【第14節vs長野プレビュー】浮上への1勝を再び
- 2015/05/29
- 22:02
第2クールの初戦で2位の長野とぶつかる。すでに勝点11差をつけられている相手であり、カターレは直接対決に勝って追撃したい。しかし、長野も今月3日の第9節でカターレに敗れたリベンジを狙っている。アウェイで厳しい戦いが待ち受けている。
カターレは1巡目の対戦を終えて5勝2分5敗の6位。「勝った試合もぎりぎりで、相手を圧倒したわけではない」と岸野靖之監督が話すように、J3でも格上の存在ではなく、心身ともに重圧のかかる試合が続いている。
試合内容を振り返ると、力負けした山口戦、ミスの多かった盛岡戦と福島戦を除けば上位勢とも互角以上に戦っていた。敗れた5試合はすべて1点差。本日、クラブがプレスリリースで示した「まだまだ浮上できる可能性は十分にある」との見解は妥当なものだろう。しかし、そのためにはチーム力の上積みが不可欠だ。降格の屈辱を知る選手たちの奮起が望まれる。
J2復帰を目指すうえで状況を難しくしているのは、首位の山口と2位の長野が3位以下を引き離しつつあることだ。カターレは山口に勝点13、長野に同11のリードを許している。徐々に順位を上げて最後に1位に立つというシナリオを描くとしても、両チームとの直接対決をものにして差を詰めておく必要がある。DF平出涼は「前節で5敗目を喫してあとがない状況だと思っている。その一発目の試合で長野と対戦できることをポジティブに捉えている」と話した。リーグ戦は24試合を残しているが、選手は次の一戦にすべてをかけるぐらいの気構えで臨むことだろう。
シチュエーションは今月初めの長野戦と似ている。「負けられない」「勝たねばならない」と位置づけてアウェイで勝利を収め、そこから3連勝した。MF吉川拓也は「前回は良い雰囲気の中で戦えたので、今回も楽しみにしている。粘り強く戦って勝ちたい」。MF馬渡隼暉は「前節の福島戦はプレーが消極的だった。今回は自分の良さをだしてチャレンジする」と話した。再び長野の地で上昇へのきっかけをつかみたい。
長野はカターレに連勝を5で止められたがその後また4連勝中。前節はMF西口諒の2試合連続ゴールが決勝点になり、1-0で鳥取を下した。4試合とも無失点で手堅い試合を続けている印象だ。
カターレ戦後にFW佐藤悠希が3得点を挙げるなど調子を上げている。昨季リーグ3位の16得点を記録したFW宇野沢祐次が長期のけがから復帰し、勝又慶典、前回の対戦を欠場した長身の土井良太を含め前線は組み合わせの選択肢も広がっている。[3-4-2-1]のフォーメーションで右ウイングバックに入る西口と左ウイングバックの都並優太がクロスを配球し、逆サイドからはゴール前に飛び込んでくる。2人への対応をはじめとするサイドでの主導権争いはポイントのひとつになるだろう。
前回の対戦ではカターレが開始6分にFW中西倫也がCKから先制点を挙げ、その後は懸命に守って1-0で逃げ切った。堅守速攻を基本スタイルとする両者であり、今回も先制点が勝負の行方を大きく左右するのは間違いない。前回は短時間だった0-0の均衡状態でカターレが長野相手にどんな戦いをみせるかも楽しみ。

好天が続いているため草島グラウンドでは先週から散水が行われています。
西野主務をはじめスタッフが頃合いをみてスプリンクラーを移動させていきます。

グラウンド東側の道路沿いの河川には鯉が。川底に頭を突っ込んで餌を探しているようです。
カターレは1巡目の対戦を終えて5勝2分5敗の6位。「勝った試合もぎりぎりで、相手を圧倒したわけではない」と岸野靖之監督が話すように、J3でも格上の存在ではなく、心身ともに重圧のかかる試合が続いている。
試合内容を振り返ると、力負けした山口戦、ミスの多かった盛岡戦と福島戦を除けば上位勢とも互角以上に戦っていた。敗れた5試合はすべて1点差。本日、クラブがプレスリリースで示した「まだまだ浮上できる可能性は十分にある」との見解は妥当なものだろう。しかし、そのためにはチーム力の上積みが不可欠だ。降格の屈辱を知る選手たちの奮起が望まれる。
J2復帰を目指すうえで状況を難しくしているのは、首位の山口と2位の長野が3位以下を引き離しつつあることだ。カターレは山口に勝点13、長野に同11のリードを許している。徐々に順位を上げて最後に1位に立つというシナリオを描くとしても、両チームとの直接対決をものにして差を詰めておく必要がある。DF平出涼は「前節で5敗目を喫してあとがない状況だと思っている。その一発目の試合で長野と対戦できることをポジティブに捉えている」と話した。リーグ戦は24試合を残しているが、選手は次の一戦にすべてをかけるぐらいの気構えで臨むことだろう。
シチュエーションは今月初めの長野戦と似ている。「負けられない」「勝たねばならない」と位置づけてアウェイで勝利を収め、そこから3連勝した。MF吉川拓也は「前回は良い雰囲気の中で戦えたので、今回も楽しみにしている。粘り強く戦って勝ちたい」。MF馬渡隼暉は「前節の福島戦はプレーが消極的だった。今回は自分の良さをだしてチャレンジする」と話した。再び長野の地で上昇へのきっかけをつかみたい。
長野はカターレに連勝を5で止められたがその後また4連勝中。前節はMF西口諒の2試合連続ゴールが決勝点になり、1-0で鳥取を下した。4試合とも無失点で手堅い試合を続けている印象だ。
カターレ戦後にFW佐藤悠希が3得点を挙げるなど調子を上げている。昨季リーグ3位の16得点を記録したFW宇野沢祐次が長期のけがから復帰し、勝又慶典、前回の対戦を欠場した長身の土井良太を含め前線は組み合わせの選択肢も広がっている。[3-4-2-1]のフォーメーションで右ウイングバックに入る西口と左ウイングバックの都並優太がクロスを配球し、逆サイドからはゴール前に飛び込んでくる。2人への対応をはじめとするサイドでの主導権争いはポイントのひとつになるだろう。
前回の対戦ではカターレが開始6分にFW中西倫也がCKから先制点を挙げ、その後は懸命に守って1-0で逃げ切った。堅守速攻を基本スタイルとする両者であり、今回も先制点が勝負の行方を大きく左右するのは間違いない。前回は短時間だった0-0の均衡状態でカターレが長野相手にどんな戦いをみせるかも楽しみ。

好天が続いているため草島グラウンドでは先週から散水が行われています。
西野主務をはじめスタッフが頃合いをみてスプリンクラーを移動させていきます。

グラウンド東側の道路沿いの河川には鯉が。川底に頭を突っ込んで餌を探しているようです。
- 関連記事
-
- 第14節 長野×富山 試合後の選手コメント
- 第14節 長野×富山 長野・美濃部直彦監督の会見コメント
- 第14節 長野×富山 富山・岸野靖之監督の会見コメント
- 今季初のナイトゲーム
- 【第14節vs長野プレビュー】浮上への1勝を再び
- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第14節●0-1長野