第12節 琉球×富山 マッチレポート■暑さ克服して奮闘
- 2015/05/18
- 07:23
【第12節 琉球0―0富山 ▽得点者:なし】
両チームともにチャンスはあったが決め切れずスコアレスドローに終わった。試合後の両指揮官の見解は似ていて、「へたくそ」(カターレ・岸野靖之監督)、「プロじゃない」(琉球・薩川了洋監督)とミスの多さを嘆いていた。しかしそれも選手のハードワークを認めたうえでの発言。開始13時の気温31.4度・湿度66%という沖縄の暑さの中で互いによく走り、最後までゴールを目指した。
地元との気候の違いが体に堪えたであろうカターレの踏ん張りは特筆できる。後半15分過ぎからは運動量で相手を上回って、あと一歩のところまで攻め続けた。クラブ新の4連勝は達成できなかったが、負けなしは継続。MF田中寛己は「前半から決定機があったし、セットプレーも多かったので得点に結びつけたかった。次節、ホームでの連勝を続けられるようにしたい」と語った。
カターレはけがから復帰した田中が7試合ぶり、DF内田錬平が4試合ぶりに先発に復帰。琉球は5連戦と同じメンバーでスタートした。
前半の立ち上がりはカターレペースで進み、9分にFW中西倫也がGKのキックをブロックして決定機を創出。田中、MF大西容平とつないで右から狙ったが琉球DF前田晃一がゴールマウスでシュートを左ひざに当てて防いだ。
直後には琉球に好機が訪れる。クリアミスがゴール前にこぼれてきたが、今度はカターレのDFが体を張ってしのいだ。ここから琉球がリズムをつかみ、ボールを保持しながら攻めてMF小幡純平を中心にシュートまで持ち込んだ。カターレは攻めに転じてからのパスのずれなどミスが目立ち、ブロックをつくって守る我慢の時間が長かった。
給水タイムを挟み、カターレは前半37分にFW苔口卓也が左サイドを深くえぐって折り返すが味方に合わない。一方の琉球は同39分に左からのクロスにMF田中恵太がニアに飛び込むがわずかに届かなかった。
後半も交互に決定機をつくった。琉球が同5分にカウンターから最後は田中が鋭いミドルシュートを放つが、GK江角浩司が右に飛んで好セーブ。カターレは同7分に江角のキックを中西が流し苔口が右サイドを突破して折り返すもMF北井佑季のシュートは外れた。
同15分に琉球が右CKから田中がヘディングシュートを放ってゴールに迫ったが、これ以降はカターレが主導権を掌握。MF木本敬介、MF山本祥輝を投入して前線からの圧力を上げ、仕掛けてはボールを奪い返して相手を押し込んだ。同37分、ゴール前でこぼれ球を拾った山本がペナルティーアークの外から右足で狙う。カーブ回転のかかったシュートがゴールに向かったが右ポストの内側にわずかに厚く当たって左に弾かれた。サポーターの声量が一段と大きくなり、後押しされて最後まで攻めたが無得点。終盤に疲れがみえたのは琉球のほうで、カターレは立て続けに得たFKからも得点のチャンスがあっただけに惜しまれる。
両チームともにチャンスはあったが決め切れずスコアレスドローに終わった。試合後の両指揮官の見解は似ていて、「へたくそ」(カターレ・岸野靖之監督)、「プロじゃない」(琉球・薩川了洋監督)とミスの多さを嘆いていた。しかしそれも選手のハードワークを認めたうえでの発言。開始13時の気温31.4度・湿度66%という沖縄の暑さの中で互いによく走り、最後までゴールを目指した。
地元との気候の違いが体に堪えたであろうカターレの踏ん張りは特筆できる。後半15分過ぎからは運動量で相手を上回って、あと一歩のところまで攻め続けた。クラブ新の4連勝は達成できなかったが、負けなしは継続。MF田中寛己は「前半から決定機があったし、セットプレーも多かったので得点に結びつけたかった。次節、ホームでの連勝を続けられるようにしたい」と語った。
カターレはけがから復帰した田中が7試合ぶり、DF内田錬平が4試合ぶりに先発に復帰。琉球は5連戦と同じメンバーでスタートした。
前半の立ち上がりはカターレペースで進み、9分にFW中西倫也がGKのキックをブロックして決定機を創出。田中、MF大西容平とつないで右から狙ったが琉球DF前田晃一がゴールマウスでシュートを左ひざに当てて防いだ。
直後には琉球に好機が訪れる。クリアミスがゴール前にこぼれてきたが、今度はカターレのDFが体を張ってしのいだ。ここから琉球がリズムをつかみ、ボールを保持しながら攻めてMF小幡純平を中心にシュートまで持ち込んだ。カターレは攻めに転じてからのパスのずれなどミスが目立ち、ブロックをつくって守る我慢の時間が長かった。
給水タイムを挟み、カターレは前半37分にFW苔口卓也が左サイドを深くえぐって折り返すが味方に合わない。一方の琉球は同39分に左からのクロスにMF田中恵太がニアに飛び込むがわずかに届かなかった。
後半も交互に決定機をつくった。琉球が同5分にカウンターから最後は田中が鋭いミドルシュートを放つが、GK江角浩司が右に飛んで好セーブ。カターレは同7分に江角のキックを中西が流し苔口が右サイドを突破して折り返すもMF北井佑季のシュートは外れた。
同15分に琉球が右CKから田中がヘディングシュートを放ってゴールに迫ったが、これ以降はカターレが主導権を掌握。MF木本敬介、MF山本祥輝を投入して前線からの圧力を上げ、仕掛けてはボールを奪い返して相手を押し込んだ。同37分、ゴール前でこぼれ球を拾った山本がペナルティーアークの外から右足で狙う。カーブ回転のかかったシュートがゴールに向かったが右ポストの内側にわずかに厚く当たって左に弾かれた。サポーターの声量が一段と大きくなり、後押しされて最後まで攻めたが無得点。終盤に疲れがみえたのは琉球のほうで、カターレは立て続けに得たFKからも得点のチャンスがあっただけに惜しまれる。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第12節△0-0琉球