【第13節vs八戸プレビュー】新鋭の挑戦を退けたい
- 2019/06/21
- 22:48
今季2度目の2連勝を目指し、J3新顔の八戸を迎え撃つ。八戸は13位だがすでに4勝を挙げ、総得点19は熊本、群馬、C大阪U-23、G大阪U-23と並びリーグトップと地力を示している。彼らの挑戦を退けて勝ち切ることができるか注目だ。
前節の藤枝戦は後半にFW高橋駿太の2ゴールで今季初の逆転勝ちを収めた。先制点を奪われながらの逆転勝ちは昨年10月28日の第29節・鹿児島戦以来。その試合から始まったアウェイでの負けなしもJ3記録4位タイの10試合となった(1位は栃木の「16=2016年第7節~17年第8節」)。クラブ史上2位タイの「8」で止まった負けなしを再び伸ばしていきたい。
前節が土曜開催だったため、今週のトレーニングは20日(木)にオフを挟んだ。「疲れをとりリフレッシュした状態で実施することで、トレーニングの質を上げたい」というのが安達亮監督の狙い。その通りに21日は集中を高めた状態で次々と練習メニューに取り組んだ。
力を入れたのが守備の確認。前節はサイド攻撃からペナルティーエリアへの進入を許してPKを献上した。今節対戦する八戸も前節の藤枝と同じ3バックのフォーメーションであることから重ねてチェックした。前々節、前節と前半に先制点を許しており、隙なく守ったうえでゴールを挙げて先手をとりたい。
対する八戸は旧南部藩領にあるクラブの対決として「南部ダービー」と銘打たれた前節・岩手戦を4-1で制した。4得点は今季最多で、ホームゲームの勝利も今季初めてだった。これを弾みにして「打倒カターレ」を狙っていることだろう。
前節のスタメンのうち新加入は2人だけ。昨季にJFLで3位に食い込みJ3昇格を実現させたメンバーが主力を担っており、チームがまとまっているようだ。安達監督は「八戸は前節、コンビネーションあり、セットプレーありで良い点の取り方をしていた。守備もグループでしっかり守っている」とみている。
昨季途中まで3年半、藤枝を指揮した大石篤人監督が率いる。前サウルコス福井のFW谷尾昂也が5得点、前栃木の新加入FW上形洋介が4得点を挙げてチームを引っ張る。同じく前栃木で新加入のMF宮崎泰右が左ウイングバックに入り、ドリブル突破からのクロスでチャンスメークしている。前カターレのDF佐藤和樹は第4-7節に先発するなど5試合に出場している。
八戸は06年、東北リーグ2部の八戸工業SCと、青森県リーグの南郷FCが統合して発足。クラブ名の「ヴァンラーレ」はイタリア語の起源(デリヴァンテ)と南の郷(アウストラーレ)からの造語で、八戸と南郷にルーツがあることを示す。13年に東北1部に昇格した。14年創設のJ3参入を目指したが認められず、同時に入会申請していたJFLに回った。15年に年間2位、16年に多賀多目的運動場の球技場(現ダイハツスタジアム)が完成してJ3ライセンスが初めて交付され、JFL5年目の18年に年間3位となりJ3昇格を決めた。
※ジェイズゴールのウオーミングアップコラムに、カターレの昇格クラブとの初対戦の戦績をまとめました。
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00125586/
前節の藤枝戦は後半にFW高橋駿太の2ゴールで今季初の逆転勝ちを収めた。先制点を奪われながらの逆転勝ちは昨年10月28日の第29節・鹿児島戦以来。その試合から始まったアウェイでの負けなしもJ3記録4位タイの10試合となった(1位は栃木の「16=2016年第7節~17年第8節」)。クラブ史上2位タイの「8」で止まった負けなしを再び伸ばしていきたい。
前節が土曜開催だったため、今週のトレーニングは20日(木)にオフを挟んだ。「疲れをとりリフレッシュした状態で実施することで、トレーニングの質を上げたい」というのが安達亮監督の狙い。その通りに21日は集中を高めた状態で次々と練習メニューに取り組んだ。
力を入れたのが守備の確認。前節はサイド攻撃からペナルティーエリアへの進入を許してPKを献上した。今節対戦する八戸も前節の藤枝と同じ3バックのフォーメーションであることから重ねてチェックした。前々節、前節と前半に先制点を許しており、隙なく守ったうえでゴールを挙げて先手をとりたい。
対する八戸は旧南部藩領にあるクラブの対決として「南部ダービー」と銘打たれた前節・岩手戦を4-1で制した。4得点は今季最多で、ホームゲームの勝利も今季初めてだった。これを弾みにして「打倒カターレ」を狙っていることだろう。
前節のスタメンのうち新加入は2人だけ。昨季にJFLで3位に食い込みJ3昇格を実現させたメンバーが主力を担っており、チームがまとまっているようだ。安達監督は「八戸は前節、コンビネーションあり、セットプレーありで良い点の取り方をしていた。守備もグループでしっかり守っている」とみている。
昨季途中まで3年半、藤枝を指揮した大石篤人監督が率いる。前サウルコス福井のFW谷尾昂也が5得点、前栃木の新加入FW上形洋介が4得点を挙げてチームを引っ張る。同じく前栃木で新加入のMF宮崎泰右が左ウイングバックに入り、ドリブル突破からのクロスでチャンスメークしている。前カターレのDF佐藤和樹は第4-7節に先発するなど5試合に出場している。
八戸は06年、東北リーグ2部の八戸工業SCと、青森県リーグの南郷FCが統合して発足。クラブ名の「ヴァンラーレ」はイタリア語の起源(デリヴァンテ)と南の郷(アウストラーレ)からの造語で、八戸と南郷にルーツがあることを示す。13年に東北1部に昇格した。14年創設のJ3参入を目指したが認められず、同時に入会申請していたJFLに回った。15年に年間2位、16年に多賀多目的運動場の球技場(現ダイハツスタジアム)が完成してJ3ライセンスが初めて交付され、JFL5年目の18年に年間3位となりJ3昇格を決めた。
※ジェイズゴールのウオーミングアップコラムに、カターレの昇格クラブとの初対戦の戦績をまとめました。
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00125586/