第12節 琉球×富山 琉球・薩川了洋監督の会見コメント
- 2015/05/17
- 16:57
★質疑内容を追加しました
●琉球・薩川了洋監督
勝点1を取れたことについては、選手にお疲れさま、よく走ってくれたと伝えた。しかし、昨季J2の富山に対し、ミスが多くて自分たちのサッカーがあまりできなかった。先ほど、きつい言葉で怒ってきた。もっとできると思うし、(勝ち切れずに)勝点2を失ったことについてもっと悔しがってほしい。そう思って厳しく言った。
その中でも勝点1を加え、ディフェンスがなんとか無失点で抑え切れた。今回で1巡目の対戦が終わったが、良い経験をしてそれをこの3戦で結果として出せるようになってきている。決定力という点ではもっと質を上げなければいけない。(チャンスはあり)引き分けに終わるゲームじゃない。個人のところは各自が技術を上げなければいけないし、もっとチャンスをつくれるように僕も考えなければいけない。途中出場させた選手をまた交代せるという、あまりないことをしたが、それはメッセージでもある。あれだけ多くミスをした。しっかりと選手を成長させられるように、琉球をチームとして成長させられるように、自分も成長しなければいけない。
Q:昨季J2のクラブとの対戦だった。
富山は選手の能力や体格を考えてももっとやれるチームなのだと思う。しかし、うちも今の状態の富山から得点を挙げなければいけなかった。練習試合ならできる。しかし、勝点を争う実戦で、プレッシャーをかけられると、(パスが)1m、50㎝ずれる。焦りがミスにつながる。もっと積み上げなければいけないと思う。もっとできるし、できる選手たちだと思っているからきょうは怒った。選手たちは勝点1を取って怒られるとは思っていなかっただろう。しかし、できなければプロの世界で生き残れない。プロはあんなミスをしないと言った。もちろん、お疲れさまだったというのを前提で話している。
勝点1は最低の仕事。次節は対戦がなく1週空くので負けで終わらなかったのがよかった。また、無失点を3試合続けているので、2巡目に自信をもって入っていけると思う。1巡目を終えて、勝てないと思った試合は1つもなかった。どのチームとの対戦でも琉球の何かが違っていたら勝てたんじゃないかと思った。昨年は上位数チームとは差があった(が今季は違う)。これはメディアのみなさんの前ではっきり示しておきたい。
Q:3試合連続完封の守備について。
15番の選手(中西)にヘディングはほとんど勝てなかったが、しっかり2つめを拾っていた。ディフェンスは成長している。積み上げて上位にいきたい。片手までに(5位以内に)、もうちょっといけたらよい。もう少し選手が成長すれば(可能だ)。試合内容も悪くない。シュートもほとんどの試合で10本以上打っている。ディフェンスをしっかりして、攻撃的なサッカーを目指したい。
Q:自陣で高く上がったボールの処理で後手を踏み何度かピンチを招いた。どういう処理をすべきだったのだろう。
そういう質問を選手から聞きたいねぇ(笑い)。高く上がったボールをヘディングで遠くに飛ばすのは難しい。J1の選手なら首だけで結構飛ばすのだろうが、うちの選手にそれだけの能力はない。体の反動を使わなければいけないが、ボールに正対していると体をそるにも限界がある。上がった時点で半身になって横からいけば勢いはつけやすい。もしくは上にあげて密集にするか。その判断がなかなか難しい。
Q:3連勝を逃した。チャンスで決め切れなかったのが主因か。
全体的にミスが多すぎた。相手にミスが多かったので、こちらがミスを少なくすればもっとチャンスはつくれたと思う。ミスでチャンスをつぶし、凡ミスからピンチを招いた。相手のチャンスのうち崩されたのは苔口選手にサイドを切られた2度ぐらい。勝つには質を上げなければいけない。例えばトラップしてのボールを置く位置とか。
Q:先発、控えとも同じメンバーが続いている。1巡目の対戦が終わった節目であり、ベンチ外のメンバーに奮起を促すメッセージを聞きたい。
競争がなければチームは強くならない。まず僕の言ったことはこなせるようになってほしい。できることしか言っていないのだから。プレッシャーがかかるとできないなら、練習の中で意識高く取り組んで習慣にしていくしかない。もっと真剣に取り組まなければだめ。意識のみえる選手が少ない。ただ蹴って、ただアプローチにいってという選手が多い。自分がもっと細かく言わないとだめなのかなと考えているところでもある。
信頼できない選手を起用できない。信頼は失うのは簡単だが、得るのは難しい。それを選手たちも分かっている。出場している選手は少しずつ意識が高くなっている。しかし、Bチームの選手も一生懸命だし、くさる選手がいない。なんとかしてあげたい。夏に向け、15人や16人からではなく20人から出場メンバーを選べたらよいにきまっている。1クールを終えた今の時点で、細かく言って練習させるのも大事かなと思っている。もう少し(監督の)自分のできることもあるのかなぁと。選手にはうまくなるために、信頼を得るためにもっと考えてサッカーをしてほしい。
●琉球・薩川了洋監督
勝点1を取れたことについては、選手にお疲れさま、よく走ってくれたと伝えた。しかし、昨季J2の富山に対し、ミスが多くて自分たちのサッカーがあまりできなかった。先ほど、きつい言葉で怒ってきた。もっとできると思うし、(勝ち切れずに)勝点2を失ったことについてもっと悔しがってほしい。そう思って厳しく言った。
その中でも勝点1を加え、ディフェンスがなんとか無失点で抑え切れた。今回で1巡目の対戦が終わったが、良い経験をしてそれをこの3戦で結果として出せるようになってきている。決定力という点ではもっと質を上げなければいけない。(チャンスはあり)引き分けに終わるゲームじゃない。個人のところは各自が技術を上げなければいけないし、もっとチャンスをつくれるように僕も考えなければいけない。途中出場させた選手をまた交代せるという、あまりないことをしたが、それはメッセージでもある。あれだけ多くミスをした。しっかりと選手を成長させられるように、琉球をチームとして成長させられるように、自分も成長しなければいけない。
Q:昨季J2のクラブとの対戦だった。
富山は選手の能力や体格を考えてももっとやれるチームなのだと思う。しかし、うちも今の状態の富山から得点を挙げなければいけなかった。練習試合ならできる。しかし、勝点を争う実戦で、プレッシャーをかけられると、(パスが)1m、50㎝ずれる。焦りがミスにつながる。もっと積み上げなければいけないと思う。もっとできるし、できる選手たちだと思っているからきょうは怒った。選手たちは勝点1を取って怒られるとは思っていなかっただろう。しかし、できなければプロの世界で生き残れない。プロはあんなミスをしないと言った。もちろん、お疲れさまだったというのを前提で話している。
勝点1は最低の仕事。次節は対戦がなく1週空くので負けで終わらなかったのがよかった。また、無失点を3試合続けているので、2巡目に自信をもって入っていけると思う。1巡目を終えて、勝てないと思った試合は1つもなかった。どのチームとの対戦でも琉球の何かが違っていたら勝てたんじゃないかと思った。昨年は上位数チームとは差があった(が今季は違う)。これはメディアのみなさんの前ではっきり示しておきたい。
Q:3試合連続完封の守備について。
15番の選手(中西)にヘディングはほとんど勝てなかったが、しっかり2つめを拾っていた。ディフェンスは成長している。積み上げて上位にいきたい。片手までに(5位以内に)、もうちょっといけたらよい。もう少し選手が成長すれば(可能だ)。試合内容も悪くない。シュートもほとんどの試合で10本以上打っている。ディフェンスをしっかりして、攻撃的なサッカーを目指したい。
Q:自陣で高く上がったボールの処理で後手を踏み何度かピンチを招いた。どういう処理をすべきだったのだろう。
そういう質問を選手から聞きたいねぇ(笑い)。高く上がったボールをヘディングで遠くに飛ばすのは難しい。J1の選手なら首だけで結構飛ばすのだろうが、うちの選手にそれだけの能力はない。体の反動を使わなければいけないが、ボールに正対していると体をそるにも限界がある。上がった時点で半身になって横からいけば勢いはつけやすい。もしくは上にあげて密集にするか。その判断がなかなか難しい。
Q:3連勝を逃した。チャンスで決め切れなかったのが主因か。
全体的にミスが多すぎた。相手にミスが多かったので、こちらがミスを少なくすればもっとチャンスはつくれたと思う。ミスでチャンスをつぶし、凡ミスからピンチを招いた。相手のチャンスのうち崩されたのは苔口選手にサイドを切られた2度ぐらい。勝つには質を上げなければいけない。例えばトラップしてのボールを置く位置とか。
Q:先発、控えとも同じメンバーが続いている。1巡目の対戦が終わった節目であり、ベンチ外のメンバーに奮起を促すメッセージを聞きたい。
競争がなければチームは強くならない。まず僕の言ったことはこなせるようになってほしい。できることしか言っていないのだから。プレッシャーがかかるとできないなら、練習の中で意識高く取り組んで習慣にしていくしかない。もっと真剣に取り組まなければだめ。意識のみえる選手が少ない。ただ蹴って、ただアプローチにいってという選手が多い。自分がもっと細かく言わないとだめなのかなと考えているところでもある。
信頼できない選手を起用できない。信頼は失うのは簡単だが、得るのは難しい。それを選手たちも分かっている。出場している選手は少しずつ意識が高くなっている。しかし、Bチームの選手も一生懸命だし、くさる選手がいない。なんとかしてあげたい。夏に向け、15人や16人からではなく20人から出場メンバーを選べたらよいにきまっている。1クールを終えた今の時点で、細かく言って練習させるのも大事かなと思っている。もう少し(監督の)自分のできることもあるのかなぁと。選手にはうまくなるために、信頼を得るためにもっと考えてサッカーをしてほしい。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第12節△0-0琉球