決める。さらにその後にも自陣ゴール前から攻めに転じ、中盤でボール持った椎名の左右を5人が追い越してゴールを目指すシーンがあった。同44分、ペナルティーエリア右の椎名からヒールでリターンパスをもらった前嶋がゴールライン際からクロスを入れFW平松宗が5点目。記録と記憶に残るゲームが刻まれ、昇格への逆転劇がまたひとつ章を進めた。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
前節に続く5-0の快勝でJ入会後初の4連勝を飾った。勝利を信じていた多くのサポーターも、これほどの勝ち方は予期していなかっただろう。そして開幕以来ずっと抱いてきた思いが確信に変わったはずだ。その時の気持ちは前日にラグビー日本代表の歴史的勝利に叫んだ実況アナウンサーの気持ちに近いのではないか。もうこれは奇跡とは言わせない。カターレの強さは本物だ。
いつもの序盤ほど一方的に攻める展開にはならなかったが、ゴールに迫る鋭さと巧みさは上回っていた。開始直後のFKからDF今瀬淳也のヘディングシュートがポストにぶつかる。10分にも左CKをニアでFW大谷駿斗がすらしてDF代健司がヘディングで合わせる好機があった。
鳥取は自陣でパスを回してゲームを落ち着かせようとしたが、19分にカターレが先制点を挙げた。右サイドでのパス交換からフリーで受けたMF佐々木陽次がコーナー付近からグラウンダーのクロスを供給。大谷のニアからのシュートがヒットせずゴール前を横切ったところを逆サイドから走り込んだMF白石智之が押し込んだ。
前節と同様に一服することなく22分に2点目を奪取。白石がドリブルで左からカットインしながらペナルティーエリア左にパスを送り、受けた大谷が縦に仕掛けて角度のない位置からニアを打ち抜いた。このひとつ前のプレーでDF前嶋洋太がドリブルで攻め込み、一旦は相手に阻まれたが、素早く守りに切り替えて佐々木陽とともに寄せてマイボールのスローインにしている。この日のカターレは守備意識が高く、これ以降も敵陣でのボール奪取から何度もチャンスをつくった。
鳥取は髙木理己監督が「自信をもって勇気をもって早くワイドを使っていこう」とハーフタイムに指示するとパスのテンポが上って攻撃にリズムが出始める。スリーバックのオーバーラップなども交えて攻勢を強めた。カターレはFW高橋駿太を投入して相手DFラインへの圧力を高めて対応。これが当たって後半15分、高橋が3点目を決める。自身で相手のパスミスを拾って速攻に転じ、白石からのラストパスを蹴り込んだ。鳥取はブラジル籍のFW2人を投入して苦境を打開しようと試みるが、その後もカターレペースのままゲームが進んだ。
同39分、今季初めてベンチ入りしたMF椎名伸志がピッチに立った。昨年11月11日の第31節・沼津戦で右ひざ前十字靭帯断裂のけがを負った。カターレに加入して2度目、彼自身4度目の大けがからの復帰となる。スタジアムが拍手に包まれた。
カムバックを祝うかのように直後に大谷が4点目を決める。さらにその後にも自陣ゴール前から攻めに転じ、中盤でボール持った椎名の左右を5人が追い越してゴールを目指すシーンがあった。同44分、ペナルティーエリア右の椎名からヒールでリターンパスをもらった前嶋がゴールライン際からクロスを入れFW平松宗が5点目。記録と記憶に残るゲームが刻まれ、昇格への逆転劇がまたひとつ章を進めた。
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