【第10節vs長野プレビュー】連勝目指し攻め抜く
- 2019/05/31
- 23:09
県選手権決勝で6点、前節のG大阪U-23戦で3点、先週の天皇杯1回戦で2点と3週続けて複数得点を挙げた。「決め切れない」呪縛は解けつつあり、今季初の2連勝に期待がかかる。
カターレは前節までの9試合をひと区切りの第1クールと捉えていたという。安達亮監督は「ゲーム内容の良さを考えると、現在の勝点と順位は納得のいくものではない」と話す。
今節からは8月11日の第20節・秋田戦まで毎週末にゲームがある。夏の中断をはさみ、8月31日の第21節からは残り14試合。「残り10試合を切るとあっというま。緊張が高まると同時に、どのチームも成熟してくるからそこに何度もヤマがある」と監督は言う。これからの中盤戦でさらにチーム力を上げ、昇格をかけた熱い秋を迎えたい。
開幕から相手を押し込む時間が長いが、反面で敵がゴール前に密集するため、崩すのは容易ではない。チームではコンビネーションやシュート精度の向上に取り組む一方、5月に入ってからはボール奪取から素早く攻める意識をより高めてきた。先週の天皇杯1回戦のFC刈谷戦では、ゴールには結び付かなかったものの前半から速攻で何度もチャンスをつくってその効果がうかがえた。今節の長野戦を手始めに、秋田や藤枝、讃岐、熊本など力のあるチームとの対戦が続く。「ボールを支配して圧倒する」のが目標ではあるが、縦への素早さが成果につながる試合もきっとあるだろう。
長野は昨季、J3になって初めて失点が試合数を上回り過去最低の10位に終わった(32試合・37失点)。今季は栃木をJ2復帰に導いた横山雄次監督が指揮を執り、本来の堅守速攻をベースにチームづくりを進めているようだ。第5節まで3分2敗と足踏みしたが、第6節・讃岐戦を前カターレFW三上陽輔の終盤のゴールでものにすると、第8節・相模原戦、第9節・福島戦を連勝し、上昇ムードで隣県対決に臨む。先週の天皇杯1回戦はJ3の前節とほぼ同じメンバーで新潟医療福祉大と対戦し、苦しみながらも1-0で勝ち進んだ。ここでも三上が後半38分に決勝点を挙げている。
フォーメーションは[3-4-2-1]。監督交代と同時に戦力の若返りに着手しているが、前節のスタメンは10人を昨季から在籍している選手が占めた。唯一の新加入組が前盛岡で大宮から期限付き移籍の21歳MF山田陸で、41歳の明神智和とボランチで組んでいる。昨秋に左ひざ半月板損傷のけがをした前カターレDF松原優吉が前節から実戦に復帰し、開始6分、いきなり先制点につながるロングスローで存在感を発揮している。昨季カターレのFW木村裕も3試合に先発出場している。
前節の福島戦は早々に先制点を挙げたこともあって、守りの堅さが目立った。前から奪いにいく時と、ブロックで守る時のメリハリをしっかり利かせる対応力が感じられる。2-0から後半33分に1点返されたが、その後も引かずにプレッシャーをかけて押し返していた。攻撃は素早く敵陣に入り、ゴール前ではワンタッチを交えコンビネーションで崩す巧みさもみせる。やはりチーム力は高い。
カターレは長野から最近5試合勝ちがなく(2分3敗)、通算2勝3分4敗。相手の堅守に手こずって、うち5試合が無得点に終わっている(2分3敗)。今年は攻め抜いてゴールを奪えるか注目だ。
カターレは前節までの9試合をひと区切りの第1クールと捉えていたという。安達亮監督は「ゲーム内容の良さを考えると、現在の勝点と順位は納得のいくものではない」と話す。
今節からは8月11日の第20節・秋田戦まで毎週末にゲームがある。夏の中断をはさみ、8月31日の第21節からは残り14試合。「残り10試合を切るとあっというま。緊張が高まると同時に、どのチームも成熟してくるからそこに何度もヤマがある」と監督は言う。これからの中盤戦でさらにチーム力を上げ、昇格をかけた熱い秋を迎えたい。
開幕から相手を押し込む時間が長いが、反面で敵がゴール前に密集するため、崩すのは容易ではない。チームではコンビネーションやシュート精度の向上に取り組む一方、5月に入ってからはボール奪取から素早く攻める意識をより高めてきた。先週の天皇杯1回戦のFC刈谷戦では、ゴールには結び付かなかったものの前半から速攻で何度もチャンスをつくってその効果がうかがえた。今節の長野戦を手始めに、秋田や藤枝、讃岐、熊本など力のあるチームとの対戦が続く。「ボールを支配して圧倒する」のが目標ではあるが、縦への素早さが成果につながる試合もきっとあるだろう。
長野は昨季、J3になって初めて失点が試合数を上回り過去最低の10位に終わった(32試合・37失点)。今季は栃木をJ2復帰に導いた横山雄次監督が指揮を執り、本来の堅守速攻をベースにチームづくりを進めているようだ。第5節まで3分2敗と足踏みしたが、第6節・讃岐戦を前カターレFW三上陽輔の終盤のゴールでものにすると、第8節・相模原戦、第9節・福島戦を連勝し、上昇ムードで隣県対決に臨む。先週の天皇杯1回戦はJ3の前節とほぼ同じメンバーで新潟医療福祉大と対戦し、苦しみながらも1-0で勝ち進んだ。ここでも三上が後半38分に決勝点を挙げている。
フォーメーションは[3-4-2-1]。監督交代と同時に戦力の若返りに着手しているが、前節のスタメンは10人を昨季から在籍している選手が占めた。唯一の新加入組が前盛岡で大宮から期限付き移籍の21歳MF山田陸で、41歳の明神智和とボランチで組んでいる。昨秋に左ひざ半月板損傷のけがをした前カターレDF松原優吉が前節から実戦に復帰し、開始6分、いきなり先制点につながるロングスローで存在感を発揮している。昨季カターレのFW木村裕も3試合に先発出場している。
前節の福島戦は早々に先制点を挙げたこともあって、守りの堅さが目立った。前から奪いにいく時と、ブロックで守る時のメリハリをしっかり利かせる対応力が感じられる。2-0から後半33分に1点返されたが、その後も引かずにプレッシャーをかけて押し返していた。攻撃は素早く敵陣に入り、ゴール前ではワンタッチを交えコンビネーションで崩す巧みさもみせる。やはりチーム力は高い。
カターレは長野から最近5試合勝ちがなく(2分3敗)、通算2勝3分4敗。相手の堅守に手こずって、うち5試合が無得点に終わっている(2分3敗)。今年は攻め抜いてゴールを奪えるか注目だ。
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