【第23節vs岩手プレビュー】2年ぶり3連勝へ
- 2019/09/14
- 17:03
一昨年の初夏(第13-15節)以来となる約2年ぶりの3連勝に挑む。
前々節の相模原戦が2-1の逆転勝ち、前節の讃岐戦は退場で1人少なくなる苦しい戦いを2-0でものにした。今季のカターレは2点目を奪えば7戦全勝で勝率100%。今節も複数得点を目指して攻め抜く。
試合3日前の練習は「実戦のイメージを描きやすい」(安達亮監督)と考えて県総合運動公園陸上競技場で実施。岩手の[4-4-2]の守備ブロックに入り込んでのコンビネーションやクロスからのフィニッシュワークに重点が置かれた。翌日は11対11の紅白戦やセットプレーの確認をしたが、両日とも時間は短め。いずれの日も全体練習が終わるとFW陣は監督自らの球出しでシュート練習に励んでいた。「あとは決めるだけ」。チームづくりは仕上げの段階に差し掛かっている。
新戦力のFW平松宗とホープであるFW大谷駿斗に初ゴールが生まれ、ゲームの流れを守備から変える切り札としてMF稲葉修土が台頭してきた。けがで一時戦列を離れたFW田中智大やMF佐々木一輝、MF伊藤優汰に加え、4度目のひざ前十字靭帯断裂から復活を目指すMF椎名伸志もチーム練習に合流し、陣容はさらに厚くなっている。昇格への逆転劇を演じ切るうえで役者がそろってきた感がある。
MF佐々木陽次は「これからは総力戦。全員で戦う。(勝点9差で)上位を追いかける自分たちは勝ち続けるしかなく、次も勝って『勝つのが当たり前』といった雰囲気をつくっていきたい」と話した。
カターレは粘り強い東北勢を苦手にしているが、岩手とは4勝2分4敗の五分。4月14日の第6節を2-1で制して連敗を3で止めたが、今度は3連敗中のホームでも借りを返さなければならない。
岩手は16位だが7勝を挙げており、カターレとの勝点差は8しかない。総得点はカターレと同じ27、総失点がリーグ15位の36(カターレ23)と多い。6試合ぶりに勝った8月18日の第13節・福島戦からフォーメーションを[3-4-3]から[4-4-2]に変更して戦い方を微調整しているようだ。
強みはツートップに入る谷口海斗と宮市剛の存在。昨季ルーキーながら15得点を挙げた谷口は機動力があり今季も7得点を挙げ、高さと強さが光る宮市とのバランスも良い。2人を狙った、左サイドハーフ麦倉捺木や右サイドバック鈴木達也のクロスにカターレは警戒が必要だ。
昨季は岩手でプレーしたMF白石智之は「谷口には特に注意が必要。ワンタッチシュートがすごくうまい。パワーのある宮市との2人でチームを引っ張っている。昨年の自分がそうだったように、(ライセンスがなく)昇格がかかっていないぶん彼らは思い切りのよいプレーをしてくるだろう。気持ちは入っているが、落ち着いていつも通りのプレーをして勝ちたい」と話す。春の古巣戦では活躍が目立った。今節も気迫あふれる攻守でチームを引っ張ってくれるだろう。
前々節の相模原戦が2-1の逆転勝ち、前節の讃岐戦は退場で1人少なくなる苦しい戦いを2-0でものにした。今季のカターレは2点目を奪えば7戦全勝で勝率100%。今節も複数得点を目指して攻め抜く。
試合3日前の練習は「実戦のイメージを描きやすい」(安達亮監督)と考えて県総合運動公園陸上競技場で実施。岩手の[4-4-2]の守備ブロックに入り込んでのコンビネーションやクロスからのフィニッシュワークに重点が置かれた。翌日は11対11の紅白戦やセットプレーの確認をしたが、両日とも時間は短め。いずれの日も全体練習が終わるとFW陣は監督自らの球出しでシュート練習に励んでいた。「あとは決めるだけ」。チームづくりは仕上げの段階に差し掛かっている。
新戦力のFW平松宗とホープであるFW大谷駿斗に初ゴールが生まれ、ゲームの流れを守備から変える切り札としてMF稲葉修土が台頭してきた。けがで一時戦列を離れたFW田中智大やMF佐々木一輝、MF伊藤優汰に加え、4度目のひざ前十字靭帯断裂から復活を目指すMF椎名伸志もチーム練習に合流し、陣容はさらに厚くなっている。昇格への逆転劇を演じ切るうえで役者がそろってきた感がある。
MF佐々木陽次は「これからは総力戦。全員で戦う。(勝点9差で)上位を追いかける自分たちは勝ち続けるしかなく、次も勝って『勝つのが当たり前』といった雰囲気をつくっていきたい」と話した。
カターレは粘り強い東北勢を苦手にしているが、岩手とは4勝2分4敗の五分。4月14日の第6節を2-1で制して連敗を3で止めたが、今度は3連敗中のホームでも借りを返さなければならない。
岩手は16位だが7勝を挙げており、カターレとの勝点差は8しかない。総得点はカターレと同じ27、総失点がリーグ15位の36(カターレ23)と多い。6試合ぶりに勝った8月18日の第13節・福島戦からフォーメーションを[3-4-3]から[4-4-2]に変更して戦い方を微調整しているようだ。
強みはツートップに入る谷口海斗と宮市剛の存在。昨季ルーキーながら15得点を挙げた谷口は機動力があり今季も7得点を挙げ、高さと強さが光る宮市とのバランスも良い。2人を狙った、左サイドハーフ麦倉捺木や右サイドバック鈴木達也のクロスにカターレは警戒が必要だ。
昨季は岩手でプレーしたMF白石智之は「谷口には特に注意が必要。ワンタッチシュートがすごくうまい。パワーのある宮市との2人でチームを引っ張っている。昨年の自分がそうだったように、(ライセンスがなく)昇格がかかっていないぶん彼らは思い切りのよいプレーをしてくるだろう。気持ちは入っているが、落ち着いていつも通りのプレーをして勝ちたい」と話す。春の古巣戦では活躍が目立った。今節も気迫あふれる攻守でチームを引っ張ってくれるだろう。
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