第2節 富山×福島 マッチレポート■力示すも負けパターンにはまる
- 2019/03/18
- 11:05
【第2節 富山1―3福島 ▽得点者:前半45+1分・田村(福)、後半19分・田中(富)、同28分・武(福)、同36分・池田(福)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
圧倒的に攻めた方が得点を決められず、対戦相手に少ないチャンスをものにされる。「サッカーではありがちと言ってしまってはダメだとは思うが…」(安達亮監督)という展開でカターレは敗れた。
カターレはゲーム内容で上回り、勝負に負けた。勝ったほうもこれを認め、「サッカーってこんなものなんだなとつくづく思う」(松田岳夫監督)、「なにが起こるか分からないからサッカーは面白いなと改めて思った」(DF阪田章裕)と言う。安達監督は試合後、「狙い通りに攻めるシーンが多くつくれて『あとは入れるだけ』のところまできている。1分1敗で1得点だが、あまり心配していない。(おかしいと思われるかもしれないが)変な自信がある」と笑みを浮かべた。次節の群馬戦では勝利につなげたい。
カターレは前線からのプレスが効いて相手にボールを持つ時間を与えずに攻めた。開始直後にMF白石智之がパスカットからドリブルでゴール左に持ち込んだ。折り返しにFW高橋駿太が合わせて左にわずかに外れたのが最初の決定機。その後もショートカウンターやコンビネーションによるサイド突破でゴールに迫り、28分に右からのクロスのこぼれ球をMF佐々木陽次が狙い、31分にはFW才藤龍治のボール奪取から高橋がGKと1対1になったがいずれも決め切れなかった。
前節の藤枝戦で730本のパスをつなぎボール支配率65%だった福島をハーフコートの攻撃練習のような状況に追い込んでいたが得点が奪えない。すると、前半アディショナルタイムのCKからこぼれ球をつながれ逆に先制点を許した。
後半も冒頭からカターレが攻勢をかける。同19分にようやく今季初ゴールが生まれ同点に追い付いた。佐々木陽のスルーパスを起点に高橋、佐々木陽、DF前嶋洋太とつないで左サイドを破りグラウンダーのクロスを入れ、直前に交代で入っていたFW田中智大がニアから流し込んだ。
その後も勝ち越しを目指して波状攻撃をしかけるが、ここでもゴールを割ることができず、次の得点は福島へ。同28分、カターレのスローインを自陣右のハーフウェーライン付近で奪うと3本の縦パスを素早くつなぎ、ゴール正面に躍り出たFW武颯が左足で決めた。同36分にはロングボールをFW小牟田洋佑が収めて右のFW池田昌生に展開。4人がボールを追い越して相手を引き付けたことでできた中央のスペースにカットインしながら左足でミドルシュートを放つとDFに当たってコースが変わり3点目が挙がった。
カターレは同40分にFW大谷駿斗が裏に抜けて右からシュートするがわずかに左へ。直後にもMF新井瑞希の左45度からのミドルシュートが右ポストをかするシーンがあったが2点目を奪えずタイムアップとなった。
記録上のシュート数はカターレが20本、福島が8本。終始劣勢だった福島だったが、ラストパスとシュートの精度が光り今季初勝利を手にした。福島は次節にホーム開幕戦を迎える。

※ハイライト映像あり(J公式サイト)
圧倒的に攻めた方が得点を決められず、対戦相手に少ないチャンスをものにされる。「サッカーではありがちと言ってしまってはダメだとは思うが…」(安達亮監督)という展開でカターレは敗れた。
カターレはゲーム内容で上回り、勝負に負けた。勝ったほうもこれを認め、「サッカーってこんなものなんだなとつくづく思う」(松田岳夫監督)、「なにが起こるか分からないからサッカーは面白いなと改めて思った」(DF阪田章裕)と言う。安達監督は試合後、「狙い通りに攻めるシーンが多くつくれて『あとは入れるだけ』のところまできている。1分1敗で1得点だが、あまり心配していない。(おかしいと思われるかもしれないが)変な自信がある」と笑みを浮かべた。次節の群馬戦では勝利につなげたい。
カターレは前線からのプレスが効いて相手にボールを持つ時間を与えずに攻めた。開始直後にMF白石智之がパスカットからドリブルでゴール左に持ち込んだ。折り返しにFW高橋駿太が合わせて左にわずかに外れたのが最初の決定機。その後もショートカウンターやコンビネーションによるサイド突破でゴールに迫り、28分に右からのクロスのこぼれ球をMF佐々木陽次が狙い、31分にはFW才藤龍治のボール奪取から高橋がGKと1対1になったがいずれも決め切れなかった。
前節の藤枝戦で730本のパスをつなぎボール支配率65%だった福島をハーフコートの攻撃練習のような状況に追い込んでいたが得点が奪えない。すると、前半アディショナルタイムのCKからこぼれ球をつながれ逆に先制点を許した。
後半も冒頭からカターレが攻勢をかける。同19分にようやく今季初ゴールが生まれ同点に追い付いた。佐々木陽のスルーパスを起点に高橋、佐々木陽、DF前嶋洋太とつないで左サイドを破りグラウンダーのクロスを入れ、直前に交代で入っていたFW田中智大がニアから流し込んだ。
その後も勝ち越しを目指して波状攻撃をしかけるが、ここでもゴールを割ることができず、次の得点は福島へ。同28分、カターレのスローインを自陣右のハーフウェーライン付近で奪うと3本の縦パスを素早くつなぎ、ゴール正面に躍り出たFW武颯が左足で決めた。同36分にはロングボールをFW小牟田洋佑が収めて右のFW池田昌生に展開。4人がボールを追い越して相手を引き付けたことでできた中央のスペースにカットインしながら左足でミドルシュートを放つとDFに当たってコースが変わり3点目が挙がった。
カターレは同40分にFW大谷駿斗が裏に抜けて右からシュートするがわずかに左へ。直後にもMF新井瑞希の左45度からのミドルシュートが右ポストをかするシーンがあったが2点目を奪えずタイムアップとなった。
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