【県選手権決勝vs富山大プレビュー】プロの違いを決定力で示したい
- 2019/05/10
- 21:10
天皇杯県代表をかけた県サッカー選手権決勝で、北信越大学リーグ1部の富山大と対戦する。富山大と決勝でぶつかるのは創設1年目のJFLで戦っていた08年以来。当時は4―0で退けている(得点は中田洋平、石田英之、朝日大輔、長谷川満)。
同決勝では15年には富山新庄クラブに敗れ、翌年も勝ったものの同クラブに延長戦まで粘られた。今季のカターレはチーム状態が良く、選手層も厚いため優位は動かないとみられるが油断は禁物だ。安達亮監督は「早い時間帯に1点取れたらよいが、入らない時にはどうなるか。簡単ではないと思っている」と話した。
富山大は4月21日に行われた準決勝でヴァリエンテ富山を0-0、PK5-4で下しての決勝進出(昨季準優勝の北信越リーグ1部・富山新庄クラブは準々決勝でヴァリエンテに1-1、PK4-5で敗れた)。
同大は昨季、1部で8位(11校中)に入り、入れ替え戦で現カターレのFW大谷駿斗がいた2部1位の金沢学院大を5-2で下して1部に残留した。
今季はカターレU-18出身の武部奏太郎(3年)が主将を務め、部員には富山第一や富山東、富山商など県内強豪高校の卒業生が含まれている。
カターレはJ3第5節・北九州戦の翌日の4月8日に富山大と練習試合を行い、大谷が4得点を挙げるなどして、7-0(前半4-0)で快勝している。これによって、彼我の力関係はある程度把握できており、今年はゲームプランも立てやすいはずだ。
勝って天皇杯に出場するのが最大の目標であり、クリアすべき最低限のハードルだが、加えて何らかの収穫を得たいところ。安達監督は「リーグ戦で出場機会の少ない選手に実戦経験を積ませる」「実戦を通じて攻撃のさらなる向上を図る」の2点をテーマに掲げており、これに沿ってメンバー構成を考えている。今季初スタメン、あるいは初出場のチャンスが巡ってきた選手たちがどんなパフォーマンスをみせるか楽しみだ。
リーグ戦では、相手を圧倒してチャンスをつくりながらも決定力を欠き、勝ち切れていない。できれば格下相手の今回こそゴールを量産して今後に弾みをつけたい。
今週はゴールの左右ポストの上部と下部に赤色の目印をつけ、シュートで四隅を狙う意識を高めた。10日の練習ではアタッカー陣が山根巌ヘッドコーチのもと、ペナルティーエリア内の1対1からシュートを決めるトレーニングも行った。昨季、今季とまだリーグ戦で得点を挙げていない大谷は「(大学生だった昨年は)富山大に入れ替え戦で負けたが、今回はしっかり勝つ。相手に合わせるのではなくJ3で通用するプレーをしたい。チャンスを多くつくれるように心掛けて、まず1点決めたい」と話した。
試合は12日(日)13時から富山市の岩瀬スポーツ公園で行う。入場無料。
駐車場が手狭なことから、県サッカー協では公共交通機関や車に乗り合わせての来場を呼び掛けている(詳しくは協会HPまで https://toyfa.jp/23233)。
・富山大サッカー部HP https://toyama-univ-fc.jimdo.com/
・北信越大学サッカーリーグHP http://hufl.info/index.html
・富山県選手権勝ち上がりなど(県協会HP) https://toyfa.jp/23194
・天皇杯 第99回全日本サッカー選手権大会HP(JFA) http://www.jfa.jp/match/emperorscup_2019/
同決勝では15年には富山新庄クラブに敗れ、翌年も勝ったものの同クラブに延長戦まで粘られた。今季のカターレはチーム状態が良く、選手層も厚いため優位は動かないとみられるが油断は禁物だ。安達亮監督は「早い時間帯に1点取れたらよいが、入らない時にはどうなるか。簡単ではないと思っている」と話した。
富山大は4月21日に行われた準決勝でヴァリエンテ富山を0-0、PK5-4で下しての決勝進出(昨季準優勝の北信越リーグ1部・富山新庄クラブは準々決勝でヴァリエンテに1-1、PK4-5で敗れた)。
同大は昨季、1部で8位(11校中)に入り、入れ替え戦で現カターレのFW大谷駿斗がいた2部1位の金沢学院大を5-2で下して1部に残留した。
今季はカターレU-18出身の武部奏太郎(3年)が主将を務め、部員には富山第一や富山東、富山商など県内強豪高校の卒業生が含まれている。
カターレはJ3第5節・北九州戦の翌日の4月8日に富山大と練習試合を行い、大谷が4得点を挙げるなどして、7-0(前半4-0)で快勝している。これによって、彼我の力関係はある程度把握できており、今年はゲームプランも立てやすいはずだ。
勝って天皇杯に出場するのが最大の目標であり、クリアすべき最低限のハードルだが、加えて何らかの収穫を得たいところ。安達監督は「リーグ戦で出場機会の少ない選手に実戦経験を積ませる」「実戦を通じて攻撃のさらなる向上を図る」の2点をテーマに掲げており、これに沿ってメンバー構成を考えている。今季初スタメン、あるいは初出場のチャンスが巡ってきた選手たちがどんなパフォーマンスをみせるか楽しみだ。
リーグ戦では、相手を圧倒してチャンスをつくりながらも決定力を欠き、勝ち切れていない。できれば格下相手の今回こそゴールを量産して今後に弾みをつけたい。
今週はゴールの左右ポストの上部と下部に赤色の目印をつけ、シュートで四隅を狙う意識を高めた。10日の練習ではアタッカー陣が山根巌ヘッドコーチのもと、ペナルティーエリア内の1対1からシュートを決めるトレーニングも行った。昨季、今季とまだリーグ戦で得点を挙げていない大谷は「(大学生だった昨年は)富山大に入れ替え戦で負けたが、今回はしっかり勝つ。相手に合わせるのではなくJ3で通用するプレーをしたい。チャンスを多くつくれるように心掛けて、まず1点決めたい」と話した。
試合は12日(日)13時から富山市の岩瀬スポーツ公園で行う。入場無料。
駐車場が手狭なことから、県サッカー協では公共交通機関や車に乗り合わせての来場を呼び掛けている(詳しくは協会HPまで https://toyfa.jp/23233)。
・富山大サッカー部HP https://toyama-univ-fc.jimdo.com/
・北信越大学サッカーリーグHP http://hufl.info/index.html
・富山県選手権勝ち上がりなど(県協会HP) https://toyfa.jp/23194
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