【第14節vs讃岐プレビュー】苦い記憶にさよならを
- 2019/06/28
- 14:45
讃岐と5年ぶり3度目の対戦。J2残留を争って後塵を拝した2014年は1分1敗に終わっており、今度こそ白星を手にしたい。
3位の讃岐を勝点2差の7位で追っており、勝てば順位がひっくり返る。また、先週の前節・八戸戦で逆転負けした借りを返すためにも譲れない一戦だ。
カターレはJ2参入6年目だった14年に最下位になり降格が決まった。その年にJFLから昇格した讃岐は第14節まで2分12敗と苦しんでいたが、ホームで5月24日に行われた第15節・カターレ戦を逆転で制してJリーグ初勝利を挙げた。カターレは翌節の熊本戦に敗れて最下位に陥落し、讃岐と勝点3差で迎えた7月20日・第22節の直接対決でも1-1で引き分けて最後まで22位から抜け出せなかった。
自動降格したカターレは勝点23、長野との入れ替え戦に勝って残留した21位の讃岐は同33。直接対決の勝敗がそのまま両者の明暗を分けたといえよう。
ともにJ2復帰を目指す今季も直接対決の重要性は変わらない。追う立場のカターレは勝利がほしい。
昨季J2最下位で降格した讃岐は今季、開幕から4勝1分と絶好のスタートを切った。だが、第6節で因縁の長野に土をつけられて以降2勝3分3敗とやや勢いを失っている。前節の群馬戦は1-3で敗れ、シュートも2本に終わって低調だった。今節に向けて立て直してくるとみられ、メンバー構成や作戦も読みづらく不気味だ。
昨季の主力が数多く残っており、個々の能力や経験値はJ3屈指。前節のスタメンは9人が昨季からの在籍者だった。四国リーグ時代から昨季まで9年率いた北野誠監督のもと長くヘッドコーチを務めた元日本代表選手の上村健一氏が指揮を執る。基本フォーメーションは[4-1-4-1]でアンカーにJ2通算311試合出場の33歳MF永田亮太が入る。総得点16・総失点12はカターレの同16・同14と同水準。
元日本代表で38歳のFW我那覇和樹が第11節・G大阪U-23戦と第12節・YS横浜戦の2試合連続ゴールなど3得点、熊本や大分でも活躍したドリブラーMF西弘則も3得点を挙げている。前節、前々節と後半途中から投入された身長188㎝のDFペ・スヨンがいずれも得点を決めている。
安達監督は「讃岐はコンパクトにやってくるので、こちらはボールを速く動かしていかなければいけない。怖がらずにボールを動かせたらよい」と話す。前節の八戸戦では3試合ぶりに先制点を奪ったが逆転負けを喫しており、今節はさらに2点目、3点目を挙げて勝利を引き寄せたい。28日のシュート練習ではクロスに勢いよく飛び込むかたちに取り組んでいた。依然としてチャンスは数多くつくれており、フィニッシュワークで鍛錬の成果が発揮できるか注目したい。
※今回のホームゲームでは開幕前のキャンプ地としてお世話になっている高知の観光PRブースが登場。芋けんぴやミレービスケットの販売もあるそうなのでぜひ訪ねてみてください。
3位の讃岐を勝点2差の7位で追っており、勝てば順位がひっくり返る。また、先週の前節・八戸戦で逆転負けした借りを返すためにも譲れない一戦だ。
カターレはJ2参入6年目だった14年に最下位になり降格が決まった。その年にJFLから昇格した讃岐は第14節まで2分12敗と苦しんでいたが、ホームで5月24日に行われた第15節・カターレ戦を逆転で制してJリーグ初勝利を挙げた。カターレは翌節の熊本戦に敗れて最下位に陥落し、讃岐と勝点3差で迎えた7月20日・第22節の直接対決でも1-1で引き分けて最後まで22位から抜け出せなかった。
自動降格したカターレは勝点23、長野との入れ替え戦に勝って残留した21位の讃岐は同33。直接対決の勝敗がそのまま両者の明暗を分けたといえよう。
ともにJ2復帰を目指す今季も直接対決の重要性は変わらない。追う立場のカターレは勝利がほしい。
昨季J2最下位で降格した讃岐は今季、開幕から4勝1分と絶好のスタートを切った。だが、第6節で因縁の長野に土をつけられて以降2勝3分3敗とやや勢いを失っている。前節の群馬戦は1-3で敗れ、シュートも2本に終わって低調だった。今節に向けて立て直してくるとみられ、メンバー構成や作戦も読みづらく不気味だ。
昨季の主力が数多く残っており、個々の能力や経験値はJ3屈指。前節のスタメンは9人が昨季からの在籍者だった。四国リーグ時代から昨季まで9年率いた北野誠監督のもと長くヘッドコーチを務めた元日本代表選手の上村健一氏が指揮を執る。基本フォーメーションは[4-1-4-1]でアンカーにJ2通算311試合出場の33歳MF永田亮太が入る。総得点16・総失点12はカターレの同16・同14と同水準。
元日本代表で38歳のFW我那覇和樹が第11節・G大阪U-23戦と第12節・YS横浜戦の2試合連続ゴールなど3得点、熊本や大分でも活躍したドリブラーMF西弘則も3得点を挙げている。前節、前々節と後半途中から投入された身長188㎝のDFペ・スヨンがいずれも得点を決めている。
安達監督は「讃岐はコンパクトにやってくるので、こちらはボールを速く動かしていかなければいけない。怖がらずにボールを動かせたらよい」と話す。前節の八戸戦では3試合ぶりに先制点を奪ったが逆転負けを喫しており、今節はさらに2点目、3点目を挙げて勝利を引き寄せたい。28日のシュート練習ではクロスに勢いよく飛び込むかたちに取り組んでいた。依然としてチャンスは数多くつくれており、フィニッシュワークで鍛錬の成果が発揮できるか注目したい。
※今回のホームゲームでは開幕前のキャンプ地としてお世話になっている高知の観光PRブースが登場。芋けんぴやミレービスケットの販売もあるそうなのでぜひ訪ねてみてください。
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