第17節 富山×YS横浜 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2019/07/19
- 22:44
【第17節 富山2―0YS横浜 ▽得点者:後半1分・才藤(富)、同37分・才藤(富)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半からやりたい内容で、自分たちのリズムで試合は進められた。相手のシュートも5本で、それほど怖いシュートもなかったように思う。ただ、勝てていないのでそういうシュートを1本でも打たれると引けてしまう。それはあった。チャンスをいつもと同じか、それ以上につくれたし、なによりも2点きちんと取ってくれた。最後まで無失点でも抑えたので、結果も内容も非常に良いゲームだった。どんな相手に対してもこれぐらいのゲームができるように、後半戦も頑張っていきたい。
Q:YS横浜の攻撃力を認めたうえで前半からしっかり守備をした印象。抑えるべきポイントをどのように考えていたのか。
YS横浜の中盤かたちが[4-4-2]のダイヤモンド。ダイヤモンドのところにボールを自由に扱わせないようにしなければいけなかった。たとえボールが入ったとしても、彼らは2タッチ以内でコンビネーションをつくってくるので、そこで自由にさせない。それが一番徹底したこと。
ダイヤモンドの下の土館選手からの配球になると前との距離も近くなるので、まずケアした。後ろのセンターバック2人からもトップ下あたりに入れられることがあったのでケアしなければならなかった。今回は出場停止だった宮尾選手がいたならさらに良いパスが入ってきただろう。ツートップはうちがコンパクトにしたぶん裏を狙ってきたので、そのケアは3バックとGKで意識高くやってくれた。
相手のサイドバックに対しては、ウイングバックが思い切って前に出て対応してよいと伝えていた。出たぶんはスライドして4枚で守るかたちをつくろうとしたが前半はそれが少しできなかった。守備の意識が高かったぶん、シャドウの選手が下りてしまい、後ろで人がだぶついた。安全なようだが、僕らとすれば後ろから出て行ったほうがプレッシャーはかけられるという考えだった。後半はだいぶん修正できたと思う。そのへんが5枚で守る時の常なる課題だが、もう少しやり込めば良くなると思う。
ダイヤモンド、ツートップの裏への抜け出し、ワイドがサイドバックに当たるという3点かな。
Q:1点リードの状況で、後半22分にボランチ2人を同時に入れ替えた。
(花井と碓井は)きょうに関しては真ん中で少し守備ができなくなっていた。彼らがチームを引っ張ってきているのは確かだが、まだ足りないところもある。守備力や最後までハードワークする力はきょうのところは落ちたなと感じた。(投入した)稲葉も脇本も普段からよくやっているので、自信満々で起用した。一度に2人代えると、アクシデントがあった時に残り1枚しかないから心配にもなるが、あの2人なら、脇本はDFラインに下がることもできるし、フォーメーション変更にも対応可能だから不安はなかった。(2人は)よかったと思う。クローザーというか、安定させた。
Q:リーグ戦ではこれで3試合連続して[3-4-2-1]のフォーメーションで戦った。改めてその狙いを教えてほしい。
今季の我々にとっては、それほど大きな変化ではない。特に攻撃についてはシステムありきではなく、11人全体でボールを動かせるようになっている。ただ、去年チームで最も得点を取っていた前嶋はウイングバックだとひとつ前に行ける回数が増えるので、彼が点を取る機会が増えるかなという狙いはある。一方、守備面では、いちおう後ろに人数が1人多いのはある。ルーカスがスリーバックの真ん中にフィットするし、彼がいると最後に守り切りたい時に(ハイボールを)はね返してくれる。
(3トップについては)サイドをえぐった時に真ん中で合わせるのが才藤だけというシーンはあったが、シャドウや逆のウイングバック、ボランチが運動量を増やしてゴール前に入っていけるようになればよいと思う。前の3人だけで点が取れるようになれば楽にはなる。きょうも3人で崩すシーンはあったが、さらにコンビネーションを高めていけばよい。
Q:前半戦17試合を終えての感想と後半戦にむけての抱負を聞かせてほしい。
前半戦は思っていたより勝点が取れずショックだ。その半面、内容については、今季始まってからこれまで、これだけ自分の思い通りにできるとも思っていなかった。試合運びや内容には本当に満足している。これに結果がついてこれば、というところ。どのチームとやってもシュート数、ポゼッション率で上回った。相手のほうが優位だったのは数えるほど。自分でも驚いています。それが勝点に結びついていないのが課題であり、後半戦は結び付けたい。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半からやりたい内容で、自分たちのリズムで試合は進められた。相手のシュートも5本で、それほど怖いシュートもなかったように思う。ただ、勝てていないのでそういうシュートを1本でも打たれると引けてしまう。それはあった。チャンスをいつもと同じか、それ以上につくれたし、なによりも2点きちんと取ってくれた。最後まで無失点でも抑えたので、結果も内容も非常に良いゲームだった。どんな相手に対してもこれぐらいのゲームができるように、後半戦も頑張っていきたい。
Q:YS横浜の攻撃力を認めたうえで前半からしっかり守備をした印象。抑えるべきポイントをどのように考えていたのか。
YS横浜の中盤かたちが[4-4-2]のダイヤモンド。ダイヤモンドのところにボールを自由に扱わせないようにしなければいけなかった。たとえボールが入ったとしても、彼らは2タッチ以内でコンビネーションをつくってくるので、そこで自由にさせない。それが一番徹底したこと。
ダイヤモンドの下の土館選手からの配球になると前との距離も近くなるので、まずケアした。後ろのセンターバック2人からもトップ下あたりに入れられることがあったのでケアしなければならなかった。今回は出場停止だった宮尾選手がいたならさらに良いパスが入ってきただろう。ツートップはうちがコンパクトにしたぶん裏を狙ってきたので、そのケアは3バックとGKで意識高くやってくれた。
相手のサイドバックに対しては、ウイングバックが思い切って前に出て対応してよいと伝えていた。出たぶんはスライドして4枚で守るかたちをつくろうとしたが前半はそれが少しできなかった。守備の意識が高かったぶん、シャドウの選手が下りてしまい、後ろで人がだぶついた。安全なようだが、僕らとすれば後ろから出て行ったほうがプレッシャーはかけられるという考えだった。後半はだいぶん修正できたと思う。そのへんが5枚で守る時の常なる課題だが、もう少しやり込めば良くなると思う。
ダイヤモンド、ツートップの裏への抜け出し、ワイドがサイドバックに当たるという3点かな。
Q:1点リードの状況で、後半22分にボランチ2人を同時に入れ替えた。
(花井と碓井は)きょうに関しては真ん中で少し守備ができなくなっていた。彼らがチームを引っ張ってきているのは確かだが、まだ足りないところもある。守備力や最後までハードワークする力はきょうのところは落ちたなと感じた。(投入した)稲葉も脇本も普段からよくやっているので、自信満々で起用した。一度に2人代えると、アクシデントがあった時に残り1枚しかないから心配にもなるが、あの2人なら、脇本はDFラインに下がることもできるし、フォーメーション変更にも対応可能だから不安はなかった。(2人は)よかったと思う。クローザーというか、安定させた。
Q:リーグ戦ではこれで3試合連続して[3-4-2-1]のフォーメーションで戦った。改めてその狙いを教えてほしい。
今季の我々にとっては、それほど大きな変化ではない。特に攻撃についてはシステムありきではなく、11人全体でボールを動かせるようになっている。ただ、去年チームで最も得点を取っていた前嶋はウイングバックだとひとつ前に行ける回数が増えるので、彼が点を取る機会が増えるかなという狙いはある。一方、守備面では、いちおう後ろに人数が1人多いのはある。ルーカスがスリーバックの真ん中にフィットするし、彼がいると最後に守り切りたい時に(ハイボールを)はね返してくれる。
(3トップについては)サイドをえぐった時に真ん中で合わせるのが才藤だけというシーンはあったが、シャドウや逆のウイングバック、ボランチが運動量を増やしてゴール前に入っていけるようになればよいと思う。前の3人だけで点が取れるようになれば楽にはなる。きょうも3人で崩すシーンはあったが、さらにコンビネーションを高めていけばよい。
Q:前半戦17試合を終えての感想と後半戦にむけての抱負を聞かせてほしい。
前半戦は思っていたより勝点が取れずショックだ。その半面、内容については、今季始まってからこれまで、これだけ自分の思い通りにできるとも思っていなかった。試合運びや内容には本当に満足している。これに結果がついてこれば、というところ。どのチームとやってもシュート数、ポゼッション率で上回った。相手のほうが優位だったのは数えるほど。自分でも驚いています。それが勝点に結びついていないのが課題であり、後半戦は結び付けたい。
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