【第13節vs福島プレビュー】第1クールを勝利で締めくくれ
- 2015/05/22
- 22:33
J3は今節ですべてのクラブが1巡目の対戦を終える。6位のカターレは4戦負けなし(3勝1分)と調子を上げており、ホームの今節は勝って第2クールに弾みをつけたい。
前節の琉球戦は0-0で引き分け、連勝はクラブ記録タイの3で止まった。しかし、沖縄の30度を超す猛暑の中、終盤は相手を上回る運動量をみせ、これまでのトレーニングの成果は示した。岸野靖之監督も「琉球に走り勝っていたと思う。ただ走るだけでなく、いつどこで走るのかが重要なのだが良くなってきている」と評価している。
沖縄は梅雨入りの直前だった(20日に梅雨入り宣言)。選手は試合前日に空港に着き、その蒸し暑さに驚いたそうだ。試合では給水タイムが設けられ、インターハイを思わせるような過酷な環境だった。富山との気候差も体に堪えたはず。それでも足が止まらなかったのは驚異的だった。これなら真夏の試合でも走り負けることはないだろう。少し気は早いが、夏はカターレの季節になるかもしれない。
守備は最近6試合で2失点と安定しており、得点さえ挙げることができれば勝利にぐっと近づく。チャンスは増えており、あとはゴールに入れるだけ。好機がありながらまだ今季初ゴールを奪えていないMF北井佑季は「焦りはないが、まず1点取りたい」と話し、今週もMF山本祥輝と連日シュート練習を行った。「前節に引き分けて連勝が止まったので、リズムを取り戻すためにも今節は勝たなければいけないと思う。『負けない』ではなく『勝つ』という気持ちで臨む」と決意を語っている。
福島ユナイテッドFCは前節のJ-22戦を1-4で落とした。2連敗となり5戦勝ちなし(1分4敗)で9位と苦しんでいる。ただし、この間にも第10節で町田と1-1で引き分け、第8節・長野戦は1-2で、第11節・山口戦は3-4で敗れたが1点差の戦いを演じた。第7節では鳥取を2-1で下しており、上位勢を脅かすだけの力を秘めている。
J1・J2通算221試合出場のDF戸川健太、2011年まで栃木でプレーし自身J2唯一の得点をカターレ戦(09年第18節)で挙げているMF鴨志田誉、前札幌のFW横野純貴らが在籍。ルーキーが元気で星広太・星雄次の双子の兄弟がスタメンに定着し、スパーサブの齋藤恵太が2得点を挙げている。
総得点12のうち6点を後半31分以降に挙げる粘り強さがある半面、前半の失点がリーグワーストの13(総失点18)と隙も多い。最近は[3-1-4-2]のフォーメーションを採用しているが、4失点が2試合続いたため何らかの対策を講じてくるだろう。カターレは遠慮せず前半から襲い掛かって先制点を奪いたい。
福島は2012年に東北社会人リーグで優勝し、全国地域リーグ決勝大会で2位に入ってJFLに昇格。同年には天皇杯で16強に進出した。J3初年の昨季は7位だった。02年にJリーグ入りを目指す団体が発足し、06年に東北2部の地元クラブの運営譲渡を受けるなどして08年から名称を福島ユナイテッドFCに。その後の経営難を乗り越えて現在に至っている。2013年からは湘南ベルマーレと業務提携し、震災復興や人材の育成などで協力している。
前節の琉球戦は0-0で引き分け、連勝はクラブ記録タイの3で止まった。しかし、沖縄の30度を超す猛暑の中、終盤は相手を上回る運動量をみせ、これまでのトレーニングの成果は示した。岸野靖之監督も「琉球に走り勝っていたと思う。ただ走るだけでなく、いつどこで走るのかが重要なのだが良くなってきている」と評価している。
沖縄は梅雨入りの直前だった(20日に梅雨入り宣言)。選手は試合前日に空港に着き、その蒸し暑さに驚いたそうだ。試合では給水タイムが設けられ、インターハイを思わせるような過酷な環境だった。富山との気候差も体に堪えたはず。それでも足が止まらなかったのは驚異的だった。これなら真夏の試合でも走り負けることはないだろう。少し気は早いが、夏はカターレの季節になるかもしれない。
守備は最近6試合で2失点と安定しており、得点さえ挙げることができれば勝利にぐっと近づく。チャンスは増えており、あとはゴールに入れるだけ。好機がありながらまだ今季初ゴールを奪えていないMF北井佑季は「焦りはないが、まず1点取りたい」と話し、今週もMF山本祥輝と連日シュート練習を行った。「前節に引き分けて連勝が止まったので、リズムを取り戻すためにも今節は勝たなければいけないと思う。『負けない』ではなく『勝つ』という気持ちで臨む」と決意を語っている。
福島ユナイテッドFCは前節のJ-22戦を1-4で落とした。2連敗となり5戦勝ちなし(1分4敗)で9位と苦しんでいる。ただし、この間にも第10節で町田と1-1で引き分け、第8節・長野戦は1-2で、第11節・山口戦は3-4で敗れたが1点差の戦いを演じた。第7節では鳥取を2-1で下しており、上位勢を脅かすだけの力を秘めている。
J1・J2通算221試合出場のDF戸川健太、2011年まで栃木でプレーし自身J2唯一の得点をカターレ戦(09年第18節)で挙げているMF鴨志田誉、前札幌のFW横野純貴らが在籍。ルーキーが元気で星広太・星雄次の双子の兄弟がスタメンに定着し、スパーサブの齋藤恵太が2得点を挙げている。
総得点12のうち6点を後半31分以降に挙げる粘り強さがある半面、前半の失点がリーグワーストの13(総失点18)と隙も多い。最近は[3-1-4-2]のフォーメーションを採用しているが、4失点が2試合続いたため何らかの対策を講じてくるだろう。カターレは遠慮せず前半から襲い掛かって先制点を奪いたい。
福島は2012年に東北社会人リーグで優勝し、全国地域リーグ決勝大会で2位に入ってJFLに昇格。同年には天皇杯で16強に進出した。J3初年の昨季は7位だった。02年にJリーグ入りを目指す団体が発足し、06年に東北2部の地元クラブの運営譲渡を受けるなどして08年から名称を福島ユナイテッドFCに。その後の経営難を乗り越えて現在に至っている。2013年からは湘南ベルマーレと業務提携し、震災復興や人材の育成などで協力している。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第13節●1-2福島