【第17節vs長野プレビュー】不屈の闘志がぶつかる
- 2018/07/06
- 16:46
リーグ前半の最終戦で14位の長野と対戦する。ともにJ2昇格を目指してスタートしたが予想外の苦戦が続き、監督交代を経験した。勝点16で14、15位に並んでいる。お互いに隣県のライバルを倒して後半戦に弾みをつけたい。意地がぶつかる。
前節は新加入FW木村裕の一撃で10位の群馬を1-0で下した。安達亮監督が就任してから3勝1分1敗となり、5試合で勝点10を加算した。J3各チームの最近5試合の成績をみると、2位の琉球が勝点13でトップ。次がカターレ、藤枝、盛岡の同10で、首位の鹿児島が同9となっている。
カターレがこのペースで勝点を重ねていくと残り17試合で34を上積みして50に到達し、昨季の47を上回る。昨季2位の栃木が60だったので、昇格争いに加わるにはさらにチーム力をつけてピッチを上げていく必要がありそうだが、ゲーム内容からは伸びしろが十分に感じられるだけに期待がもてる。前節が今季初出場・初先発だったDF楠元秀真は「次も無失点で守って勝ちたい。(チームが強くなるために)監督が言うように、練習から高いレベルを求めて、自分たちから厳しさを出していかなければ」と話した。
安達監督は前節について、「悪くない出来だった」としながらも、「前半は良い時間帯があったが、後半はミスが増えてしまった。相手にも決定機があったが、木村のゴールで勝つことができた」と振り返る。そのうえで、「3バック同士での対戦が盛岡、群馬と続いたが、今回の長野は4バックのようなのでボールは動かしやすいと思う。逆にミスマッチから守りでピンチを招かないように対応の仕方をチェックして臨みたい」と話した。
長野は6月10日の第13節・鳥取戦(●0-1)の後、浅野哲也監督が解任され阪倉裕二ヘッドコーチが指揮官に就任し、その後は1勝1分1敗。ホーム初陣だった前節の福島戦(△1-1)では、相手陣から積極的にプレスをかけるシーンが目立ち、ボールを奪い切って好機をつくる回数も多かった。良い守備からリズムをつくっていくというコンセプトがうかがえる。
カターレは後方から中盤にかけてのパス回しにプレッシャーをかけられた場合にどう対処するかがポイントになりそうだ。第15節の盛岡戦(●1-3)ではハイプレスに手こずり自分たちのペースをつかむまでに時間を要した。彼我の状況を捉えて臨機応変にプレーを選択していく必要性があるかもしれない。
長野は3勝7分5敗で、開幕から引き分けの多さに苦しんだ。昨季からその傾向があり、得点力アップで脱却を目指したが、逆に持ち味の堅守にほころびがでて失点が増えた。無失点試合が2つ(カターレ3)しかなく、総失点21(同27)は昨季の年間25点に近づいている。リーグ5季目にして初めての3連敗(第12-14節)もあった。
しかし、先にも記したように阪倉監督に代わって早くも守備は改善されつつある。栃木で松田浩監督のもと長くコーチを務めた経験があり、守りの構築は得意分野なのだろう。
前節はDF大島嵩弘が6試合ぶりに先発復帰した。右と左のサイドバックは前カターレの三上陽輔、松原優吉。三上は攻撃の起点として、松原は豊富な運動量と高さ、ロングスローで存在感を発揮している。新加入のFW津田知宏がチームトップの6得点を挙げている。
前節は新加入FW木村裕の一撃で10位の群馬を1-0で下した。安達亮監督が就任してから3勝1分1敗となり、5試合で勝点10を加算した。J3各チームの最近5試合の成績をみると、2位の琉球が勝点13でトップ。次がカターレ、藤枝、盛岡の同10で、首位の鹿児島が同9となっている。
カターレがこのペースで勝点を重ねていくと残り17試合で34を上積みして50に到達し、昨季の47を上回る。昨季2位の栃木が60だったので、昇格争いに加わるにはさらにチーム力をつけてピッチを上げていく必要がありそうだが、ゲーム内容からは伸びしろが十分に感じられるだけに期待がもてる。前節が今季初出場・初先発だったDF楠元秀真は「次も無失点で守って勝ちたい。(チームが強くなるために)監督が言うように、練習から高いレベルを求めて、自分たちから厳しさを出していかなければ」と話した。
安達監督は前節について、「悪くない出来だった」としながらも、「前半は良い時間帯があったが、後半はミスが増えてしまった。相手にも決定機があったが、木村のゴールで勝つことができた」と振り返る。そのうえで、「3バック同士での対戦が盛岡、群馬と続いたが、今回の長野は4バックのようなのでボールは動かしやすいと思う。逆にミスマッチから守りでピンチを招かないように対応の仕方をチェックして臨みたい」と話した。
長野は6月10日の第13節・鳥取戦(●0-1)の後、浅野哲也監督が解任され阪倉裕二ヘッドコーチが指揮官に就任し、その後は1勝1分1敗。ホーム初陣だった前節の福島戦(△1-1)では、相手陣から積極的にプレスをかけるシーンが目立ち、ボールを奪い切って好機をつくる回数も多かった。良い守備からリズムをつくっていくというコンセプトがうかがえる。
カターレは後方から中盤にかけてのパス回しにプレッシャーをかけられた場合にどう対処するかがポイントになりそうだ。第15節の盛岡戦(●1-3)ではハイプレスに手こずり自分たちのペースをつかむまでに時間を要した。彼我の状況を捉えて臨機応変にプレーを選択していく必要性があるかもしれない。
長野は3勝7分5敗で、開幕から引き分けの多さに苦しんだ。昨季からその傾向があり、得点力アップで脱却を目指したが、逆に持ち味の堅守にほころびがでて失点が増えた。無失点試合が2つ(カターレ3)しかなく、総失点21(同27)は昨季の年間25点に近づいている。リーグ5季目にして初めての3連敗(第12-14節)もあった。
しかし、先にも記したように阪倉監督に代わって早くも守備は改善されつつある。栃木で松田浩監督のもと長くコーチを務めた経験があり、守りの構築は得意分野なのだろう。
前節はDF大島嵩弘が6試合ぶりに先発復帰した。右と左のサイドバックは前カターレの三上陽輔、松原優吉。三上は攻撃の起点として、松原は豊富な運動量と高さ、ロングスローで存在感を発揮している。新加入のFW津田知宏がチームトップの6得点を挙げている。
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