【第21節vs相模原プレビュー】勝負はこれから。スタートダッシュ決めろ
- 2019/08/30
- 18:01
約2週の小休止が明けてリーグ戦が再開される。残るは14試合。カターレが「第3クール」と位置付けた勝負の終盤戦だ。
J3はかつてない大混戦となっている。第20節を終えて7位の福島から15位の長野までが勝点3以内にひしめき、10位のカターレは通算6勝8分6敗の勝点26で、8位のG大阪U-23から13位の相模原までの5チームと並んでいる。首位の藤枝とは勝点11、2位の群馬とは同9の差があるが、これからの頑張り次第で逆転は可能。今節から1つずつ勝利を重ねて、昇格への希望を膨らませていきたい。
14日の天皇杯3回戦・仙台戦を終えてからは、これまで通り攻守の質を上げるためのトレーニングを行いながら、攻撃の狙いを整理したという。安達亮監督は「前へ前へと早く攻める必要がある。これまで通りにやっても得点は取れないだろう。なにか違うことをやらなければならない」と話す。これまでもポイントのひとつに挙がっていたが、FW平松宗が加入したことで前線にターゲットができ、よりトライはしやすくなった。長めのボールを使い、DFラインの裏を突いたり、FWに当てたボールに味方が絡んでいったりする手数をかけない速い攻めでゴールに迫れたならば攻撃のバリエーションはぐっと広がる。効果的に交えることができるか注目したい。
相模原とは3月10日の開幕戦以来の対戦になる。当時はどちらにも初戦ならではの硬さがあり、決め手を欠いて0-0で引き分けた。その後は双方とも2連勝、2連敗が一度ずつあっただけ。今ひとつ勢いに乗り切れず、中位にとどまっている。今回は奇しくも勝点で並んだ状態で迎える。約半年ぶりの再戦で今度は決着をつけたい。成長度で上回って勝ったほうが上位に一歩近づける。
相模原は夏の移籍で関東リーグ2部のtonan前橋からFWギリュルミを獲得して第20節・C大阪U-23戦でさっそく起用した。身長188㎝で高さと強さを感じさせる。[3-4-3]のスリートップの一角に入り、得点こそなかったが何度か決定的なチャンスをつくっていた。技巧派のFWジオヴァンニとの相性も悪くなさそうで、ブラジル籍のこの2人にカターレは注意が必要だ。
開幕戦でも見せたように、丁寧にパスをつないでビルドアップするスタイルを継続しているようだ。ボランチの末吉隼也が長短のパスで攻撃を組み立てる。左ウイングバック平石直人がワンタッチで入れるクロスやカットインからのミドルシュートを武器にポイントゲッターになっている。末吉がキッカーを務め、DFの富澤清太郎や梅井大輝がヘディングで狙うセットプレーも強みだ。
昨季はカターレでプレーしたMF川上エドオジョン智慧は、終盤の切り札として起用されている。全試合でベンチ入りし先発3試合を含む10試合に出場。まだ得点は挙げておらず、〝恩返し弾〟を狙っているはずだ。
※J‘sGOALに相模原・ギリュルミ選手の記事が掲載されています
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00132432/?t=%E6%9E%97%E5%8F%A3%E7%BF%BC
J3はかつてない大混戦となっている。第20節を終えて7位の福島から15位の長野までが勝点3以内にひしめき、10位のカターレは通算6勝8分6敗の勝点26で、8位のG大阪U-23から13位の相模原までの5チームと並んでいる。首位の藤枝とは勝点11、2位の群馬とは同9の差があるが、これからの頑張り次第で逆転は可能。今節から1つずつ勝利を重ねて、昇格への希望を膨らませていきたい。
14日の天皇杯3回戦・仙台戦を終えてからは、これまで通り攻守の質を上げるためのトレーニングを行いながら、攻撃の狙いを整理したという。安達亮監督は「前へ前へと早く攻める必要がある。これまで通りにやっても得点は取れないだろう。なにか違うことをやらなければならない」と話す。これまでもポイントのひとつに挙がっていたが、FW平松宗が加入したことで前線にターゲットができ、よりトライはしやすくなった。長めのボールを使い、DFラインの裏を突いたり、FWに当てたボールに味方が絡んでいったりする手数をかけない速い攻めでゴールに迫れたならば攻撃のバリエーションはぐっと広がる。効果的に交えることができるか注目したい。
相模原とは3月10日の開幕戦以来の対戦になる。当時はどちらにも初戦ならではの硬さがあり、決め手を欠いて0-0で引き分けた。その後は双方とも2連勝、2連敗が一度ずつあっただけ。今ひとつ勢いに乗り切れず、中位にとどまっている。今回は奇しくも勝点で並んだ状態で迎える。約半年ぶりの再戦で今度は決着をつけたい。成長度で上回って勝ったほうが上位に一歩近づける。
相模原は夏の移籍で関東リーグ2部のtonan前橋からFWギリュルミを獲得して第20節・C大阪U-23戦でさっそく起用した。身長188㎝で高さと強さを感じさせる。[3-4-3]のスリートップの一角に入り、得点こそなかったが何度か決定的なチャンスをつくっていた。技巧派のFWジオヴァンニとの相性も悪くなさそうで、ブラジル籍のこの2人にカターレは注意が必要だ。
開幕戦でも見せたように、丁寧にパスをつないでビルドアップするスタイルを継続しているようだ。ボランチの末吉隼也が長短のパスで攻撃を組み立てる。左ウイングバック平石直人がワンタッチで入れるクロスやカットインからのミドルシュートを武器にポイントゲッターになっている。末吉がキッカーを務め、DFの富澤清太郎や梅井大輝がヘディングで狙うセットプレーも強みだ。
昨季はカターレでプレーしたMF川上エドオジョン智慧は、終盤の切り札として起用されている。全試合でベンチ入りし先発3試合を含む10試合に出場。まだ得点は挙げておらず、〝恩返し弾〟を狙っているはずだ。
※J‘sGOALに相模原・ギリュルミ選手の記事が掲載されています
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00132432/?t=%E6%9E%97%E5%8F%A3%E7%BF%BC
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