天皇杯2回戦 東京V×富山 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑内容を追加
- 2018/06/06
- 22:17
★質疑内容を追加しました
●富山・安達亮監督
最後に残念な負け方をしたが、選手は今できることを一生懸命にやってくれた。ただし勝つためには何かが足りないので、そこをしっかり埋めていきたいと思う。良い試合をする自信はあったが、結果を勝ちにもっていくのは非常に難しいなと思った。
良い意味にこの結果を捉えるなら、きょう勝ったりするとクラブ全体が「これでいける」とか、勘違いをしてしまいかねない。我々はまだクラブ力を上げていかないとJ3から抜け出せないと思っている。わたしが就任してから公式戦で4連勝していたが、今回は良い薬をいただいた。わたしだけでなくクラブ全体として「このままではいけない」と感じてもらって今後もさらにチーム力だけではなく、クラブ力も上げて戦っていきたい。
Q:今回のゲームで明らかになった課題をいくつか挙げてほしい。
ひとつは選手層の薄さ。交代選手にパワーのある選手が必要だなと思った。あとは選手層の薄さをなんとかするなら、選手一人ひとりのレベルを上げなければならない。今はそっちのほうがトレーニングの中でも重要なウエートを占めている。
戦術的なことの飲み込みは非常に早くて、リーグ戦後の2日間はほとんど練習していなかったがミーティングと映像を見ることで、きょうぐらいのゲームはできる。やろうとしていることを頭の中で理解していても、単純なパスミスやコントロールミス、1対1の対応で個人の足りないところが目立ってしまった。そこを今の選手が変わるのか、それともプロの世界なので選手を入れ替えなければならないのか。そこを見極めて、クラブとも話しながら、チーム力、クラブ力を上げていきたい。
Q:ゲームプラン通りに進めることができたと捉えてよいか。
前半の2失点は本当に余計な失点だったが、相手の守備やピッチ状態の良さを考えてある程度ボールを保持できる自信はあった。よってプラン通りではあったが、最終ラインを割るところで、スルーパスが何本も通りそうなシーンがあったが通せなかったり、タイミングが悪かったりした。攻撃のラスト3分の1で仕留める、点を取りにいくことができなかった。
Q:東京Vと対戦してみての印象は。
グラウンドを広く使ってボールを動かしたいチームだと捉えていた。最後にきちんと点を取って勝つこところは、昨季のJ2上位で、勝負に徹することができるから。そのへんはさすがだなと思った。わたしの指導者歴も20数年になるが、良い試合をすると自分の教え子にやられることが多い。きょうも長崎時代に指導した李栄直選手に(2、3点目を決められ)やられてしまった(苦笑)。そんなところなのかな。余計なところで恩返しをされたなぁと。そういう印象です。
Q:前からプレスをかけてボールを奪うシーンが多くあった。課題である守備面の改善が感じられたが、監督はどう感じたか。
よかったと思う。アグレッシブに前からいってくれた。ミーティングと少しのトレーニングしかできなかったが彼らが積極的にやってくれた。ただ、前からのプレスを東京Vが受けてくれた感はある。少し長いボールを入れたり、1つ飛ばして林にぶつけられたりしたほうが嫌だった。相手のパスまわしが各駅停車だったのではめやすく、前から圧力をかけやすかったのだと思う。そういうふうにしてくるなら前から狙っていこう、とは伝えていた。
今まではどうしても5バックのままで(相手の攻撃を)受けてしまうことが多かった。本来は[3-4-3]なんだぞとは何度も言った。「5」で受けるのではなく、ワイドは前にでていってよいと。それでも後ろは「3」にプラスして逆サイドの選手が絞れば4枚はいるのだからと。先週ぐらいから、さんざんそう言っていた。それが何回かはできたかなと思う。
そこを出ていく勇気をもってもらいたい。以前も最初はそうしていたらしいが、だんだん負けが込んできて後ろに重くなっていたようだ。そこがきょうはすごく改善できたかな。それがやりやすい相手だったからもある。J3だとそこを飛ばしてアバウトなボールをどんどん入れてくるチームもあるので、下げられてしまうシーンもあるだろう。
●富山・安達亮監督
最後に残念な負け方をしたが、選手は今できることを一生懸命にやってくれた。ただし勝つためには何かが足りないので、そこをしっかり埋めていきたいと思う。良い試合をする自信はあったが、結果を勝ちにもっていくのは非常に難しいなと思った。
良い意味にこの結果を捉えるなら、きょう勝ったりするとクラブ全体が「これでいける」とか、勘違いをしてしまいかねない。我々はまだクラブ力を上げていかないとJ3から抜け出せないと思っている。わたしが就任してから公式戦で4連勝していたが、今回は良い薬をいただいた。わたしだけでなくクラブ全体として「このままではいけない」と感じてもらって今後もさらにチーム力だけではなく、クラブ力も上げて戦っていきたい。
Q:今回のゲームで明らかになった課題をいくつか挙げてほしい。
ひとつは選手層の薄さ。交代選手にパワーのある選手が必要だなと思った。あとは選手層の薄さをなんとかするなら、選手一人ひとりのレベルを上げなければならない。今はそっちのほうがトレーニングの中でも重要なウエートを占めている。
戦術的なことの飲み込みは非常に早くて、リーグ戦後の2日間はほとんど練習していなかったがミーティングと映像を見ることで、きょうぐらいのゲームはできる。やろうとしていることを頭の中で理解していても、単純なパスミスやコントロールミス、1対1の対応で個人の足りないところが目立ってしまった。そこを今の選手が変わるのか、それともプロの世界なので選手を入れ替えなければならないのか。そこを見極めて、クラブとも話しながら、チーム力、クラブ力を上げていきたい。
Q:ゲームプラン通りに進めることができたと捉えてよいか。
前半の2失点は本当に余計な失点だったが、相手の守備やピッチ状態の良さを考えてある程度ボールを保持できる自信はあった。よってプラン通りではあったが、最終ラインを割るところで、スルーパスが何本も通りそうなシーンがあったが通せなかったり、タイミングが悪かったりした。攻撃のラスト3分の1で仕留める、点を取りにいくことができなかった。
Q:東京Vと対戦してみての印象は。
グラウンドを広く使ってボールを動かしたいチームだと捉えていた。最後にきちんと点を取って勝つこところは、昨季のJ2上位で、勝負に徹することができるから。そのへんはさすがだなと思った。わたしの指導者歴も20数年になるが、良い試合をすると自分の教え子にやられることが多い。きょうも長崎時代に指導した李栄直選手に(2、3点目を決められ)やられてしまった(苦笑)。そんなところなのかな。余計なところで恩返しをされたなぁと。そういう印象です。
Q:前からプレスをかけてボールを奪うシーンが多くあった。課題である守備面の改善が感じられたが、監督はどう感じたか。
よかったと思う。アグレッシブに前からいってくれた。ミーティングと少しのトレーニングしかできなかったが彼らが積極的にやってくれた。ただ、前からのプレスを東京Vが受けてくれた感はある。少し長いボールを入れたり、1つ飛ばして林にぶつけられたりしたほうが嫌だった。相手のパスまわしが各駅停車だったのではめやすく、前から圧力をかけやすかったのだと思う。そういうふうにしてくるなら前から狙っていこう、とは伝えていた。
今まではどうしても5バックのままで(相手の攻撃を)受けてしまうことが多かった。本来は[3-4-3]なんだぞとは何度も言った。「5」で受けるのではなく、ワイドは前にでていってよいと。それでも後ろは「3」にプラスして逆サイドの選手が絞れば4枚はいるのだからと。先週ぐらいから、さんざんそう言っていた。それが何回かはできたかなと思う。
そこを出ていく勇気をもってもらいたい。以前も最初はそうしていたらしいが、だんだん負けが込んできて後ろに重くなっていたようだ。そこがきょうはすごく改善できたかな。それがやりやすい相手だったからもある。J3だとそこを飛ばしてアバウトなボールをどんどん入れてくるチームもあるので、下げられてしまうシーンもあるだろう。
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