【第22節vs北九州プレビュー】浮上かけ臥竜激突
- 2018/09/06
- 19:22
柱谷哲二監督が就任した16位の北九州とアウェイで対戦する。両者ともJ2復帰を目指してスタートしたが、思わぬ苦戦をしいられて監督交代に踏み切った。現在はともにチーム状態が上向いており、どちらの勢いが上回るか注目が集まる。
前回は6月3日の第12節で対戦し、安達亮監督が就任して2戦目だったカターレが3-0で勝利を収めた。その後、安達体制では5勝2分3敗。前節で20試合を終えて通算7勝2分11敗で12位まではい上がってきた。
一方の北九州は当時の負けで最下位に転落し、4連敗で7戦勝ちなしとなった第14節・YS横浜戦後に就任1年目の森下仁之監督を解任した。翌節から柱谷監督が指揮を執り、2勝3分1敗。前節の沼津戦が初黒星だった。再起に向けて好スタートを切ったといえよう。
北九州は第16節から4試合連続で無失点だったように、新監督のもと守備からチームを立て直した。「監督が変わってチームが締まった印象。球際やポジショニングなどが良くなっている」と安達監督も感じている。
2年前はJ2で戦っていた強豪で、今季も戦力値はリーグ屈指とみられていた。今季は総得点がリーグ最少の14(カターレは24)と伸び悩んでいるが、攻撃陣にはツートップのダヴィと池元友樹、チャンスメーカーのMF安藤由翔をはじめ能力と経験を兼ね備えた実力者がそろっており、決定力は秘めている。失点さえ抑制できれば、勝率がアップするのは当然。ホームゲームの今節も守備意識を高くして無失点で進めながら、カターレの隙を狙ってくるだろう。
カターレは安達監督が攻撃面の改善からチーム再建に着手し、中断期間を使って課題だった守備力を強化した。中断明けのここ2試合では、スピーディーな攻守の切り替えからボール奪って、鋭くゴールに迫るシーンが何度もあった。
MF新井瑞希が「選手同士の距離感が良いので切り替えた時に奪い返すことができる。練習からやっていることを試合で出せているのはプラスに考えている」と話し、MF前嶋洋太も「守りは自分自身の課題。『軽い』と言われないよう、中断期間に取り組んだ。(前々節・福島戦では自身の守りが先制点につながっており)少し成長を感じている」と言う。
パスをつないで主導権を握り攻め切るのが理想だろうが、今なら逆に相手にボールを持たれる展開でも我慢して守りからリズムをつかめるはずだ。
今節はDFルーカス・ダウベルマンが警告の累積で出場停止のため、先発メンバーの変更がある。今季初先発の福島戦で活躍したDF柳下大樹に続く新勢力の台頭にも期待がふくらむ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されました。
https://www.jleague.jp/match/j3/2018/090811/ticket/#preview
前回は6月3日の第12節で対戦し、安達亮監督が就任して2戦目だったカターレが3-0で勝利を収めた。その後、安達体制では5勝2分3敗。前節で20試合を終えて通算7勝2分11敗で12位まではい上がってきた。
一方の北九州は当時の負けで最下位に転落し、4連敗で7戦勝ちなしとなった第14節・YS横浜戦後に就任1年目の森下仁之監督を解任した。翌節から柱谷監督が指揮を執り、2勝3分1敗。前節の沼津戦が初黒星だった。再起に向けて好スタートを切ったといえよう。
北九州は第16節から4試合連続で無失点だったように、新監督のもと守備からチームを立て直した。「監督が変わってチームが締まった印象。球際やポジショニングなどが良くなっている」と安達監督も感じている。
2年前はJ2で戦っていた強豪で、今季も戦力値はリーグ屈指とみられていた。今季は総得点がリーグ最少の14(カターレは24)と伸び悩んでいるが、攻撃陣にはツートップのダヴィと池元友樹、チャンスメーカーのMF安藤由翔をはじめ能力と経験を兼ね備えた実力者がそろっており、決定力は秘めている。失点さえ抑制できれば、勝率がアップするのは当然。ホームゲームの今節も守備意識を高くして無失点で進めながら、カターレの隙を狙ってくるだろう。
カターレは安達監督が攻撃面の改善からチーム再建に着手し、中断期間を使って課題だった守備力を強化した。中断明けのここ2試合では、スピーディーな攻守の切り替えからボール奪って、鋭くゴールに迫るシーンが何度もあった。
MF新井瑞希が「選手同士の距離感が良いので切り替えた時に奪い返すことができる。練習からやっていることを試合で出せているのはプラスに考えている」と話し、MF前嶋洋太も「守りは自分自身の課題。『軽い』と言われないよう、中断期間に取り組んだ。(前々節・福島戦では自身の守りが先制点につながっており)少し成長を感じている」と言う。
パスをつないで主導権を握り攻め切るのが理想だろうが、今なら逆に相手にボールを持たれる展開でも我慢して守りからリズムをつかめるはずだ。
今節はDFルーカス・ダウベルマンが警告の累積で出場停止のため、先発メンバーの変更がある。今季初先発の福島戦で活躍したDF柳下大樹に続く新勢力の台頭にも期待がふくらむ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されました。
https://www.jleague.jp/match/j3/2018/090811/ticket/#preview
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