カターレ通信2023

【第12節　琉球０―０富山　▽得点者：なし】

●田中寛己選手（富山）
　前半から決定機があったし、セットプレーも多かったので得点に結びつけたかった。相手がボールを回してくるのは分かっていて、前から奪いにいく時といかない時の判断をしっかりやるのが役割だったが、あまりうまくできたとは言えない。（チーム全体としてミスが多く）奪った後にカウンターにつなげられない場面も多かった。
　（きょうも助けてもらった場面があったように）江角さんが最後に止めてくれる。だからこそ最後にスライディングをして少しでもコースを限定しようとみんな体を張っている。（Q：気温30度を超す暑さの中で最後は走り勝っていた）これまでやっていたことが間違いじゃないことを示すには結果を出すしかない。（連勝は止まったが）ホームでの連勝を続けられるようにしたい。

●山本祥輝選手（富山）
　（後半37分に右足で巻いたシュートが右ポスト内側に当たる惜しい場面があり）シュートはイメージ通りで入ったと思ったが残念。どうやってシュートまでいったかはよく覚えていないが、中西がずっと前線で競り勝っていて近くにいればこぼれてくると思ってプレーしていた。１㎝、２㎝の違いで入っていたかもしれない。運もあるが実力が足りなかったのかもしれない。絶対に入れられるように練習していく。
　（投入される時には）「チームを助けてこい」と言われた。そのために点を取りたかった。　相手のボランチを消しながらだったが、シュートへの意識は高くもっていた。

●北井佑季選手（富山）
　チャンスは多かったが、相手に決められてもおかしくないピンチも多かった。どちらも決め切れずに終わったゲームだった。沖縄は暑く、きのう到着した時点で難しいゲームになるだろうと思っていた。無失点で終われたのは評価できる。得点できるように精度を上げたい。


●中山悟志選手（琉球）
　昨年は失点が多かったが、これで３試合無失点。やるべきことを選手各自が理解できていると感じる。まだ完ぺきではないが、昨季からつながってきてはいる。（１巡目の対戦を終えて）完全にやられたという試合はなく、戦い方次第でどっちにこぼれてもおかしくない試合にもっていける。自信というか、そのようにもっていけるゲームプランがみえるようになっている。

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