【第26節vs相模原プレビュー】総力戦で連勝つかめ
- 2018/10/06
- 09:57
第11-12節以来となる今季2度目の2連勝を目指す。チーム状態は上向きの傾向を維持しており、ひとつ弾みがつけば大きくステップアップしてもおかしくない。残り試合は今節を含み9試合。リーグ終盤への期待をふくらませる勝利がほしい。
前節・YS横浜戦の後半に安達亮監督が退席処分となった(理由:主審、副審の判定に対する執拗な抗議)。これによって今節はベンチ入りができず、試合中の指揮は伊藤健一ヘッドコーチに託される。加えて前節に退場したMF差波優人も今節は出場停止。今季23試合すべてに先発してきたボランチを欠いて臨まなければならない。これらがゲームにどう影響するか注目だ。
前節は差波が前半終了間際に退場になりイレギュラーな展開になったが、YS横浜の反撃を10人でしのぎ2-1で4試合ぶりの白星を手にした。守備からリズムをつくって2点を先取した前半の内容は秀逸だった。これを再現したうえで、今度は90分通してゲームメークして勝ち切る姿を示せるか。
苦しかった前節の後半も選手同士で意見を交わしながら守備陣形を調整して乗り切ったという。今節もピッチ内で臨機応変に対処しなければいけない時間帯があるはずだ。
前節にボール奪取で先制ゴールの起点となったMF椎名伸志は、前節後半のアディショナルタイムにカウンターで走って決定機をつくったシーンを振り返って「あのような場面で(勝負を決める得点を)決め切れるのが良い選手」と悔しがり、「今節も勝って連勝したい」と気持ちを高めている。
相模原は13位で、14位のカターレと勝点26で並んでいる。前節・群馬戦(●0-1)の先発メンバーをみると、うち6人が前回にカターレと対戦した4月15日の第7節とは異なる。今季就任した西ヶ谷隆之監督は、途中加入のFW松本孝平(前名古屋)、MF梶山幹太(前名古屋)、DF森本大貴(前松本)といった20代前半の若手を積極的に起用しており、チームづくりを新たな段階に進めているようだ。
最近の7試合で区切ると1勝1分5敗とやや元気がない。9月12日に、雪と台風の影響で2度にわたり延期されていた第3節・沼津戦を2-1でものにしたが、その後は3連敗中だ。同月2日の第21節・鳥取戦で7失点するなど7試合連続失点で総失点はリーグ16位の42(カターレ38)にのぼっている。
それもあってか前節はフォーメーションを[4-4-2]から、4~6月に採用していた[3-4-2-1]に変更した。後半38分にセットプレーから失点して0-1で敗れはしたが、ゲーム内容は攻守ともに群馬を上回っており、効果があったようだ。
特に攻撃では中盤でのパスワークに、13得点のFWジョン・ガブリエルに代わって先発した松本へのロングボールも交えながら2、3点入っていてもおかしくないだけのチャンスをつくり出していた。もともと攻撃力は高く、総得点32(カターレ27)はリーグ5位。MF谷澤達也やサイドの保﨑淳と辻尾真二をはじめ要所で決定的な働きをするベテランを多数擁している。前回の対戦でもゲーム内容は互角だったが、速攻から33歳MF菊岡拓朗のクロスをガブリエルに決められた1点に泣いた。相手の隙を逃さないしたたかなチームであり、少しの油断が命とりになる。
前節・YS横浜戦の後半に安達亮監督が退席処分となった(理由:主審、副審の判定に対する執拗な抗議)。これによって今節はベンチ入りができず、試合中の指揮は伊藤健一ヘッドコーチに託される。加えて前節に退場したMF差波優人も今節は出場停止。今季23試合すべてに先発してきたボランチを欠いて臨まなければならない。これらがゲームにどう影響するか注目だ。
前節は差波が前半終了間際に退場になりイレギュラーな展開になったが、YS横浜の反撃を10人でしのぎ2-1で4試合ぶりの白星を手にした。守備からリズムをつくって2点を先取した前半の内容は秀逸だった。これを再現したうえで、今度は90分通してゲームメークして勝ち切る姿を示せるか。
苦しかった前節の後半も選手同士で意見を交わしながら守備陣形を調整して乗り切ったという。今節もピッチ内で臨機応変に対処しなければいけない時間帯があるはずだ。
前節にボール奪取で先制ゴールの起点となったMF椎名伸志は、前節後半のアディショナルタイムにカウンターで走って決定機をつくったシーンを振り返って「あのような場面で(勝負を決める得点を)決め切れるのが良い選手」と悔しがり、「今節も勝って連勝したい」と気持ちを高めている。
相模原は13位で、14位のカターレと勝点26で並んでいる。前節・群馬戦(●0-1)の先発メンバーをみると、うち6人が前回にカターレと対戦した4月15日の第7節とは異なる。今季就任した西ヶ谷隆之監督は、途中加入のFW松本孝平(前名古屋)、MF梶山幹太(前名古屋)、DF森本大貴(前松本)といった20代前半の若手を積極的に起用しており、チームづくりを新たな段階に進めているようだ。
最近の7試合で区切ると1勝1分5敗とやや元気がない。9月12日に、雪と台風の影響で2度にわたり延期されていた第3節・沼津戦を2-1でものにしたが、その後は3連敗中だ。同月2日の第21節・鳥取戦で7失点するなど7試合連続失点で総失点はリーグ16位の42(カターレ38)にのぼっている。
それもあってか前節はフォーメーションを[4-4-2]から、4~6月に採用していた[3-4-2-1]に変更した。後半38分にセットプレーから失点して0-1で敗れはしたが、ゲーム内容は攻守ともに群馬を上回っており、効果があったようだ。
特に攻撃では中盤でのパスワークに、13得点のFWジョン・ガブリエルに代わって先発した松本へのロングボールも交えながら2、3点入っていてもおかしくないだけのチャンスをつくり出していた。もともと攻撃力は高く、総得点32(カターレ27)はリーグ5位。MF谷澤達也やサイドの保﨑淳と辻尾真二をはじめ要所で決定的な働きをするベテランを多数擁している。前回の対戦でもゲーム内容は互角だったが、速攻から33歳MF菊岡拓朗のクロスをガブリエルに決められた1点に泣いた。相手の隙を逃さないしたたかなチームであり、少しの油断が命とりになる。
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