【第9節vsG大阪U-23プレビュー】必見の攻撃サッカー対決
- 2019/05/16
- 23:20
シュート数、ボール支配率ともにG大阪U-23がリーグ1位、カターレが同2位。攻撃的なパスサッカーを展開している両者がぶつかる楽しみな一戦だ。安達亮監督は相手の力を認めたうえで、「ボールスポーツとしてのゲーム性、敵味方のかけ引きがある、J3の中でもレベルの高い試合になると思う。子どもたちやその指導者のみなさんに見ていただきたいし、楽しんでもらいたい。選手にも楽しむぐらいの気持ちでプレーしてほしい」と語った。
G大阪U-23は現在3勝3分2敗でカターレより1つ上の7位につけている。戦績ではさらに上位のチームが存在しているわけだが、実力は間違いなくリーグ屈指だ。秋田を3-1で下した前節の圧巻のパフォーマンスがそれを示している。攻守にわたり圧倒し、24本のシュートを浴びせて被シュートは5本。パスワークの巧みさ、ラストパスとフィニッシュの精度の高さといった得意の攻撃面だけでなく、当たり負けしないフィジカルの強さ、攻から守・守から攻への切り替えの素早さも目を引いた。今季から指揮を執る森下仁志監督のもと鍛錬されているのだろう。
注目はこの試合で2ゴールを決めたFW食野亮太郎。リーグトップの8得点を挙げており、出場した最近4試合で7点を量産している。ボランチ髙江麗央のノールックパスを受けて半歩抜け出し、角度のない左から決めた勝ち越しゴールは驚きを感じるほど見事だった。翌週末の11日にはJ1第11節・鳥栖戦で自身J1初得点もマークしている。ただ、今節はトップチームが同じ18日の夜にC大阪とのダービーマッチを控えており、彼はそちらに回るかもしれない。また、攻撃的MF中村敬斗がU-20W杯(23日からポーランド)出場のため欠場する。メンバーが変わっても前節と同水準の組織力を発揮できるかどうかが焦点になる。
カターレは16日の練習で守りをチェックした。監督の指示に従って攻撃側が手でボールをパスしながらガンバの狙いと対処法をシミュレーション。チャレンジ&カバーやマークの受け渡しをしっかり意思疎通しながら行うといった基本から徹底していくことを確認していた。
データスタジアム社が「Football LAB」で公開しているデータによると、両者のボール支配率はリーグ1位のG大阪U-23が59.3%、同2位のカターレが55.9%。カターレであっても今回は相手にボールを握られる時間のほうが長くなるかもしれない。これまでの8試合とは勝手が違う展開になっても我慢強く、粘り強く守れるかどうかが問われる。
シュート数はリーグ1位のG大阪U-23が111本で、同2位のカターレが104本。しかし、得点数はG大阪U-23の13点(リーグ3位タイ)に対し、カターレは7点(同15位タイ)と開きがある。カターレが攻め勝つにはチャンスをものにしていく決定力が欠かせない。強敵との真っ向勝負が、潜在能力を引き出してくれることに期待しよう。
カターレは昨季、U-23の3チームに2勝1分3敗で初めて負け越した(16年4勝1分1敗、17年3勝2分1敗)。昨季はG大阪U-23が6位、C大阪U-23が7位と過去最高順位をマーク。J3参加4シーズン目を迎えた今季は50試合以上の出場経験がある選手も増えており、さらに手ごわくなっている。
彼らはトップチームやU-18の試合との兼ね合いもあり、滞在を伴うアウェイゲームはホームゲームに比べて選手をそろえるのが難しいようだ。3チームの過去の通算成績をみるとアウェイでの勝率がホームより低いのはその影響もあるのだろう。カターレをはじめとする対戦相手は地元でのゲームで叩いておきたい。
前節までのU-23の3チームの勝ち数を調べたところ奇しくも33勝で並んでいた。うちホームでの勝ち数はG大阪U-23が22勝、F東京U-23が20勝、C大阪U-23が17勝。
G大阪U-23は現在3勝3分2敗でカターレより1つ上の7位につけている。戦績ではさらに上位のチームが存在しているわけだが、実力は間違いなくリーグ屈指だ。秋田を3-1で下した前節の圧巻のパフォーマンスがそれを示している。攻守にわたり圧倒し、24本のシュートを浴びせて被シュートは5本。パスワークの巧みさ、ラストパスとフィニッシュの精度の高さといった得意の攻撃面だけでなく、当たり負けしないフィジカルの強さ、攻から守・守から攻への切り替えの素早さも目を引いた。今季から指揮を執る森下仁志監督のもと鍛錬されているのだろう。
注目はこの試合で2ゴールを決めたFW食野亮太郎。リーグトップの8得点を挙げており、出場した最近4試合で7点を量産している。ボランチ髙江麗央のノールックパスを受けて半歩抜け出し、角度のない左から決めた勝ち越しゴールは驚きを感じるほど見事だった。翌週末の11日にはJ1第11節・鳥栖戦で自身J1初得点もマークしている。ただ、今節はトップチームが同じ18日の夜にC大阪とのダービーマッチを控えており、彼はそちらに回るかもしれない。また、攻撃的MF中村敬斗がU-20W杯(23日からポーランド)出場のため欠場する。メンバーが変わっても前節と同水準の組織力を発揮できるかどうかが焦点になる。
カターレは16日の練習で守りをチェックした。監督の指示に従って攻撃側が手でボールをパスしながらガンバの狙いと対処法をシミュレーション。チャレンジ&カバーやマークの受け渡しをしっかり意思疎通しながら行うといった基本から徹底していくことを確認していた。
データスタジアム社が「Football LAB」で公開しているデータによると、両者のボール支配率はリーグ1位のG大阪U-23が59.3%、同2位のカターレが55.9%。カターレであっても今回は相手にボールを握られる時間のほうが長くなるかもしれない。これまでの8試合とは勝手が違う展開になっても我慢強く、粘り強く守れるかどうかが問われる。
シュート数はリーグ1位のG大阪U-23が111本で、同2位のカターレが104本。しかし、得点数はG大阪U-23の13点(リーグ3位タイ)に対し、カターレは7点(同15位タイ)と開きがある。カターレが攻め勝つにはチャンスをものにしていく決定力が欠かせない。強敵との真っ向勝負が、潜在能力を引き出してくれることに期待しよう。
カターレは昨季、U-23の3チームに2勝1分3敗で初めて負け越した(16年4勝1分1敗、17年3勝2分1敗)。昨季はG大阪U-23が6位、C大阪U-23が7位と過去最高順位をマーク。J3参加4シーズン目を迎えた今季は50試合以上の出場経験がある選手も増えており、さらに手ごわくなっている。
彼らはトップチームやU-18の試合との兼ね合いもあり、滞在を伴うアウェイゲームはホームゲームに比べて選手をそろえるのが難しいようだ。3チームの過去の通算成績をみるとアウェイでの勝率がホームより低いのはその影響もあるのだろう。カターレをはじめとする対戦相手は地元でのゲームで叩いておきたい。
前節までのU-23の3チームの勝ち数を調べたところ奇しくも33勝で並んでいた。うちホームでの勝ち数はG大阪U-23が22勝、F東京U-23が20勝、C大阪U-23が17勝。
- 関連記事