第21節 富山×相模原 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2019/08/31
- 22:39
【第21節 富山2―1相模原 ▽得点者:前半38分・平石(相)、後半15分・白石(富)、同37分・大谷(富)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
勝って勝点3を取れたのがなによりです。こういうゲームをずっとやってきた。きちんと点が取れるかどうか(で勝負が決まる)という試合だったが、白石が後半の割と早い時間に同点ゴールを決めてくれて、2点目は大谷が、いつもはあのようなチャンスを決め切れなかったが、きょうはきっちり決めてくれた。それで勝ちをこちらに持ってくることができた。
特に後半は良かった。ボールを動かしながら、得点の場面以外にも決定機を2、3度つくっていた。なんとかして取り切ってくれと思っていたが、きょうはよく取ってくれた。
これぐらいの内容のゲームを続けていく自信はある。あとは決定力。セットプレーではあったが失点してしまうのは、なにか足りないところがあるのだろう。そこはきちんと反省して次に臨みたい。
Q:大谷選手を先発に起用した狙いは。
この期間のパフォーマンスが良かった。彼の能力はチームの全員が認めるところだが、より自信をつけてきていると感じていた。きょうの対戦相手には大谷が生きるかなとも考えた。これまでは、どうしても攻撃に時間がかかっていた。裏へ抜け出すタイミングがひとつ遅かった。大谷が入ることで全員の前方へのイメージが増える。そういうことも狙っていたが、きょうは狙い通りにいった。
Q:彼が今後も点を取っていくためになにが必要なのだろう。
最後のゴール前の落ち着きといったところ。あれだけシュートまではいくので、練習中はシュートが下手なわけではない。経験を積み、自信を持つことかなと思う。まだ相手のGKを見ながら打つまでの余裕はないと思うが、いずれそういうふうにGKの動きを見たり、駆け引きしたりして打てるところまでいってほしい。
Q:佐々木陽次選手から高橋選手への交代の狙いは。
陽次はボールを受けるのがうまく、前半から起点になってチャンスをつくっていた。ただ、前半に決定機を逃していて、平松と2人で前から守備にいく時に守備のスイッチを入れるのが少し遅くてはっきりしなかった。相手は後半になって間が空いてきて少し弱ってきているようだったので、駿太を入れると守備のスイッチは入るだろうと思った。駿太も間で受けるのがすごくうまくなったので、陽次と同じ仕事もできると考えた。あと、ゴール前に飛び込んでいくところはあの時間帯だと駿太のほうに迫力があると思った。
Q:ハーフタイムでの修正点は。
ガラッと変えたわけではない。前半に少し足りなかったところは修正した。陽次と平松の関係のところで、ツートップぽくなり過ぎると相手もマークに付きやすいので、前後になったり、時間差で出て行ったりしようと伝えた。左サイドの守備は能動的にプレッシャーをかけているシーンが前半から見られたので、同じように右サイドでも大谷が守備のスイッチを入れてSBの代がもう1つ前に出て、相手のワイドに対してチャンスがあればボールを奪いにいくところは整理した。前半から選手が冷静に、相手とのミスマッチのところをよくついていて「見えているな」と感じていた。
Q:新加入の平松選手について、先発したこの2試合のパフォーマンスの評価は。
彼が入って先頭にいることで、目標になる。運動量もあるので守備も頑張るし、アバウトなボールに対しても必死に追いかけて頑張ってくれる。まわりも彼を使いやすいと思うし、プレーしやすいのではないか。あとはクロスの時に、彼を使うか、おとりにするのか、といったところはまだこれから。馴染んではきていて、もっと良くなると思う。
Q:先に得点チャンスをつくりながらも決め切れず、相手に先制点を許した。いつもの勝ち切れないパターンになりかけていたと思うが逆転勝ちした。監督にはそうなるという確信めいたものはあったか。
ハーフタイムに、「またこのパターンか」というのは選手に言った。これをひっくり返す力を付けないとダメだと。今年1年、課題は同じ。それを克服するしかないでしょ、と。逃げも隠れもできない。入らない、相手に先にやられた。だからなんだと。追い付いて、逆転するしか道はない。そういう話はした。
点をとられちゃったらしょうがない。これだけ同じような試合をやってきて。みんな分かっている。とにかく結果を出さなければいけない。きょうは良かった。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
勝って勝点3を取れたのがなによりです。こういうゲームをずっとやってきた。きちんと点が取れるかどうか(で勝負が決まる)という試合だったが、白石が後半の割と早い時間に同点ゴールを決めてくれて、2点目は大谷が、いつもはあのようなチャンスを決め切れなかったが、きょうはきっちり決めてくれた。それで勝ちをこちらに持ってくることができた。
特に後半は良かった。ボールを動かしながら、得点の場面以外にも決定機を2、3度つくっていた。なんとかして取り切ってくれと思っていたが、きょうはよく取ってくれた。
これぐらいの内容のゲームを続けていく自信はある。あとは決定力。セットプレーではあったが失点してしまうのは、なにか足りないところがあるのだろう。そこはきちんと反省して次に臨みたい。
Q:大谷選手を先発に起用した狙いは。
この期間のパフォーマンスが良かった。彼の能力はチームの全員が認めるところだが、より自信をつけてきていると感じていた。きょうの対戦相手には大谷が生きるかなとも考えた。これまでは、どうしても攻撃に時間がかかっていた。裏へ抜け出すタイミングがひとつ遅かった。大谷が入ることで全員の前方へのイメージが増える。そういうことも狙っていたが、きょうは狙い通りにいった。
Q:彼が今後も点を取っていくためになにが必要なのだろう。
最後のゴール前の落ち着きといったところ。あれだけシュートまではいくので、練習中はシュートが下手なわけではない。経験を積み、自信を持つことかなと思う。まだ相手のGKを見ながら打つまでの余裕はないと思うが、いずれそういうふうにGKの動きを見たり、駆け引きしたりして打てるところまでいってほしい。
Q:佐々木陽次選手から高橋選手への交代の狙いは。
陽次はボールを受けるのがうまく、前半から起点になってチャンスをつくっていた。ただ、前半に決定機を逃していて、平松と2人で前から守備にいく時に守備のスイッチを入れるのが少し遅くてはっきりしなかった。相手は後半になって間が空いてきて少し弱ってきているようだったので、駿太を入れると守備のスイッチは入るだろうと思った。駿太も間で受けるのがすごくうまくなったので、陽次と同じ仕事もできると考えた。あと、ゴール前に飛び込んでいくところはあの時間帯だと駿太のほうに迫力があると思った。
Q:ハーフタイムでの修正点は。
ガラッと変えたわけではない。前半に少し足りなかったところは修正した。陽次と平松の関係のところで、ツートップぽくなり過ぎると相手もマークに付きやすいので、前後になったり、時間差で出て行ったりしようと伝えた。左サイドの守備は能動的にプレッシャーをかけているシーンが前半から見られたので、同じように右サイドでも大谷が守備のスイッチを入れてSBの代がもう1つ前に出て、相手のワイドに対してチャンスがあればボールを奪いにいくところは整理した。前半から選手が冷静に、相手とのミスマッチのところをよくついていて「見えているな」と感じていた。
Q:新加入の平松選手について、先発したこの2試合のパフォーマンスの評価は。
彼が入って先頭にいることで、目標になる。運動量もあるので守備も頑張るし、アバウトなボールに対しても必死に追いかけて頑張ってくれる。まわりも彼を使いやすいと思うし、プレーしやすいのではないか。あとはクロスの時に、彼を使うか、おとりにするのか、といったところはまだこれから。馴染んではきていて、もっと良くなると思う。
Q:先に得点チャンスをつくりながらも決め切れず、相手に先制点を許した。いつもの勝ち切れないパターンになりかけていたと思うが逆転勝ちした。監督にはそうなるという確信めいたものはあったか。
ハーフタイムに、「またこのパターンか」というのは選手に言った。これをひっくり返す力を付けないとダメだと。今年1年、課題は同じ。それを克服するしかないでしょ、と。逃げも隠れもできない。入らない、相手に先にやられた。だからなんだと。追い付いて、逆転するしか道はない。そういう話はした。
点をとられちゃったらしょうがない。これだけ同じような試合をやってきて。みんな分かっている。とにかく結果を出さなければいけない。きょうは良かった。
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