【第30節vsG大阪U-23プレビュー】来季へと続く道。前進なるか
- 2018/11/02
- 23:13
カターレは2日、安達亮監督の来季続投を発表した。就任後のチームの成長を評価して早々にオファーを出し双方が合意に至ったようだ。今季のJ2昇格は絶望的になったが、再挑戦への意気込みが示されたかたち。残り5試合を有意義なものにして来季へとつなげたい。
昨季はラスト6試合を1分5敗で終えて8位だった。今季は前節の鹿児島戦で逆転勝ちを収めて11位に浮上し、残り5試合でどこまで勝点を伸ばせるか楽しみ。6位・鳥取と勝点9差、7位・C大阪U-23と同4差。ここら辺がひとつの目標になりそうだ。
前節の試合直後に「選手たちが最後までファイトし、ハードワークした」と語った安達監督。地元に戻り「(ゲーム内容が)良かったねぇ。就任してから一番かもしれない。あのようなゲームを続けていけたらリーグの上位で戦っていけるだろう」と振り返った。
昇格がかかる2位の鹿児島と球際でも互角以上に戦った点は強調できる。MF差波優人は「あれぐらいやるのが安達さんの求めているレベルだと思う」。今節も同様の好パフォーマンスを発揮できるか注目したい。
対戦するG大阪U-23は現在5位で、消化が1試合多い2位の鹿児島を勝点5差で追っている。前節と同じく、やりがいのある戦いだ。
G大阪U-23は宮本恒靖監督が7月末にトップチームの監督に就き、一昨年に指揮を執った實好礼忠監督が復帰。以降は6勝2分2敗と勝点を伸ばしている。9月15日の第23節では首位の琉球に後半戦初黒星をつけた。前節の相模原戦を2-1で制してホームでは5連勝。勢いに乗り今季初の3連勝をかけてカターレ戦に臨む。
1試合平均のボール保持率55.5%(カターレ47.7%)、パス本数581.5本(405.0本)はリーグ1位(Football LABより)。相手の守備ブロックのあいだに入り、複数のパスコースをつくってビルドアップしていく様は見事だ。総得点46は琉球(60)、鳥取(52)に次いでリーグ3位(カターレ34)。総失点も33(同44)で同7位タイと崩れていない。
前節のメンバーをみると今季J1の舞台を踏んでいる選手が少なくない。ボランチの高宇洋は11試合、同じく市丸瑞季が4試合に出場。チームトップの7得点を挙げているFW一美和成も宮本監督のもと先発2試合を含み6試合を経験してたくましさを増している。オバーエイジ枠で25歳のセンターバック西野貴治が守りを引き締め、昨年度の全国高校選手権で富山第一と対戦した東福岡のMF福田湧矢、前橋育英のDF松田陸もルーキーながら存在感を示していた。中でも福田は積極的なプレーが目立ち、先制ゴールを挙げたほか1人でシュート7本を放った。
トップチームは前日の3日16時からアウェイで浦和と対戦する。そちらのベンチメンバーからJ3にまわる選手もいるだろう。
カターレのDF柳下大樹は「相手はつなぐのがうまいので、まずはしっかり守りから入らなければいけない。こちらがボールを持つ時間もつくれるはず」と話す。G大阪U-23の技術力と精度の高さは遅攻でも速攻でも脅威。粘り強く守る一方で、攻撃時のボールロストからカウンターを浴びる回数もなるべく少なくしたいところ。相手の守りは前節も相模原に何度か決定的なチャンスを与えており、決めるべきところで得点を挙げて打ち負けないこともポイントになる。攻撃の精度と決定力を示し、2連勝を飾れるか。
※G大阪U-23が2位になった場合、3位のJ2ライセンスを保有しているクラブがJ2に昇格する。まぎわらしい表現があったことをお詫び申しあげます。詳しくはこちらのページ(順位表の下)を参照ください(J公式サイト)。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されています
https://www.jleague.jp/match/j3/2018/110415/preview/#preview
※安達監督、来季続投のお知らせ(カターレ公式サイト)
http://www.kataller.co.jp/news/2018/1102.html
昨季はラスト6試合を1分5敗で終えて8位だった。今季は前節の鹿児島戦で逆転勝ちを収めて11位に浮上し、残り5試合でどこまで勝点を伸ばせるか楽しみ。6位・鳥取と勝点9差、7位・C大阪U-23と同4差。ここら辺がひとつの目標になりそうだ。
前節の試合直後に「選手たちが最後までファイトし、ハードワークした」と語った安達監督。地元に戻り「(ゲーム内容が)良かったねぇ。就任してから一番かもしれない。あのようなゲームを続けていけたらリーグの上位で戦っていけるだろう」と振り返った。
昇格がかかる2位の鹿児島と球際でも互角以上に戦った点は強調できる。MF差波優人は「あれぐらいやるのが安達さんの求めているレベルだと思う」。今節も同様の好パフォーマンスを発揮できるか注目したい。
対戦するG大阪U-23は現在5位で、消化が1試合多い2位の鹿児島を勝点5差で追っている。前節と同じく、やりがいのある戦いだ。
G大阪U-23は宮本恒靖監督が7月末にトップチームの監督に就き、一昨年に指揮を執った實好礼忠監督が復帰。以降は6勝2分2敗と勝点を伸ばしている。9月15日の第23節では首位の琉球に後半戦初黒星をつけた。前節の相模原戦を2-1で制してホームでは5連勝。勢いに乗り今季初の3連勝をかけてカターレ戦に臨む。
1試合平均のボール保持率55.5%(カターレ47.7%)、パス本数581.5本(405.0本)はリーグ1位(Football LABより)。相手の守備ブロックのあいだに入り、複数のパスコースをつくってビルドアップしていく様は見事だ。総得点46は琉球(60)、鳥取(52)に次いでリーグ3位(カターレ34)。総失点も33(同44)で同7位タイと崩れていない。
前節のメンバーをみると今季J1の舞台を踏んでいる選手が少なくない。ボランチの高宇洋は11試合、同じく市丸瑞季が4試合に出場。チームトップの7得点を挙げているFW一美和成も宮本監督のもと先発2試合を含み6試合を経験してたくましさを増している。オバーエイジ枠で25歳のセンターバック西野貴治が守りを引き締め、昨年度の全国高校選手権で富山第一と対戦した東福岡のMF福田湧矢、前橋育英のDF松田陸もルーキーながら存在感を示していた。中でも福田は積極的なプレーが目立ち、先制ゴールを挙げたほか1人でシュート7本を放った。
トップチームは前日の3日16時からアウェイで浦和と対戦する。そちらのベンチメンバーからJ3にまわる選手もいるだろう。
カターレのDF柳下大樹は「相手はつなぐのがうまいので、まずはしっかり守りから入らなければいけない。こちらがボールを持つ時間もつくれるはず」と話す。G大阪U-23の技術力と精度の高さは遅攻でも速攻でも脅威。粘り強く守る一方で、攻撃時のボールロストからカウンターを浴びる回数もなるべく少なくしたいところ。相手の守りは前節も相模原に何度か決定的なチャンスを与えており、決めるべきところで得点を挙げて打ち負けないこともポイントになる。攻撃の精度と決定力を示し、2連勝を飾れるか。
※G大阪U-23が2位になった場合、3位のJ2ライセンスを保有しているクラブがJ2に昇格する。まぎわらしい表現があったことをお詫び申しあげます。詳しくはこちらのページ(順位表の下)を参照ください(J公式サイト)。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されています
https://www.jleague.jp/match/j3/2018/110415/preview/#preview
※安達監督、来季続投のお知らせ(カターレ公式サイト)
http://www.kataller.co.jp/news/2018/1102.html
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