第9節 富山×G大阪U-23 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑内容を追加
- 2019/05/18
- 18:35
【第9節 富山3―1G大阪U-23 ▽得点者:前半32分・才藤(カ)、同39分・佐々木陽(カ)、後半1分・髙木(G)、同9分・佐々木陽(カ)】
★質疑内容を追加しました
●富山・安達亮監督
正直、勝ててラッキーだった。今季のワーストゲームです。昨季も含めもそうかもしれない。良くなかった。
そうなった原因は、チーム状態の良かった前節までにしっかり点を取り勝ち切れなかったこと。僕自身も含めチーム全体が、良いのに勝てないから悩んじゃうような状況に陥っていたかなと思う。チームは生き物なので、良い時もあれば悪い時もある。突然に風邪を引く時もある。ゲームが始まってすぐ、状態が悪くてもがいている感じがあった。開始10分もしないうちに、きょうは厳しいなと思った。その中でも、きちんと点が取れて勝てたのは次につながる。
相手がボールを動かすのがうまく、守備の時間をつくられた。それよりも選手のメンタル的なところがポイントだったと思う。僕自身、これまでのゲーム内容が良かっただけに、今の勝点と順位に納得がいかない気持ちがあった。その変なプレッシャーが選手にも大きく伝わってしまったのかもしれない。とにかく点を取れ、勝点を取れと言い続けるのは悪いことではないにせよ、選手の首を絞めちゃったかなと思う。これを乗り越えてくれたので、来週の天皇杯のゲームも活用しながら上昇気流に乗れるようにしていきたい。
Q:選手の動きが固かったとか、重かったということか。
判断があいまいになってしまった。ボールをきちんと保持すること、点を取るために前へ攻めること、それをどうするかが選手のなかではっきりしなかった。僕が整理して伝えてあげられていたらなぁと思った。自分たちの判断ミス、と普段なら当たり前にできる簡単なボール処理ができないイージーミスが多かった。
ボール持つこと、動かして支配すること、点を取りにいくこと。サイドから崩すのか、中央から割って入るのか、セットプレーを獲得してそこから点を取るのか。なんらかの明確なものを選手たちに示せていなかったんだろうなと思った。選手を悩ませてしまった。
Q:長いボールを使い、前線の2人がハードワークすることで流れを引き寄せたように見えた。相手の森下監督もロングボールへの対応がポイントになったと指摘していた。
当初から意図していたものではなかった。きょうは最初の5分、2、3プレーを見て(出来が)ダメだなと思った。ガンバのメンバーに数多くU-18の選手が入っていたことで、選手に変なプレッシャーがかかったのも影響していたと思う。「きょうは勝たなければいけない」と。相手はサブも3人しかいなかったし、ユースの選手が多く先発していた(4人)。うちの選手はやりにくかったと思う。(そういう相手に対して)勝ちに徹するのか、自分たちのやり通してきたサッカーで圧倒することを目指すのか。ジレンマがあったと思う。
(そのように出来が良くなかったので)(勝つためには)申し訳ないけれども相手の弱いところを狙ってペースを握ろうとした。それを実践して、少しリズムがとれた。ただ、今週のトレーニングで準備してきたことではない。
ベンチから指示を実行して勝てたのは力があるから。グラウンドの中で選手が感じてできるようになれたらさらに良い。松本山雅のホームのように、ベンチからの指示の声がまったく通らないようなスタジアムもあるので。
始まってみて分が悪かったり、うまくいかなかったりした時には切り替えて勝つための戦い方をしなければいけないこともある。実際に点を取って勝ったことをきょうはほめたい。
Q:後半に相手ペースになってしまった要因は。
後半の入りが良くなかった。1分で失点したのが効いて、相手に勢いが出た。ハーフタイムにはどう入るかを徹底して後半に臨んだのだが…。失点シーンは見て確認できていない。選手に聞いたところでは、相手の斜めのランニングに対してツーセンターバックのコンビが合わなかったようだ。今季初の組み合わせだったので、そのへんが出てしまったかな。また、3-1になってからは、勝ちたい気持ちからか守備的に進めてしまったかな。
Q:これまではゲーム内容が良くても勝ち切れなかったのに、きょうは内容は良くなかったが勝てた。この1勝の意味をどう考えているか。
やっていることに対する不安は選手にはないと思うし、不満もないのでは。サッカーが面白くなる、うまくなっていく実感をもってくれていると思う。ただ、得点と勝点がついてこなかった。試合に出ている選手が責任を感じちゃっているのかなと思った。内容は良くなくても、とにかく点が入って勝ったのは非常に大きい。まずは最初に1回勝つのが大事。それによって急にツキが巡ってきて、ギャンブルにもかかわらず勝ち続ける奴がいたりする。一発で引いてくるような。選手にも先ほどそういう話をした。会見にふさわしいコメントじゃないかな(笑い)。この1勝でチームもそうなってくることを願います。また、こちらからそういうふうに仕向けていきたい。
★質疑内容を追加しました
●富山・安達亮監督
正直、勝ててラッキーだった。今季のワーストゲームです。昨季も含めもそうかもしれない。良くなかった。
そうなった原因は、チーム状態の良かった前節までにしっかり点を取り勝ち切れなかったこと。僕自身も含めチーム全体が、良いのに勝てないから悩んじゃうような状況に陥っていたかなと思う。チームは生き物なので、良い時もあれば悪い時もある。突然に風邪を引く時もある。ゲームが始まってすぐ、状態が悪くてもがいている感じがあった。開始10分もしないうちに、きょうは厳しいなと思った。その中でも、きちんと点が取れて勝てたのは次につながる。
相手がボールを動かすのがうまく、守備の時間をつくられた。それよりも選手のメンタル的なところがポイントだったと思う。僕自身、これまでのゲーム内容が良かっただけに、今の勝点と順位に納得がいかない気持ちがあった。その変なプレッシャーが選手にも大きく伝わってしまったのかもしれない。とにかく点を取れ、勝点を取れと言い続けるのは悪いことではないにせよ、選手の首を絞めちゃったかなと思う。これを乗り越えてくれたので、来週の天皇杯のゲームも活用しながら上昇気流に乗れるようにしていきたい。
Q:選手の動きが固かったとか、重かったということか。
判断があいまいになってしまった。ボールをきちんと保持すること、点を取るために前へ攻めること、それをどうするかが選手のなかではっきりしなかった。僕が整理して伝えてあげられていたらなぁと思った。自分たちの判断ミス、と普段なら当たり前にできる簡単なボール処理ができないイージーミスが多かった。
ボール持つこと、動かして支配すること、点を取りにいくこと。サイドから崩すのか、中央から割って入るのか、セットプレーを獲得してそこから点を取るのか。なんらかの明確なものを選手たちに示せていなかったんだろうなと思った。選手を悩ませてしまった。
Q:長いボールを使い、前線の2人がハードワークすることで流れを引き寄せたように見えた。相手の森下監督もロングボールへの対応がポイントになったと指摘していた。
当初から意図していたものではなかった。きょうは最初の5分、2、3プレーを見て(出来が)ダメだなと思った。ガンバのメンバーに数多くU-18の選手が入っていたことで、選手に変なプレッシャーがかかったのも影響していたと思う。「きょうは勝たなければいけない」と。相手はサブも3人しかいなかったし、ユースの選手が多く先発していた(4人)。うちの選手はやりにくかったと思う。(そういう相手に対して)勝ちに徹するのか、自分たちのやり通してきたサッカーで圧倒することを目指すのか。ジレンマがあったと思う。
(そのように出来が良くなかったので)(勝つためには)申し訳ないけれども相手の弱いところを狙ってペースを握ろうとした。それを実践して、少しリズムがとれた。ただ、今週のトレーニングで準備してきたことではない。
ベンチから指示を実行して勝てたのは力があるから。グラウンドの中で選手が感じてできるようになれたらさらに良い。松本山雅のホームのように、ベンチからの指示の声がまったく通らないようなスタジアムもあるので。
始まってみて分が悪かったり、うまくいかなかったりした時には切り替えて勝つための戦い方をしなければいけないこともある。実際に点を取って勝ったことをきょうはほめたい。
Q:後半に相手ペースになってしまった要因は。
後半の入りが良くなかった。1分で失点したのが効いて、相手に勢いが出た。ハーフタイムにはどう入るかを徹底して後半に臨んだのだが…。失点シーンは見て確認できていない。選手に聞いたところでは、相手の斜めのランニングに対してツーセンターバックのコンビが合わなかったようだ。今季初の組み合わせだったので、そのへんが出てしまったかな。また、3-1になってからは、勝ちたい気持ちからか守備的に進めてしまったかな。
Q:これまではゲーム内容が良くても勝ち切れなかったのに、きょうは内容は良くなかったが勝てた。この1勝の意味をどう考えているか。
やっていることに対する不安は選手にはないと思うし、不満もないのでは。サッカーが面白くなる、うまくなっていく実感をもってくれていると思う。ただ、得点と勝点がついてこなかった。試合に出ている選手が責任を感じちゃっているのかなと思った。内容は良くなくても、とにかく点が入って勝ったのは非常に大きい。まずは最初に1回勝つのが大事。それによって急にツキが巡ってきて、ギャンブルにもかかわらず勝ち続ける奴がいたりする。一発で引いてくるような。選手にも先ほどそういう話をした。会見にふさわしいコメントじゃないかな(笑い)。この1勝でチームもそうなってくることを願います。また、こちらからそういうふうに仕向けていきたい。
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