【第19節vs藤枝プレビュー】堅守の首位から2点目を奪え
- 2019/08/02
- 17:16
3連勝で首位に立つ藤枝とぶつかる。「首位」との対戦は第5節・北九州戦、第7節・C大阪U-23戦、第16節・熊本戦に続いて今季4度目で、これまでは2分1敗。いずれも互角以上に戦えているが勝ち切れなかった。今度は勝って、カターレの地力の高さを内外に知らしめてほしい。
藤枝とは6月15日の第12節で対戦し、FW高橋駿太が2ゴールを挙げて2-1で逆転勝ち。この時点で、勝点20で並びカターレが4位、藤枝が5位だった。しかしその後は明暗が分かれ、カターレが1勝2分3敗で9位に足踏みしているのに対し、藤枝が負けなしの4勝2分で首位に躍り出た。勢いづいている藤枝に、カターレが再び土をつけられるか。
前回の対戦では前半に藤枝の連動したプレスとパスワークに苦しみ、同39分に先制点を許した。「視野が狭かった。相手がどこでプレッシャーをかけ、どのスペースが空いていて、そこに誰が走るのかといったことが見えていなかった」(安達亮監督)。修正をかけた後半は主導権を掌握して2得点を挙げ今季初の逆転勝ちにつなげた。「後半は相手のプレスも遅くなって、流れがつかめた。(先に点は取られても)勝てる自信があった」とMF碓井鉄平が振り返っている。
藤枝は主力にベテラン選手が多く、前節の先発の平均年齢が29.27歳(カターレ:26.0歳)。今回も、前半からパスワークで揺さぶって相手に足を使わせながら後半一気に勝負を決めたいところだ。藤枝は[3-1-4-1-1]のフォーメーションを採用している。第15節から[3-4-2-1]を導入したカターレが、スリーバックのチームと対戦するのは初めてであり、継続か、それとも前回の藤枝戦と同じ[4-4-2]を選択するか、監督も思案しているようだ。
碓井が警告の累積で出場停止。代わって先発するのは、前節の後半から出場して存在感を示した稲葉修土か、それとも脇本晃成か。どちらになっても不安はなく、異なる色を出してチームを支えてくれるはずだ。
藤枝の好調さについて、安達監督は「守備が堅いのに加え、森島(康仁)が点を取れるから」と分析する。前節のF東京U-23戦では森島がハットトリックを達成し、3-0で3連勝を飾った。森島は12得点でリーグランキングでもトップに立っており、カターレの守りが彼をどう抑えるかは注目点のひとつになる。
石﨑信弘監督のチームづくりは守備が安定したことで、攻撃面へと比重を移しているのではなかろうか。前節は3人目が絡むコンビネーションで好機をつくる場面が何度かあった。流動的に動き回るインサイドハーフの大竹隆人と水野泰輔が連係のキーマンとなっている。
カターレは前節の北九州戦で第8節から11試合連続得点となり、これまでクラブ記録だった10試合(2017年J3第11―21節、2018年J3第25-34節)を更新した(J3記録は2015年に山口がマークした22試合連続)。連続得点を継続したうえ、次のテーマは追加点を奪うこと。ボールを保持してゲームをコントロールできる今季は2点以上挙げた5試合は全勝。前回のホームゲームのように、今節も2点目を挙げて勝ち切りたい。
藤枝とは6月15日の第12節で対戦し、FW高橋駿太が2ゴールを挙げて2-1で逆転勝ち。この時点で、勝点20で並びカターレが4位、藤枝が5位だった。しかしその後は明暗が分かれ、カターレが1勝2分3敗で9位に足踏みしているのに対し、藤枝が負けなしの4勝2分で首位に躍り出た。勢いづいている藤枝に、カターレが再び土をつけられるか。
前回の対戦では前半に藤枝の連動したプレスとパスワークに苦しみ、同39分に先制点を許した。「視野が狭かった。相手がどこでプレッシャーをかけ、どのスペースが空いていて、そこに誰が走るのかといったことが見えていなかった」(安達亮監督)。修正をかけた後半は主導権を掌握して2得点を挙げ今季初の逆転勝ちにつなげた。「後半は相手のプレスも遅くなって、流れがつかめた。(先に点は取られても)勝てる自信があった」とMF碓井鉄平が振り返っている。
藤枝は主力にベテラン選手が多く、前節の先発の平均年齢が29.27歳(カターレ:26.0歳)。今回も、前半からパスワークで揺さぶって相手に足を使わせながら後半一気に勝負を決めたいところだ。藤枝は[3-1-4-1-1]のフォーメーションを採用している。第15節から[3-4-2-1]を導入したカターレが、スリーバックのチームと対戦するのは初めてであり、継続か、それとも前回の藤枝戦と同じ[4-4-2]を選択するか、監督も思案しているようだ。
碓井が警告の累積で出場停止。代わって先発するのは、前節の後半から出場して存在感を示した稲葉修土か、それとも脇本晃成か。どちらになっても不安はなく、異なる色を出してチームを支えてくれるはずだ。
藤枝の好調さについて、安達監督は「守備が堅いのに加え、森島(康仁)が点を取れるから」と分析する。前節のF東京U-23戦では森島がハットトリックを達成し、3-0で3連勝を飾った。森島は12得点でリーグランキングでもトップに立っており、カターレの守りが彼をどう抑えるかは注目点のひとつになる。
石﨑信弘監督のチームづくりは守備が安定したことで、攻撃面へと比重を移しているのではなかろうか。前節は3人目が絡むコンビネーションで好機をつくる場面が何度かあった。流動的に動き回るインサイドハーフの大竹隆人と水野泰輔が連係のキーマンとなっている。
カターレは前節の北九州戦で第8節から11試合連続得点となり、これまでクラブ記録だった10試合(2017年J3第11―21節、2018年J3第25-34節)を更新した(J3記録は2015年に山口がマークした22試合連続)。連続得点を継続したうえ、次のテーマは追加点を奪うこと。ボールを保持してゲームをコントロールできる今季は2点以上挙げた5試合は全勝。前回のホームゲームのように、今節も2点目を挙げて勝ち切りたい。
- 関連記事