第20節 秋田×富山 秋田・間瀬秀一監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2019/08/12
- 00:16
★質疑応答を追加しました
●秋田・間瀬秀一監督
勝負の世界は本当に厳しい。あの残り1分20秒を持ち堪えればすべてが良かったねということになっただろう。追いつかれたことで、全員がすべてを疑いたくなるような結果になってしまった。
ただ、わたし自身は、生きていくうえで、「たら・れば」は言いたくない。きょう選んだスターティングメンバー、そして交代で入れた選手、自分たちがここまでやってきた練習と意図をひとつも否定するつもりはない。もちろん、選手たちは持てる力をすべてピッチ上で出したし、負けた責任はわたしにあるが後悔はしていない。
残り1分20秒の間に起こった出来事ではなく、やはり自分たちに足りないものがあるとすれば恐らくあらゆることすべてが足りないんだと思う。疑いはないが、足りない。失点したところうんぬんではなく、2点目を取るとか、誰かがキープをするとか、もし3度ほどボールを失った場面でそれを失わない技術があれば1分20秒は過ぎていただろう。ありとあらゆる面で自分たちが昇格するために少しずつ足りないものがあることは、一人ひとりがしっかりと自分を見つめ、そして全員で自分たちを見つめ、中断期間明けにもう一度、J2に昇格するという強い気持ちをもち準備したいと思う。
Q:後半にかなり押し込まれてしまった。
ハーフタイムで打ち合わせたのは、自分たちが勝っていて相手は前掛かりになる、その中でしっかりと守って自分たちの攻撃になった時に速いカウンターでもう1点仕留めること。もしくは自分たちが動かした中で早く起点をつくり相手のゴールに早く迫って仕留めること。この2つは自分たちの持ち味であるのでやろうとした。
ただし、それだとそれが終わってすぐにまた相手の長い攻撃が始まってしまう。その中で、しっかり自分たちがボールを持って敵陣で動かす時間をつくれたなら相手のゴールに迫っていくように伝えた。そこが最も足りなかったし後半できなかったこと。相手の守備の強度、自分たちの攻撃の技術の至らなさが原因だと思う。
Q:前半から相手にボールを回され、プレスがうまくいっていなかったのでは。
ボランチというか相手のセンターバックとワイドの間にもう1人の選手が入ってくる。それがボランチであったりシャドーの選手だったりしたと思う。自分たちも[5-2-3]で構えるとシャドーとワイドの間に、相手のもう1人がいるという状況。そこにプレスをいく者が誰なのかということは迷う。ベンチから伝えたのは、自分たちが1点リードしており、そこにワイドが自分のマークを捨てて寄せていくという形。もしくは、プレスがはまらなくても自分たちはリードしており、[5-4-1]の戦術のまま対応するという方法。1-0でリードしている中では、はめるということは難しかったものの、そこからゴールを割られるという展開には前半はならなかった。
しかし後半は、20番の花井選手が入った。彼のボランチとしての能力はJ3では桁外れに高い。彼にボールが入ってそこから攻撃が始まるというのは自分たちも分かっていて、前線の選手全員であそこを消したかったのだができなかった。
Q:今季初先発で第10節以来の出場だった北原選手がゴールを挙げた。
これで3週連続してワントップの選手が入れ替わっている。現在、あそこで前半からしっかりと守備をして、そして前半から点を取るという選手はなかなかいない。北原選手は練習から紅白戦で点を取り、スピードという持ち味を出していたので、強気で守備も攻撃もやってくれると信じ、満を持してピッチに送り出した。ボールを動かすのがうまい富山を相手にして難しいタスクだったが、それでも一瞬のスピードを生かして、難しい状況で1点取った。彼にとってもチームにとっても大きな収穫だった。
Q:青島選手を起用した狙いについて。
(ボランチに)運動量があって気持ちが強い青島が入ることで、守備でしっかりプレスを効かせ、シンプルなセカンドボールの拾い合いや、球際の戦いで優位に立つというイメージがあった。
Q:2週試合がないリーグの中断期間で鍛えたいところは。
守備全体のプレス、アプローチ、球際の強度、これはもう1段も2段も全員で上げていきたいと思う。この夏場においても自分たちが相手より走れていないとは思わないが、J2に昇格をするためには、まだまだここからも良いチームと対戦するので、そういうベースのところでもう1段上の戦いができなければいけないと思う。
あと、最近の試合で自分たちがゲームを優位に進められていないのには一人ひとりの止める、蹴る、見る、ポジションを取るなどのサッカー選手としてのベースの個の能力が大きい。そこに対して全選手にアプローチしていきたい。
●秋田・間瀬秀一監督
勝負の世界は本当に厳しい。あの残り1分20秒を持ち堪えればすべてが良かったねということになっただろう。追いつかれたことで、全員がすべてを疑いたくなるような結果になってしまった。
ただ、わたし自身は、生きていくうえで、「たら・れば」は言いたくない。きょう選んだスターティングメンバー、そして交代で入れた選手、自分たちがここまでやってきた練習と意図をひとつも否定するつもりはない。もちろん、選手たちは持てる力をすべてピッチ上で出したし、負けた責任はわたしにあるが後悔はしていない。
残り1分20秒の間に起こった出来事ではなく、やはり自分たちに足りないものがあるとすれば恐らくあらゆることすべてが足りないんだと思う。疑いはないが、足りない。失点したところうんぬんではなく、2点目を取るとか、誰かがキープをするとか、もし3度ほどボールを失った場面でそれを失わない技術があれば1分20秒は過ぎていただろう。ありとあらゆる面で自分たちが昇格するために少しずつ足りないものがあることは、一人ひとりがしっかりと自分を見つめ、そして全員で自分たちを見つめ、中断期間明けにもう一度、J2に昇格するという強い気持ちをもち準備したいと思う。
Q:後半にかなり押し込まれてしまった。
ハーフタイムで打ち合わせたのは、自分たちが勝っていて相手は前掛かりになる、その中でしっかりと守って自分たちの攻撃になった時に速いカウンターでもう1点仕留めること。もしくは自分たちが動かした中で早く起点をつくり相手のゴールに早く迫って仕留めること。この2つは自分たちの持ち味であるのでやろうとした。
ただし、それだとそれが終わってすぐにまた相手の長い攻撃が始まってしまう。その中で、しっかり自分たちがボールを持って敵陣で動かす時間をつくれたなら相手のゴールに迫っていくように伝えた。そこが最も足りなかったし後半できなかったこと。相手の守備の強度、自分たちの攻撃の技術の至らなさが原因だと思う。
Q:前半から相手にボールを回され、プレスがうまくいっていなかったのでは。
ボランチというか相手のセンターバックとワイドの間にもう1人の選手が入ってくる。それがボランチであったりシャドーの選手だったりしたと思う。自分たちも[5-2-3]で構えるとシャドーとワイドの間に、相手のもう1人がいるという状況。そこにプレスをいく者が誰なのかということは迷う。ベンチから伝えたのは、自分たちが1点リードしており、そこにワイドが自分のマークを捨てて寄せていくという形。もしくは、プレスがはまらなくても自分たちはリードしており、[5-4-1]の戦術のまま対応するという方法。1-0でリードしている中では、はめるということは難しかったものの、そこからゴールを割られるという展開には前半はならなかった。
しかし後半は、20番の花井選手が入った。彼のボランチとしての能力はJ3では桁外れに高い。彼にボールが入ってそこから攻撃が始まるというのは自分たちも分かっていて、前線の選手全員であそこを消したかったのだができなかった。
Q:今季初先発で第10節以来の出場だった北原選手がゴールを挙げた。
これで3週連続してワントップの選手が入れ替わっている。現在、あそこで前半からしっかりと守備をして、そして前半から点を取るという選手はなかなかいない。北原選手は練習から紅白戦で点を取り、スピードという持ち味を出していたので、強気で守備も攻撃もやってくれると信じ、満を持してピッチに送り出した。ボールを動かすのがうまい富山を相手にして難しいタスクだったが、それでも一瞬のスピードを生かして、難しい状況で1点取った。彼にとってもチームにとっても大きな収穫だった。
Q:青島選手を起用した狙いについて。
(ボランチに)運動量があって気持ちが強い青島が入ることで、守備でしっかりプレスを効かせ、シンプルなセカンドボールの拾い合いや、球際の戦いで優位に立つというイメージがあった。
Q:2週試合がないリーグの中断期間で鍛えたいところは。
守備全体のプレス、アプローチ、球際の強度、これはもう1段も2段も全員で上げていきたいと思う。この夏場においても自分たちが相手より走れていないとは思わないが、J2に昇格をするためには、まだまだここからも良いチームと対戦するので、そういうベースのところでもう1段上の戦いができなければいけないと思う。
あと、最近の試合で自分たちがゲームを優位に進められていないのには一人ひとりの止める、蹴る、見る、ポジションを取るなどのサッカー選手としてのベースの個の能力が大きい。そこに対して全選手にアプローチしていきたい。
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