第33節 C大阪U-23×富山 マッチレポート■無失点で勝ち切る
- 2018/11/26
- 11:34
【第33節 C大阪U-230―1富山 ▽得点者:後半29分・脇本(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
終盤にCKから挙げた1点で4試合ぶりに勝利を手にした。勝ち切れない試合の連続に終止符を打ち、守りでも無失点で終えた。完封は7月21日の第19節・藤枝戦(△0-0)以来13試合ぶりで今季6度目。一歩前進を印象付けて、ホームでの最終節に向かう。
開始からボールをつなぎながら攻撃の糸口を探った。しかし、C大阪U-23が高い位置から精力的にプレスをかけてきたため、自陣でボールを保持するのが精いっぱい。なかなか前にボールを運べず、逆に奪われてピンチを招くシーンが前半は多かった。「前になかなか行けなかったのは事実。もうひとつ高い位置で回せるように、レベルを上げていかなければいけない」とMF佐々木陽次が振り返っている。
それでもロングボールをあまり使わずに進めたのは取り組んでいるサッカーに自信やプライドがあるからだろう。安達亮監督も「(前からのプレッシャーを)怖がらずに外してみようというトライを選手はしてくれた。これからもうひとつ先を仕上げていけたらよい」と前向きに捉えている。
C大阪U-23が前半25分、FKを起点とした攻撃からクリアをペナルティーエリア右で拾ったFW中島元彦がシュートし、GK永井堅梧がセーブ。さらにこぼれ球を中央からMF山根永遠がボレーで狙ったが、再び永井がわずかに触って右ポストに当たって外れた。C大阪U-23は両サイドの突破力も生かしてゴールに迫り、前半に7本のシュートを放ったが無得点で折り返した。
ハーフタイムに安達監督は「ボールを奪われた後の切り替えを早く」「1対1は粘り強く」と指示。後半冒頭の相手陣でのFKで、こぼれ球にMF差波優人、MF新井瑞希が果敢に飛び込んで二次攻撃につなげたのを手始めに、アグレッシブさを発揮して徐々に流れを引き寄せた。後半17分、新井の縦パスが相手センターバック2人のミスを誘い、裏に走ったFW才藤龍治の目前にボールがこぼれて絶好機が訪れる。相手GKの19歳・茂木秀の好セーブに阻まれた。
同19分に2人を同時に入れ替え、差波に代わってボランチに佐々木陽を移した。同25分過ぎにMF前嶋洋太のインターセプトからチャンスをつくって左CKを獲得。キッカーを務めた佐々木陽がニアに直接ゴールマウスを襲うボールを入れてGKがパンチングでクリア。再び左CKとなり、今度は同じようなカーブを描くボールをファーに送り、MF脇本晃成が頭で合わせて先制点が決まった。脇本の得点は昨年の第16節・栃木戦、第18節・G大阪U-23戦で2試合連続して決めて以来でJ3通算4点目。
同42分にC大阪U-23が左CKを得て、金沢入りが内定している18歳のDF石尾峻雅が勢いのあるヘディングシュートを放ったが永井がセーブ。1点を守り切って終了の笛を聞いた。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
終盤にCKから挙げた1点で4試合ぶりに勝利を手にした。勝ち切れない試合の連続に終止符を打ち、守りでも無失点で終えた。完封は7月21日の第19節・藤枝戦(△0-0)以来13試合ぶりで今季6度目。一歩前進を印象付けて、ホームでの最終節に向かう。
開始からボールをつなぎながら攻撃の糸口を探った。しかし、C大阪U-23が高い位置から精力的にプレスをかけてきたため、自陣でボールを保持するのが精いっぱい。なかなか前にボールを運べず、逆に奪われてピンチを招くシーンが前半は多かった。「前になかなか行けなかったのは事実。もうひとつ高い位置で回せるように、レベルを上げていかなければいけない」とMF佐々木陽次が振り返っている。
それでもロングボールをあまり使わずに進めたのは取り組んでいるサッカーに自信やプライドがあるからだろう。安達亮監督も「(前からのプレッシャーを)怖がらずに外してみようというトライを選手はしてくれた。これからもうひとつ先を仕上げていけたらよい」と前向きに捉えている。
C大阪U-23が前半25分、FKを起点とした攻撃からクリアをペナルティーエリア右で拾ったFW中島元彦がシュートし、GK永井堅梧がセーブ。さらにこぼれ球を中央からMF山根永遠がボレーで狙ったが、再び永井がわずかに触って右ポストに当たって外れた。C大阪U-23は両サイドの突破力も生かしてゴールに迫り、前半に7本のシュートを放ったが無得点で折り返した。
ハーフタイムに安達監督は「ボールを奪われた後の切り替えを早く」「1対1は粘り強く」と指示。後半冒頭の相手陣でのFKで、こぼれ球にMF差波優人、MF新井瑞希が果敢に飛び込んで二次攻撃につなげたのを手始めに、アグレッシブさを発揮して徐々に流れを引き寄せた。後半17分、新井の縦パスが相手センターバック2人のミスを誘い、裏に走ったFW才藤龍治の目前にボールがこぼれて絶好機が訪れる。相手GKの19歳・茂木秀の好セーブに阻まれた。
同19分に2人を同時に入れ替え、差波に代わってボランチに佐々木陽を移した。同25分過ぎにMF前嶋洋太のインターセプトからチャンスをつくって左CKを獲得。キッカーを務めた佐々木陽がニアに直接ゴールマウスを襲うボールを入れてGKがパンチングでクリア。再び左CKとなり、今度は同じようなカーブを描くボールをファーに送り、MF脇本晃成が頭で合わせて先制点が決まった。脇本の得点は昨年の第16節・栃木戦、第18節・G大阪U-23戦で2試合連続して決めて以来でJ3通算4点目。
同42分にC大阪U-23が左CKを得て、金沢入りが内定している18歳のDF石尾峻雅が勢いのあるヘディングシュートを放ったが永井がセーブ。1点を守り切って終了の笛を聞いた。
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