【第16節vs群馬プレビュー】4年ぶりの再会。“師弟対決”に注目集まる
- 2018/06/29
- 22:47
J2時以来4年ぶりにザスパクサツ群馬とぶつかる。対戦成績はカターレの2勝4分7敗。2勝には2009年のJ2第5節で挙げたJ昇格後初勝利が含まれている。
昨季J2の強敵を倒して夏の戦いに弾みをつけたい。
前節の盛岡戦は1-3の完敗。調整過程が順調に見えていただけに意外な低調だった。前週に試合がなかった影響があったかもしれない。「ゲームへの入りが悪かった。勝ち続けるのは難しい」と安達亮監督は話す。仕切り直しの今節に期待しよう。
今週は3失点したことを重くみて守備のチェックに時間を割いた。ハードなトレーニングが続いたため、28日をオフにして休養にあてた。週末に試合が控えるにもかかわらず週半ばにオフを挟むのは安達体制になって2度目のこと。「トレーニングの中身を濃くしていくべき」との考えに基づいている。
指揮官が選手に求めているものとして「集中力」がある。選手自身で自らのスイッチを入れ、ここぞという場面で爆発的な力を発揮する。過去に接してきた外国人選手から感じた、そのような凄みが日本人選手には不足しているという。
今週のようなメリハリをつけた練習のスケジューリングも、プレーに対する集中力を高めていこうという、意識改革の一環に違いない。
群馬はアウェイで予定していた前節のG大阪U-23戦が、地震の影響で中止になった。2週前の第14節は沼津に0-2で敗れており、カターレと同様に勝利による連敗阻止が今節の目標になる。
昨季5勝5分32敗でJ2の最下位になり、今季からJ3で戦う。開幕から1勝1分3敗と苦しんだが、第7節から沼津に敗れるまで4勝3分の7戦負けなしをマークした。上位と差のない10位につけて浮上の機会をうかがっている。
今季から元市立船橋高監督、元U-19日本代表監督の布啓一郎氏が指揮を執る。Jクラブの監督は初めて。同高草創期の選手であるカターレの安達監督とは師弟対決となる。安達監督は「今の自分があるのは布さんのおかげ。楽しみだし、うれしい。期するものはある。なんとかして勝って富山に帰ってきたい」と話す。
※「サッカーキング」に2人のエピソードを記した以下のコラムが掲載されています。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180629/785031.html?cx_top=newarrival
群馬のフォーメーションはカターレと同じ[3-4-2-1]。沼津戦はパスをつなぎながら攻めていたが、後半途中からFW大久保哲哉、富山第一高OBのFW高橋駿太が入ると高さとスピードを生かした縦に速い攻撃が増えた。対戦チームの出方や、味方選手の特徴に合わせて戦い方を調整しているようだ。ボランチの風間宏希が組み立ての中心になっている。
ここまで14得点・14失点(カターレ19得点・27失点)。得点はやや伸び悩んでいるが、攻守のバランスをとりながら堅実に進めているのだろう。
カターレでプレーしたDF舩津徹也が今季からキャプテンを務めている。同じくFW大島康樹が第11節・F東京U-23戦でハットトリックを達成し、チームトップの4得点を挙げている。熊本、カターレを経て4季ぶりに群馬に戻り背番号10を託されたFW平繁龍一は今季まだ4試合の出場にとどまっている。
昨季J2の強敵を倒して夏の戦いに弾みをつけたい。
前節の盛岡戦は1-3の完敗。調整過程が順調に見えていただけに意外な低調だった。前週に試合がなかった影響があったかもしれない。「ゲームへの入りが悪かった。勝ち続けるのは難しい」と安達亮監督は話す。仕切り直しの今節に期待しよう。
今週は3失点したことを重くみて守備のチェックに時間を割いた。ハードなトレーニングが続いたため、28日をオフにして休養にあてた。週末に試合が控えるにもかかわらず週半ばにオフを挟むのは安達体制になって2度目のこと。「トレーニングの中身を濃くしていくべき」との考えに基づいている。
指揮官が選手に求めているものとして「集中力」がある。選手自身で自らのスイッチを入れ、ここぞという場面で爆発的な力を発揮する。過去に接してきた外国人選手から感じた、そのような凄みが日本人選手には不足しているという。
今週のようなメリハリをつけた練習のスケジューリングも、プレーに対する集中力を高めていこうという、意識改革の一環に違いない。
群馬はアウェイで予定していた前節のG大阪U-23戦が、地震の影響で中止になった。2週前の第14節は沼津に0-2で敗れており、カターレと同様に勝利による連敗阻止が今節の目標になる。
昨季5勝5分32敗でJ2の最下位になり、今季からJ3で戦う。開幕から1勝1分3敗と苦しんだが、第7節から沼津に敗れるまで4勝3分の7戦負けなしをマークした。上位と差のない10位につけて浮上の機会をうかがっている。
今季から元市立船橋高監督、元U-19日本代表監督の布啓一郎氏が指揮を執る。Jクラブの監督は初めて。同高草創期の選手であるカターレの安達監督とは師弟対決となる。安達監督は「今の自分があるのは布さんのおかげ。楽しみだし、うれしい。期するものはある。なんとかして勝って富山に帰ってきたい」と話す。
※「サッカーキング」に2人のエピソードを記した以下のコラムが掲載されています。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180629/785031.html?cx_top=newarrival
群馬のフォーメーションはカターレと同じ[3-4-2-1]。沼津戦はパスをつなぎながら攻めていたが、後半途中からFW大久保哲哉、富山第一高OBのFW高橋駿太が入ると高さとスピードを生かした縦に速い攻撃が増えた。対戦チームの出方や、味方選手の特徴に合わせて戦い方を調整しているようだ。ボランチの風間宏希が組み立ての中心になっている。
ここまで14得点・14失点(カターレ19得点・27失点)。得点はやや伸び悩んでいるが、攻守のバランスをとりながら堅実に進めているのだろう。
カターレでプレーしたDF舩津徹也が今季からキャプテンを務めている。同じくFW大島康樹が第11節・F東京U-23戦でハットトリックを達成し、チームトップの4得点を挙げている。熊本、カターレを経て4季ぶりに群馬に戻り背番号10を託されたFW平繁龍一は今季まだ4試合の出場にとどまっている。
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