【第20節vs秋田プレビュー】苦手克服へ今度こそ
- 2019/08/10
- 00:39
今季20試合目は天敵ともいえる秋田とアウェイでぶつかる。対戦成績は1勝3分6敗で、カターレのJ3初戦だった2015年の開幕戦で勝ってから9戦勝ちなし。今季も第11節に1-2で敗れている。今度こそ倒して巻き返しのきっかけにしたい。
前節・藤枝戦の敗戦によって10位に後退した。チームが「第2クール」と位置付けた第10節以降は3勝2分5敗。今節後は中2日で天皇杯3回戦の仙台戦があり、今月31日の第21節・相模原戦から「第3クール」の残り14試合に突入する。
開幕から3勝5分1敗だった「第1クール」はゲーム内容で圧倒しながらも好機で得点を決め切れなかった。「いずれは爆発する」という期待感を漂わせながら試合を重ねてきたが、その時はまだ訪れていない。前節は12試合ぶりに無得点に終わった。今回の秋田戦と天皇杯・仙台戦で何らかの処方箋を見出して中断期間に入りたいところだ。
夏の登録期間(7月19日から8月16日)に合わせ、新潟からFW平松宗を期限付き移籍で獲得した。国士舘大でDF今瀬淳也と同期の26歳。高さと走力を兼ね備えており、新潟のほか水戸と長崎でプレーしてJ1で35試合出場・1得点、J2で36試合出場・7得点。「練習試合での対戦を通じ、カターレはしっかり後ろからつなぐ良いサッカーをしているなと思っていた。相手の背後に抜けたり、クロスに飛び込んでいったりと、ゴールに向かうプレーを出していき、点を取ってチームの勝利に貢献したい」と話している。
育成型期限付き移籍で横浜FCから18歳のボランチ安永玲央も加わり、前節に早速ベンチ入りしている。今回の2連戦では2人にも出番が回ってくるかもしれない。新戦力の加入に選手たちも刺激を受けているはず。個々の奮起、チームの変化につながるか。
秋田は通算6勝6分7敗の12位で、10位のカターレとは勝点1差。最近5試合は2勝2分1敗で成績は上向き傾向にある。総得点19はリーグ16位で、総失点21は同5位タイ(カターレ総得点22・総失点21)。ここまではカターレと同様に得点の少なさが課題になっている。その分は堅守速攻を徹底して、粘り強く勝点をもぎ取っており、前節はアウェイで熊本と0-0で引き分けた。その熊本戦では[3-4-2-1]のフォーメーションのワントップに、富山第一高校OBで徳島から期限付き移籍中のFW坪井清志郎が第5節以来となる先発出場を果たしている。
カターレは第11節の前回対戦で、当時5戦勝ちなしだった秋田の意地に屈した。第3節から負けなしで、3連勝を狙っていたにもかかわらず、またも行く手を阻まれたかたち。その試合が今季初先発だったFW中村亮太に2得点を許しており、今節も彼や坪井をターゲットにしたロングボールを使った攻撃に注意が必要。敵陣に起点をつくり、ツーシャドウの前山恭平や藤沼拓夢が絡んでくる攻撃はシンプルだが力強いため、体を張ってセカンドボールを拾う根気強い対応が求められる。
[3-4-2-1]で両チームが組み合うなら局面での競り合いは激しくなる。相手のプレスを外して主導権を握る時間や、局面を打開して鋭くゴールに迫るシーンをつくって、まずは先取点を奪いたい。
前節・藤枝戦の敗戦によって10位に後退した。チームが「第2クール」と位置付けた第10節以降は3勝2分5敗。今節後は中2日で天皇杯3回戦の仙台戦があり、今月31日の第21節・相模原戦から「第3クール」の残り14試合に突入する。
開幕から3勝5分1敗だった「第1クール」はゲーム内容で圧倒しながらも好機で得点を決め切れなかった。「いずれは爆発する」という期待感を漂わせながら試合を重ねてきたが、その時はまだ訪れていない。前節は12試合ぶりに無得点に終わった。今回の秋田戦と天皇杯・仙台戦で何らかの処方箋を見出して中断期間に入りたいところだ。
夏の登録期間(7月19日から8月16日)に合わせ、新潟からFW平松宗を期限付き移籍で獲得した。国士舘大でDF今瀬淳也と同期の26歳。高さと走力を兼ね備えており、新潟のほか水戸と長崎でプレーしてJ1で35試合出場・1得点、J2で36試合出場・7得点。「練習試合での対戦を通じ、カターレはしっかり後ろからつなぐ良いサッカーをしているなと思っていた。相手の背後に抜けたり、クロスに飛び込んでいったりと、ゴールに向かうプレーを出していき、点を取ってチームの勝利に貢献したい」と話している。
育成型期限付き移籍で横浜FCから18歳のボランチ安永玲央も加わり、前節に早速ベンチ入りしている。今回の2連戦では2人にも出番が回ってくるかもしれない。新戦力の加入に選手たちも刺激を受けているはず。個々の奮起、チームの変化につながるか。
秋田は通算6勝6分7敗の12位で、10位のカターレとは勝点1差。最近5試合は2勝2分1敗で成績は上向き傾向にある。総得点19はリーグ16位で、総失点21は同5位タイ(カターレ総得点22・総失点21)。ここまではカターレと同様に得点の少なさが課題になっている。その分は堅守速攻を徹底して、粘り強く勝点をもぎ取っており、前節はアウェイで熊本と0-0で引き分けた。その熊本戦では[3-4-2-1]のフォーメーションのワントップに、富山第一高校OBで徳島から期限付き移籍中のFW坪井清志郎が第5節以来となる先発出場を果たしている。
カターレは第11節の前回対戦で、当時5戦勝ちなしだった秋田の意地に屈した。第3節から負けなしで、3連勝を狙っていたにもかかわらず、またも行く手を阻まれたかたち。その試合が今季初先発だったFW中村亮太に2得点を許しており、今節も彼や坪井をターゲットにしたロングボールを使った攻撃に注意が必要。敵陣に起点をつくり、ツーシャドウの前山恭平や藤沼拓夢が絡んでくる攻撃はシンプルだが力強いため、体を張ってセカンドボールを拾う根気強い対応が求められる。
[3-4-2-1]で両チームが組み合うなら局面での競り合いは激しくなる。相手のプレスを外して主導権を握る時間や、局面を打開して鋭くゴールに迫るシーンをつくって、まずは先取点を奪いたい。
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